石原慎太郎知事が、小沢一郎元代表の「無罪判決」に不快感、橋下徹市長の「維新政治塾」も沈没の恐れ

2012年04月29日 01時29分49秒 | 政治
◆東京都の石原慎太郎知事は、小沢一郎元代表が「無罪判決」を受けたことに異常なほど不快感を抱いている。その心情が4月27日の記者会見で露骨に爆発していた。
 朝日新聞は4月28日付朝刊「4面」でこう伝えている。
―転載開始―
 (石原新党について)私は亀井(静香)君に、新党も必要だろうが、ちょっとでも小沢(一郎氏)の影が差してくるような話には乗らないと言っている。晩節汚すしね。小沢君と亀井君が色々行き来しているのは知ってますから。今度の判決は無罪と言ったって、限りなく黒に近い灰色だから。これを白と言えるかね。国民だってそっぽ向きますよ。(記者会見で)
―転載終了―

 石原慎太郎知事は、おそらく小沢一郎元代表は「有罪判決を受ける」と踏んでいたのであろう。有罪になれば、小沢一郎元代表は、小沢派ともども、民主党には居られない。自ら離党していくか、民主党から除名されて、追い出されるかの二者択一を否応なく迫られるのは、必定と予測していた。民主党から出てきたら、小沢一郎元代表ら1党と手を組むことができる。これを見越して、石原慎太郎知事の弟分・亀井静香前国民新党代表と森喜朗元首相(むかし石原慎太郎知事とともに自民党の「青嵐会」の同志)が、水面下で工作していた。工作対象は、民主党の小沢派、たちあがれ日本(平沼赳夫代表)、みんなの党(渡辺喜美代表)、そして、「大阪維新の会」(代表=大阪市の橋下徹市長)らであり、これらを大同団結させようと目論んでいた。
 ところが、小沢一郎元代表の「無罪判決」が出て、事態が急変した。何と、小沢一郎元代表のバックに米国最大財閥のジョン・デビッドソン・ロックフェラー4世と欧州ロスチャイルド財閥総帥のジェイコブ・ロスチャイルドがついているからだ。
 ワシントンで開催された「全米さくら祭り」(現地時間4月13日=日本時間4月14日)に出席した石原慎太郎知事は、米欧の支配構造の変化に、さぞかし気づかされたことであろう。ここでカート・キャンベル国務次官補と会って、米軍横田基地の共同使用問題のほか日本の政局についても意見を交換した。
 自分は、共和党系のシンクタンクである「ヘリテイジ財団」で講演したものの、最大のスポンサーであったディビッド・ロックフェラーは失脚してしまっており、見る影もない。
帰国してこの変化の意味が次第にわかってきたと思われる。
◆小沢一郎元代表は、「無罪判決」を受けて、「総理大臣」に意欲満々なところを示している。この5月24日に70歳となる小沢一郎元代表が、首相に就任すると、現在79歳の石原慎太郎知事が首相になる道は、極めて険しくなってくる。これが4月27日の記者会見での不快発言に表れたのだ。要するに、もはや出番はないということである。
 もっと言えば、石原新党結党も怪しくなってきている。というのは、小沢一郎元代表が、総理大臣を目指して驀進してくれば、亀井静香前代表も、これに乗った方が、得策だと考えるからである。
 ウォール・ストリート・ジャーナルは4月 28日午後8時52分、「小沢氏『内閣は原点忘れてる』=無罪判決には言及せず」という見出しをつけて、以下のように配信している。
 「民主党の小沢一郎元代表は28日、栃木県真岡市で開かれた同党衆院議員のパーティーであいさつし、野田佳彦首相の政権運営に関し『(政権交代の)原点、初心をわれわれの内閣はややもすれば、なおざりにして忘れてしまっている』と強く批判した。首相が消費増税関連法案の成立を急いでいることなどを念頭に、対決姿勢を改めて鮮明にした。小沢氏が自らの資金管理団体をめぐる事件で東京地裁の無罪判決を受けた後、公の場で発言するのは初めて。ただ、判決については何も言及しなかった。[時事通信社]」
 小沢一郎元代表は、9月に行われる民主党代表選挙、首班指名、2013年夏の次期総選挙と参院議員選挙を念頭に、すでに動き出しているのである。だれかにお膳立てしてもらい、勝利を確信しなければ立ち上がらない石原慎太郎知事とは大違いである。
 この結果、小沢一郎元代表は、離党・新党結党して、大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会」との連携などを想定していたこれまでの戦略を白紙に戻して、民主党独自で安定政権を築く戦略に立ち返ることができる。
 米国CIAは、橋下徹市長を切り捨て、小沢一郎元代表に期待することを決めているといい、これを受けて、日本の政局は、ガラリと一変、これから橋下徹市長に関するダーティ情報を摘出して糾弾するネガティブ・キャンペーンが始まるのだという。

※お知らせ
昨日の日刊ゲンダイにコメントが掲載されました。ご一読下さい。
小沢報道は全部ウソだったと謝罪の必要

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
オバマ政権のカート・キャンベル国務次官補が、土壇場で「有罪判決」を「無罪判決」に書き換えさせ、小沢一郎元代表を救うとの約束を果たし、いよいよ総理大臣に押し上げる

◆〔特別情報①〕
 「たけぞおおおさかせかいいち」さんから、次のような質問を受け取りました。
「板垣氏は、事前には小沢氏の有罪はほぼ免れないと書かれていましたが、それはどのような情報に基づいていたのか。最高検は3月、小沢氏に『司法取引』を申し込んできていると書かれているが誰から誰に申し込んだのか、そしてその具体的な内容は。カート・キャンベル国務次官補の決定権・権限はいかほどのものか小沢氏を無罪にするという決定は誰が決定したことなのか。また、そのことについてジョン・デビッドソン・ロックフェラー4世及びオバマ大統領は事前に了承していたのか。否、そんな属国の瑣末事項(?)は事前に了承しておくほどのものではないためそのような手続きは経ていないのか。ご教示ください。よろしくおねがいいたします」
 回答は、以下の通りです。

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