2014年大晦日。今日も穏やかな良いお天気だ。今年も過ぎて見ればあっという間ではあったけれど、それでも、ざっと書き記してみても本当に色々なことがあった。そして、なんともよく動き回っている。
1月。息子のセンター試験直後からゼローダ・タイケルブに薬をチェンジ。10日間で3kg痩せるほどの酷い下痢で、食事が殆ど摂れなくなった。手足症候群も酷く、手指も足の裏も真っ赤に腫れあがって熱を持ち、僅か10日で即刻休薬することに。
2月。息子の受験の合間を縫って、離島で行われた“ヨガリトリートの旅”に生まれて初めて一人で参加。憧れのインストラクターにもお会い出来、すっかりヨガの魅力に魅せられるとともに、なんとも癒された。
タイケルブは、一時休薬の後1錠から再スタートし、2錠で継続。ゼローダは完全に中止。
3月。息子の進学先がなんと想定外の京都に決まる。いきなりの引っ越しやら何やらで、京都を何往復もすることになった。タイケルブの副作用で足指の爪囲炎が悪化、膿んで靴が履けなくなり、2か月にわたって抗生剤服用、皮膚科のお世話になった。
4月。息子の入学式とその後の様子見で京都を往復しつつ、夫と18年ぶりの2人暮らしがスタート。以降、毎月のように京都を往復することになる。
タイケルブ2錠で継続出来そうなほど体調が安定してくる。
九州まで、ブログで知り合ったお友達のお見舞いへ。残念ながら彼女は10日後に逝かれる。
5月。連休でも帰省しない息子を訪ねて京都を往復。患者会春の大会で再発患者の一人としてパネルディスカッションに登壇。月末には再度九州まで、講演会と亡くなった方のお参りに伺う。息子が混声合唱団に正式に入団したと聞き、驚かされる。
6月。母を連れて息子の下宿先や大学を訪れながら、母娘で初めての京都観光。
7月。ヨガリトリートの旅、第二弾に参加。携帯の電波も届かない高原で、沢山のヨギーニとお友達になる。
8月。久し振りのCT撮影。タイケルブ単剤でも奏功が確認されたため、治療続行。ただし骨転移増悪のため、ランマーク開始。4月に亡くなったお友達のお子様たちを、息子と2人で京都案内旅行。
9月。夏休みでも帰省しない息子を連れ帰るために、家族で関西旅行。大阪と奈良を精力的に回る。初めて帰省した息子は、お友達との再会などで家でのんびりする間もなくとんぼ返り。月末には義母一周忌の為、夫の郷里に帰省。
10月。2年ぶり、5回目のホームカミングデーで合唱のステージに乗る。今年はJAZZ MASSに苦戦。患者会の秋の大会で、再発患者の一人として再び登壇。別の患者会通信で「再発しても今まで通り生きるために」の原稿を書かせて頂く。
11月。紅葉にはちょっぴり早かったけれど、息子を訪ねて9度目の京都往復。
12月。息子の初めての定期演奏会の為、今年10度目の京都往復。すっかり居心地良くイキイキしている姿を見て、安堵する。2回目の帰省にあわせ、温泉旅行。
と、こう書きながら実に腰を落ち着ける暇もなく、ひたすら動き回っていることに改めて驚かされる。やはり息子の巣立ちが我が家にとっての一大ニュースだろう。そして、3月からは、通院が5週間に1度という楽なペースになっていることも大きい。それは読書量の明らかな減を見ても明らかだ。今年は84冊止まりだった。昨年、一昨年は134冊、その前は194冊、それ以前は300冊を超えていたことを思うと、いかに本を読む時間=通院で点滴を受けている時間、だったのかと思い知らされる。しかもレビューもろくに書けていないのが心残りだ。
一方、映画は割とよく観た。今年は60本には届かなかったが、58本。昨年より10本多く観ている。これも観っぱなしで、なかなかレビューが書けていないのだけれど。
今年もっとも時間を使ったのは何かと考えて見ると、京都通い等で動き回っているのに加え、ヨガスタジオに通っている時間が多くなっていることだろう。今年レッスンを受けた回数を数えてみたらなんと170回を超えている。単純におよそ2日に1度通っているわけだから、我ながら大したものである。もちろん、毎日通っておられる方も沢山いらっしゃるけれど、仕事帰りに毎日・・・は今の私にはとても無理な話。それでも、治療しながらこうしてコンスタントに運動を続けられることは、本当に有難いことだ。
そして、患者仲間とのランチ会、旧友とのランチ会や講演会等々、土日に2日続けて家にいたためしがない。夫の手前、ちょっと反省・・・である。
明日からの2015年はどんな年になるのだろう。心穏やかに潔く精一杯生きていくことが出来るだろうか。もちろん、私なりに私らしく、細く長くしぶとく、がモットーであることは変わらない。
長々と書き連ねてしまいましたが、今年一年お付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。
来年もまた引き続き綴っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、来たる2015年がより健やかで実りある1年でありますことをお祈りして、今年最後の記事としたいと思います。
1月。息子のセンター試験直後からゼローダ・タイケルブに薬をチェンジ。10日間で3kg痩せるほどの酷い下痢で、食事が殆ど摂れなくなった。手足症候群も酷く、手指も足の裏も真っ赤に腫れあがって熱を持ち、僅か10日で即刻休薬することに。
2月。息子の受験の合間を縫って、離島で行われた“ヨガリトリートの旅”に生まれて初めて一人で参加。憧れのインストラクターにもお会い出来、すっかりヨガの魅力に魅せられるとともに、なんとも癒された。
タイケルブは、一時休薬の後1錠から再スタートし、2錠で継続。ゼローダは完全に中止。
3月。息子の進学先がなんと想定外の京都に決まる。いきなりの引っ越しやら何やらで、京都を何往復もすることになった。タイケルブの副作用で足指の爪囲炎が悪化、膿んで靴が履けなくなり、2か月にわたって抗生剤服用、皮膚科のお世話になった。
4月。息子の入学式とその後の様子見で京都を往復しつつ、夫と18年ぶりの2人暮らしがスタート。以降、毎月のように京都を往復することになる。
タイケルブ2錠で継続出来そうなほど体調が安定してくる。
九州まで、ブログで知り合ったお友達のお見舞いへ。残念ながら彼女は10日後に逝かれる。
5月。連休でも帰省しない息子を訪ねて京都を往復。患者会春の大会で再発患者の一人としてパネルディスカッションに登壇。月末には再度九州まで、講演会と亡くなった方のお参りに伺う。息子が混声合唱団に正式に入団したと聞き、驚かされる。
6月。母を連れて息子の下宿先や大学を訪れながら、母娘で初めての京都観光。
7月。ヨガリトリートの旅、第二弾に参加。携帯の電波も届かない高原で、沢山のヨギーニとお友達になる。
8月。久し振りのCT撮影。タイケルブ単剤でも奏功が確認されたため、治療続行。ただし骨転移増悪のため、ランマーク開始。4月に亡くなったお友達のお子様たちを、息子と2人で京都案内旅行。
9月。夏休みでも帰省しない息子を連れ帰るために、家族で関西旅行。大阪と奈良を精力的に回る。初めて帰省した息子は、お友達との再会などで家でのんびりする間もなくとんぼ返り。月末には義母一周忌の為、夫の郷里に帰省。
10月。2年ぶり、5回目のホームカミングデーで合唱のステージに乗る。今年はJAZZ MASSに苦戦。患者会の秋の大会で、再発患者の一人として再び登壇。別の患者会通信で「再発しても今まで通り生きるために」の原稿を書かせて頂く。
11月。紅葉にはちょっぴり早かったけれど、息子を訪ねて9度目の京都往復。
12月。息子の初めての定期演奏会の為、今年10度目の京都往復。すっかり居心地良くイキイキしている姿を見て、安堵する。2回目の帰省にあわせ、温泉旅行。
と、こう書きながら実に腰を落ち着ける暇もなく、ひたすら動き回っていることに改めて驚かされる。やはり息子の巣立ちが我が家にとっての一大ニュースだろう。そして、3月からは、通院が5週間に1度という楽なペースになっていることも大きい。それは読書量の明らかな減を見ても明らかだ。今年は84冊止まりだった。昨年、一昨年は134冊、その前は194冊、それ以前は300冊を超えていたことを思うと、いかに本を読む時間=通院で点滴を受けている時間、だったのかと思い知らされる。しかもレビューもろくに書けていないのが心残りだ。
一方、映画は割とよく観た。今年は60本には届かなかったが、58本。昨年より10本多く観ている。これも観っぱなしで、なかなかレビューが書けていないのだけれど。
今年もっとも時間を使ったのは何かと考えて見ると、京都通い等で動き回っているのに加え、ヨガスタジオに通っている時間が多くなっていることだろう。今年レッスンを受けた回数を数えてみたらなんと170回を超えている。単純におよそ2日に1度通っているわけだから、我ながら大したものである。もちろん、毎日通っておられる方も沢山いらっしゃるけれど、仕事帰りに毎日・・・は今の私にはとても無理な話。それでも、治療しながらこうしてコンスタントに運動を続けられることは、本当に有難いことだ。
そして、患者仲間とのランチ会、旧友とのランチ会や講演会等々、土日に2日続けて家にいたためしがない。夫の手前、ちょっと反省・・・である。
明日からの2015年はどんな年になるのだろう。心穏やかに潔く精一杯生きていくことが出来るだろうか。もちろん、私なりに私らしく、細く長くしぶとく、がモットーであることは変わらない。
長々と書き連ねてしまいましたが、今年一年お付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。
来年もまた引き続き綴っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、来たる2015年がより健やかで実りある1年でありますことをお祈りして、今年最後の記事としたいと思います。