日米留学生をいかにして増やすかの会議開催、果たして会議だけで増えるのか疑問山積

2012年04月11日 00時30分08秒 | 政治
第25回日米文化交流会議(カルコン)が4月10日、三菱財閥の迎賓館「開東閣」(東京都港区高輪4の25の33)旧岩崎家高輪別邸(JR品川駅から徒歩15分。1万1200坪、一般公開はされていない)で開催された。


 高輪・御殿山にある三菱開東閣は、岩崎弥之助が伊藤博文から購入した土地に、ジョサイア・コンドル設計の洋館を建て、「高輪本邸」と呼ばれていた。ただし、岩崎弥之助は完成を見ることなく、他界している。
かつて、私が毎日新聞記者で建設省を担当していた折、「開東閣」を見学させて頂く機会に恵まれた。あれから約27年、第25回日米文化交流会議が行われると聞き、懐かしい思いで取材に赴いた。
 品川駅の高輪口を出て国道15号線を左へ向かうと、やがて石垣が見えてくる。道表示や看板などはないが、長く続く石垣の存在感が「開東閣」であることを思わせる。




国道15号線から都317号(ソニー通り)へ石垣の角を曲がり、緩やかな傾斜になった道を進んでいくと、ようやく「開東閣」の門が現れてくる。普段、外界を寄せ付けないかのごとく閉ざされた門も、この日は広く開けられ開放的である。懐かしい思いとともに、一歩足を踏み入れると、昔感じた印象と同じ、都会の喧騒をまったく感じさせない空気が広がっている。
 正門から建物まで、木々に囲まれたなだらかな上り坂が続く。庭越しにかすかに見える「開東閣」建物の側面が、また美しい。
 ジョサイア・コンドルが設計し、4年超をかけて1908年に完成した「開東閣」は、エリザベス様式の洋館(地上3階地下1階、延床面積約1000坪)である。




 そんなことを考えながら、ゆったりと歩いていると、後ろから大きな車の音がして、一瞬にして異空間の静かな空気が一変した。追い越していったのは、黄色い観光バスであった。なんとも、そこの空気に似つかわしくない強烈なバスの黄色を見送りながら、観光客も入れるようになったのだろうかと不思議に思っていると、バスの窓からは外国人の顔がズラリと見えるではないか。ちょうど私たちが、正面玄関に着く頃、バスの中から乗客が降りてきていた。その先頭には、なんとイケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長。原子力潜水艦のイメージが焼きついている私にとっては、黄色い観光バスとの組み合わせが、なんとも不釣合いで微笑ましくも感じられた。




会議そのものは非公開だったが、開会の挨拶は写真撮影は可能ということで、カメラ席に通される。ちょうど、カメラ席の右横がドリンクバーになっており、各自セルフサービスで飲み物などを席に持っていくようになっている。ちなみに画像の左でコーヒーを注いでいるのは、イケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長である。







会場「光」席次図
※図をクリツクすると大きい画像でご覧になれます。


米政府を代表してスピーチをするルース駐日大使。
やたらと「東日本大震災」発生直後、米国が、「トモダチ作戦」と称して「航空母艦」ロナルド・レーガン以下艦隊を派遣したことを強調するルース駐日大使だが、日本人の大半、とくに政治家は、ほとんど、「トモダチ作戦」という言葉すら忘れているので、空しく響いていた。


この会議の米国側の仕掛け人、かつ黒子の米国CIA対日工作担当者であるマイケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長。
ここでは、米側の副委員長として、午後からの「SessionⅣ:Grass Roots Exchange」でモデレーターを担当した。
 日本人の米国CIA要員養成には、できるだけ多くの日本の若者たちを米国留学させたいマイケル・グリーン日本部長は、真剣そのものの表情だ。しかし、日本の若者たちは、「1%の金持ち、99%の貧乏人」という極度の貧富の格差、銃社会、戦争好き国家などに幻滅。「アメリカン・バッド・ドリーム社会」に魅力を感じていない。それどころか、米国の衰亡を予感している。このため、日本での安全幸福な生活に安住して、米国留学にほとんど無関心。
 「秋入学」「学費免除」をしたところで、ASEAN諸国の若者でさえ、日本への留学は、敬遠している。米国の若者は、東大はじめ日本の大学の学問的業績の少なさを感じており、日本への留学を考えもしていない。


NHKニュース
「日米有識者“留学しやすい制度を”」


※画像の転載をお断りいたします。

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