遅くなりましたが11月30日に茨城県ひたちなか市で開催されたバイクナビひたちなか秋エンデューロに出たのでレポートします。
1.エントリー
今シーズンは6月のアイアインマン・ジャパンでレース終了。
けど、このまま来シーズンのアイアンマンを迎えるとレース間隔が空き過ぎで感覚が鈍ってしまう。
スイムは泳いでる間に目が覚めればいい?ので除外。
ランは秋~春がシーズンなので、まだ考えなくていい。
バイクは秋で終わり、来シーズンは春から。
けど来年もアジアのアイアンマンはシーズン前半で終わってしまうので、春にバイクを仕上げたのでは遅い。
なので今シーズン中にレースに出ようと思ったものの、ツールドおきなわも富士チャレンジ200kmも、速攻締切で出遅れ。
そこに某自転車雑誌でこのレースを知りエントリー。
距離で走るエンデューロだと何周すればいいか?気になりますが、時間で走ればいいのは気が楽ですね。
2.練習
以前富士200kmに出た時はバイクに特化して練習しましたが、今回は週末ロングと通勤バイク、たまにエアロバイクで普段とほぼ同じ。
但し周回コースを想定し、週末ロングは松輪周回で追い込み練習に特化しました。
3.race day
今回は3時間ソロに出るワンボランチのトリちゃんと遠征。
土曜の夜出発し、常磐道 友部SAで車中泊。
朝、会場で湘南レーシングチームの皆さんと合流し、荷物を預かってもらいました。
会場は自動車安全運転センター安全運転中央研修所内 中低速周回路コース(4.3km/LAP)で、ストレート、連続コーナー、ヘアピン、緩いアップダウンが織り交ざったコース。
レース前の試走がルールで決まっているが、準備に時間がかかり1周のみ。
日陰は一昨日降った雨で路面がぬれており、落ち葉も相まって序盤はスリップに注意な状態。
8:30に3時間ソロ&チーム、7時間ソロ&チームの2グループに分かれ、オートバイの先導でパレード走行で1周目途中からローリングスタート。
遅めにスタート地点に行ったのでスタート位置は半分やや後ろ、ちと失敗。
序盤数周は渋滞で、3年ぶりのロードレースの感覚を取り戻すのに苦労。
1時間位経過、ようやく自分の走りが出来るようになってきたが、いつの間にか集団利用せず単独走になっていたことに気づく。
あかんで~TTじゃあらへん、ロードレースやで。
集団見つけて上手く利用せなあきまへん。
この頃早くも先頭集団にラップされる。
アイヤ~、こんな早うラップされたんぢゃ何周ラップされるか判らんがな。
2時間位経過、ようやく自分のペースに近い集団に出会い合流。
3時間組主導の集団につけると、37km/h前後で巡航できるが、7時間を考えるとちょっとオーバーペースか?
えらくなってきたところで集団離脱し、次の集団を探すを繰り返す。
ウチが26インチちゅうこともあるんやけど、総じて登りに強い選手は少ない様で、殆ど途中の8%登りで前に出て、バックストレート辺りまで前を引く感じ。
3時間経過、3時間組が消えるとコース上は一変。
選手は激減しポツンポツンとダラダラ走っているのが散見されるだけ。
一気にレーススピードが落ち、全く別のレースの様相。
そう、アイアンマンのバイクパートそのものみたいな感じに。
集団も見つからずしばらく単独走。
4時間経過、ようやく同じペースの選手2人発見。先頭交代を繰り返しながら周回を重ねる。序盤オーバーペース気味だったので、この集団を利用して上手くリカバリーすることに専念。
5時間経過、先の2人のうち1人がパンクで離脱。
この頃から冷えてきてトイレに行きたい感&腹持ちのいいものが食べたくてピットインしたいな~って感がしてきたが、2人で競い合いながらペース維持できてるのでここで離脱したくない。我慢のライド。
徐々に似たようなペースの輩が集まってきて7,8人の集団になる。
段々この集団のままゴールまで行くんだろうなぁ~って感じがしてくる。
ならばゴール前の駆け引き&ゴールスプリントに備えて、脚温存しとかなきゃ。
先頭交代で前引くときには敢えてマイペースで走り、無理に脚を使わないように集団をけん制。
ラスト30分、直近のラップタイムからあと3,4周と読む。
ゴールスプリントに備え、集団の前の方に陣取る。
ラスト15分、集団の3番目に陣取っていると、前の2人が何故か空いている右側でなく、遅い集団のいる左側に強引に分け入って落車して消えた。
普通に右側をいったウチが前を引くことになり、無理せずマイペースで集団をコントロール。
残り時間からあと1,2周なので、ゴールスプリント勝負に持ち込もうとしているせいか、逃げを打つ選手も無くそのまま進行。
ここのレギュレーションは、7時間経過後にゴールを通過した時点で周回数が決まり、同一周回数の選手同士では、ゴールタイムが早い方が上位になるので、
まずは7時間経過前にいかに周回数を稼げるか?
次に同一周回数の選手同士で先着するか?がカギ。
比較的スローペースでコントロールしたせいで、ちょっとペース上げないと次の周回に入れないことになったので、バックストレートからペースアップ。
約1分半前に最終周回に入る。
結局先の2人のうちの最後まで残った1人と一騎打ち。
小刻みに先頭交替し、バックストレートから最終コーナーまで相手に先行させ後ろベタ付き。
最終コーナーを立ち上がり、緩い登りで相手が仕掛けないことをみて、得意の登りで一気にスパート。
そのままゴール前の下りももがいて5秒差をつけてゴール。
チョイ差しですがロードレースでは初めて会心のゴールスプリントができました。
時既に15時半過ぎ。ダウン走行する暇も無くコース撤収が始まってます。
ピットに戻るとトリちゃんと湘南レーシングチームの皆さんが待っており、
ぬくいおでんと豚汁、おにぎりを頂きました。
トリちゃんも3時間ソロを完走、
湘南レーシングチームさんも3時間ママチャリ優勝、
7時間チーム混合で3位と素晴しい成績でした。
でウチは…
何と7時間ロードソロ男性総合8位
53周 トップから5周遅れ 平均32.07km/h ベストラップ7:18:95
しかし…
上位11位まで、みんなベストラップ6分台なのに、ウチだけ7分台…。
なんちゅう華の無いアベレージヒッターやねん…。
優勝はハワイ常連の濱ちゃんでしたが5周差つけられました…。
この差をつめないとハワイは見えてこないぞ~。
今回のバイク
プロジェクトM26インチ
D/A7700系+アルテグラ6500系 コンパチブル
Zipp MID-V 26インチ F18H+アカマツナローハブ18H R24H+アカマツ24H
ビットリア コルサCX26インチ20mm
ITM pro225 400mm
フィジーク アリオネ
今回の補給食
パワーバー プロテインバー2本(ホントは普通のパワーバーにしたかったんだけど、買いに行けなくて家にあったプロテインバーで間に合わせ)
かんころもち1本
パワージェル トロピカルフルーツ2個、梅2個
GOO チョコ1個
乾燥梅干7,8個
1.エントリー
今シーズンは6月のアイアインマン・ジャパンでレース終了。
けど、このまま来シーズンのアイアンマンを迎えるとレース間隔が空き過ぎで感覚が鈍ってしまう。
スイムは泳いでる間に目が覚めればいい?ので除外。
ランは秋~春がシーズンなので、まだ考えなくていい。
バイクは秋で終わり、来シーズンは春から。
けど来年もアジアのアイアンマンはシーズン前半で終わってしまうので、春にバイクを仕上げたのでは遅い。
なので今シーズン中にレースに出ようと思ったものの、ツールドおきなわも富士チャレンジ200kmも、速攻締切で出遅れ。
そこに某自転車雑誌でこのレースを知りエントリー。
距離で走るエンデューロだと何周すればいいか?気になりますが、時間で走ればいいのは気が楽ですね。
2.練習
以前富士200kmに出た時はバイクに特化して練習しましたが、今回は週末ロングと通勤バイク、たまにエアロバイクで普段とほぼ同じ。
但し周回コースを想定し、週末ロングは松輪周回で追い込み練習に特化しました。
3.race day
今回は3時間ソロに出るワンボランチのトリちゃんと遠征。
土曜の夜出発し、常磐道 友部SAで車中泊。
朝、会場で湘南レーシングチームの皆さんと合流し、荷物を預かってもらいました。
会場は自動車安全運転センター安全運転中央研修所内 中低速周回路コース(4.3km/LAP)で、ストレート、連続コーナー、ヘアピン、緩いアップダウンが織り交ざったコース。
レース前の試走がルールで決まっているが、準備に時間がかかり1周のみ。
日陰は一昨日降った雨で路面がぬれており、落ち葉も相まって序盤はスリップに注意な状態。
8:30に3時間ソロ&チーム、7時間ソロ&チームの2グループに分かれ、オートバイの先導でパレード走行で1周目途中からローリングスタート。
遅めにスタート地点に行ったのでスタート位置は半分やや後ろ、ちと失敗。
序盤数周は渋滞で、3年ぶりのロードレースの感覚を取り戻すのに苦労。
1時間位経過、ようやく自分の走りが出来るようになってきたが、いつの間にか集団利用せず単独走になっていたことに気づく。
あかんで~TTじゃあらへん、ロードレースやで。
集団見つけて上手く利用せなあきまへん。
この頃早くも先頭集団にラップされる。
アイヤ~、こんな早うラップされたんぢゃ何周ラップされるか判らんがな。
2時間位経過、ようやく自分のペースに近い集団に出会い合流。
3時間組主導の集団につけると、37km/h前後で巡航できるが、7時間を考えるとちょっとオーバーペースか?
えらくなってきたところで集団離脱し、次の集団を探すを繰り返す。
ウチが26インチちゅうこともあるんやけど、総じて登りに強い選手は少ない様で、殆ど途中の8%登りで前に出て、バックストレート辺りまで前を引く感じ。
3時間経過、3時間組が消えるとコース上は一変。
選手は激減しポツンポツンとダラダラ走っているのが散見されるだけ。
一気にレーススピードが落ち、全く別のレースの様相。
そう、アイアンマンのバイクパートそのものみたいな感じに。
集団も見つからずしばらく単独走。
4時間経過、ようやく同じペースの選手2人発見。先頭交代を繰り返しながら周回を重ねる。序盤オーバーペース気味だったので、この集団を利用して上手くリカバリーすることに専念。
5時間経過、先の2人のうち1人がパンクで離脱。
この頃から冷えてきてトイレに行きたい感&腹持ちのいいものが食べたくてピットインしたいな~って感がしてきたが、2人で競い合いながらペース維持できてるのでここで離脱したくない。我慢のライド。
徐々に似たようなペースの輩が集まってきて7,8人の集団になる。
段々この集団のままゴールまで行くんだろうなぁ~って感じがしてくる。
ならばゴール前の駆け引き&ゴールスプリントに備えて、脚温存しとかなきゃ。
先頭交代で前引くときには敢えてマイペースで走り、無理に脚を使わないように集団をけん制。
ラスト30分、直近のラップタイムからあと3,4周と読む。
ゴールスプリントに備え、集団の前の方に陣取る。
ラスト15分、集団の3番目に陣取っていると、前の2人が何故か空いている右側でなく、遅い集団のいる左側に強引に分け入って落車して消えた。
普通に右側をいったウチが前を引くことになり、無理せずマイペースで集団をコントロール。
残り時間からあと1,2周なので、ゴールスプリント勝負に持ち込もうとしているせいか、逃げを打つ選手も無くそのまま進行。
ここのレギュレーションは、7時間経過後にゴールを通過した時点で周回数が決まり、同一周回数の選手同士では、ゴールタイムが早い方が上位になるので、
まずは7時間経過前にいかに周回数を稼げるか?
次に同一周回数の選手同士で先着するか?がカギ。
比較的スローペースでコントロールしたせいで、ちょっとペース上げないと次の周回に入れないことになったので、バックストレートからペースアップ。
約1分半前に最終周回に入る。
結局先の2人のうちの最後まで残った1人と一騎打ち。
小刻みに先頭交替し、バックストレートから最終コーナーまで相手に先行させ後ろベタ付き。
最終コーナーを立ち上がり、緩い登りで相手が仕掛けないことをみて、得意の登りで一気にスパート。
そのままゴール前の下りももがいて5秒差をつけてゴール。
チョイ差しですがロードレースでは初めて会心のゴールスプリントができました。
時既に15時半過ぎ。ダウン走行する暇も無くコース撤収が始まってます。
ピットに戻るとトリちゃんと湘南レーシングチームの皆さんが待っており、
ぬくいおでんと豚汁、おにぎりを頂きました。
トリちゃんも3時間ソロを完走、
湘南レーシングチームさんも3時間ママチャリ優勝、
7時間チーム混合で3位と素晴しい成績でした。
でウチは…
何と7時間ロードソロ男性総合8位
53周 トップから5周遅れ 平均32.07km/h ベストラップ7:18:95
しかし…
上位11位まで、みんなベストラップ6分台なのに、ウチだけ7分台…。
なんちゅう華の無いアベレージヒッターやねん…。
優勝はハワイ常連の濱ちゃんでしたが5周差つけられました…。
この差をつめないとハワイは見えてこないぞ~。
今回のバイク
プロジェクトM26インチ
D/A7700系+アルテグラ6500系 コンパチブル
Zipp MID-V 26インチ F18H+アカマツナローハブ18H R24H+アカマツ24H
ビットリア コルサCX26インチ20mm
ITM pro225 400mm
フィジーク アリオネ
今回の補給食
パワーバー プロテインバー2本(ホントは普通のパワーバーにしたかったんだけど、買いに行けなくて家にあったプロテインバーで間に合わせ)
かんころもち1本
パワージェル トロピカルフルーツ2個、梅2個
GOO チョコ1個
乾燥梅干7,8個