ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.11.26 寒さにめげずドイツレクイエム、4日ぶりのヨガスタジオ

2023-11-26 22:56:50 | 合唱

 昨夜も記事アップ後は入浴してそのまま眠ればいいものを、ベッドで「実家の断捨離」を読んでしまった。今回購入した他の2冊より厚いし、内容も内容なので読み切れず。

 今朝は日曜仕様のスマホアラームが鳴る1時間前にお手洗いで目が覚める。寒い。
 ベッドにもぐりこんだまま「実家の断捨離」を読み終える。なるほど、実家の断捨離とは独立、結婚に次ぐ第3の親離れだという。色々な親子のパターンがあるが、いずれにせよ難儀であることには違いないということがよく分かる。

 読み終わってリビングに行くと、夫も起きたばかりだった様子。
 朝食の支度をしてくれるというので甘える。昨日買ったベーカリーのパンを温めて頂く。夫の郷里から取り寄せたラ・フランスや庄内柿が食べ頃である。

 昨日、現場確認をして入居の意思を明らかにしてきたサ高住の責任者の方から、約束通りの時間に電話があった。これからの手続きの流れや用意すべき書類等について情報共有する。
 内装工事が終わった段階でもう一度部屋の最終確認を行い、入居申込書を提出したら、3か月以内に引っ越しを完了しなければならない。最短で1か月後、年明け、寒い時期の引っ越しになるが、今の築半世紀を超えた木造平屋に住み続けるよりも、鉄筋コンクリート造の建物に入った方がどんなにか暖かく過ごせるだろう。
 何度も様子伺いの連絡をしていたので、気にかけてくださっていたそうだ。ご連絡が出来て良かった、と仰る。概ね1か月後に再度の連絡があるとのことで、「お待ちしています。どうかよろしくお願いいたします。」と電話を切った。

 その後、母に必要書類と今後のスケジュールについて電話連絡を終えて、出かける準備だ。
 今日は3週間ぶりのドイツレクイエムの練習だ。大学のOB・OG合唱団の今年度の活動が先日の総会で一旦終了したので、来年度の練習がスタートするまではドイツレクイエムの練習に専念出来る。

 それにしても驚くほど寒い。一昨日の最高気温は24℃、そして今日は8℃だという。出かける時、ベランダの温度計は6℃だった。記憶にある限り11月にダウンのロングコートを引っ張り出してきたのは初めてであるように思う(昨年11月の北海道旅行で着たものであるが)。この寒さで雨でも降り出したら、と気分が萎え気味だが、頑張って出かける。

 夫が買い物をしたいから、と一緒に駅まで向かう。「雨は降らないよね~」と夫に確認して折り畳み傘を持って出なかった。
 予定通りの特急に乗る。車内のお供は垣谷美雨さんの「代理母、はじめました 」(中公文庫)。
 のっけからちょっとびっくりする設定のお話だ。テンポよくどんどん読み進める。

 練習場最寄り駅に到着したら道路が濡れていて傘を差している人がちらほら。嗚呼。帰りも降り続いていたらコンビニでビニル傘を買うことになるだろうか、断捨離中なのに、とちょっとがっかり。
 酷い降りではなかったし、駅から近いので、なんとか傘なしで到着した。会場の外のベンチでおにぎりを食べている方を見つけ、私もお隣に座ってコンビニで調達した暖かいミルクティーと持参したパンをお腹に入れ、練習場に入る。

 お天気が悪いせいか、参加人数が少な目だ。出席登録を済ませてソプラノの2列目に座ると、前の列に大学合唱団同期のSちゃんの姿が見つけ、ほっとする。Sちゃんが隣に移ってくる。同期のご主人と一緒に参加されているが、持病の加減が悪く、今日はお休みとのこと。

 まずは30分の準備運動と発声、その後、ピアノ伴奏者と前回に引き続きE先生が揃って練習開始だ。
 先生練習の前、ベースのAさんが病気で亡くなったとのお知らせがあり、皆で黙祷。とても他人事ではない。
 ホールは暖房が入っていない。寒い訳である。Sちゃんが幹事の方に声をかけてくれて、ようやく施設の方が暖房を入れてくれる。

 前回の練習は4曲目からだったが、今日は5曲目から。3曲目に戻る様子はない。
 E先生は「寒いですね~」と仰る。余分なお肉が全くついていない痩身でおられるので、さぞ寒いだろうな、と思う。
 前半は1時間半弱、5曲目、6曲目をご指導頂く。Sちゃんと合間に話したところ、身体が覚えているとはいえ、細かい部分や間奏曲等はどうしても忘れているね~と。やはり自主練習が必要だろう。独唱の勉強を続けているSちゃんの隣でトップの綺麗な声を聴きながら、自分も歌えている気分になる。

 前回、休憩時お手洗いに出遅れて練習再開に間に合わず、小さくなって自分の席に戻ったこともあり、今日は早めにSちゃんと。それでも長蛇の列。これだけの人数を収容するのにお手洗いの数が2つしかないのだ。OB・OG合唱団でもお世話になったアルトのK先輩と3人で待ち時間の間あれこれお喋り。

 後半は30分弱。6曲目を最後まで通して(かなり危なっかしかった、よくぞお止めにならずに、と思う。)、最後はキチンと音が取れている曲をやりましょう、と2曲目の途中から最後まで歌ってタイムアップ。今日もパンクチュアルに終了した。
 椅子を片付け、開始から3時間で撤収作業も終えて解散。

 今日はライナーを予約しないできたが、Sちゃんと速足で駅まで向かったら、前回より1台早い電車に乗れた。雨も止んでいたのでビニル傘を買うこともなく助かった。デパ地下でお使い物を買い、お手洗いを済ませてもターミナル駅で十分余裕があり、ライナーを予約出来た。
 行きに読み始めた文庫を片手に最寄り駅に到着する。道は濡れていたが、雨は止んでいてほっとする。

 お昼はクリームパン1つだったので、お腹も空いている(歌うとやけにお腹がすく)し、時間調整のため、駅前カフェでカフェラテとアップルパイで30分ほど小休止。すっかりリフレッシュ、リセット出来たので、A先生のアロマビューテイヨガのクラスに向かった。

 今日も30名以上の参加者。定位置は確保出来なかったが、ラッキーにも両隣は空いていた。片鼻呼吸からスタートし、座りポーズで胸を開き、鳩のポーズでお尻を伸ばし、四つん這いでキャットアンドカウやトラのポーズの変形。立ちポーズはウオーリアⅡ。最後は橋のポーズを経てシャヴァーサナ。
 4日ぶりのスタジオでしっかり温まれ汗がかけて良かった。シャワーを浴びて帰宅したら、夫が約束通り夕飯の支度をしてくれていた。今日は入浴目的ではなく、ジムに行ったそうだ。特に声をかけなかったのに、偉い。

 母にMeet通話。さすがに昨日の今日なので、電源はちゃんと入っていて、何度かかけ直して通話が出来た。寒かったけれど、夕方少しお散歩に行ったそうな。お片付けではなく不要なものを処分することを頑張ろうね、と励ます。

 夕食はシーフードのパスタや、頂き物の燻製マヨネーズを付けて温野菜を美味しく頂く。食後はなんとなくバラエティ番組を視てしまい、その後、ケーキと紅茶を頂く。

 明日は変則で夫が出勤とのこと。今週はドラマタイムも殆どなかったが、あまり夜更かしをすると週初めからトホホになりそうなので、早めに休まなくては。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.11.23 勤労感謝の日 オンライン瞑想ヨーガを皮切りに大忙し、夕方には電池切れ

2023-11-23 22:33:33 | 合唱
 昨夜は記事をアップした後に入浴。何とか日付が変わる前に眠りに就いた。夜中に1度お手洗いで目が覚めたけれど、無事寝直しに成功。でも、感覚的にはあっという間にスマホアラームが鳴る。とりあえず6時間は眠れたか。うう、まだ眠い。でも起きなくては、とノソノソリビングへ。

 朝食の支度を整え、着替えてオンライン瞑想ヨーガクラスの受講準備をしていたら夫が「もう終わったの?」と起きてきたので、終わるまで寝ているようにお願いする。

 今朝はSさんのオンライン瞑想ヨーガクラス11月2回目だ。
 開始10分ほど前にZoomに繋ぐ。Sさんには予めクラス終了後出かける用事があるため、終了後感想や質問の場面になったらビデオオフにさせて頂く、とLINEで連絡。

 ご挨拶を終え、今日もヨーガの智慧のシェアからスタート。
 「パートナーシップを築くために」、ヨーガでは「献身、思いやり、協力し合うこと、分かち合うこと」で幸せな関係が持てるとされる。自分で自分を幸せにしておくには心をコントロール出来ることが必要。そうでないと苦しかったり、束縛や制限を感じることになる。愛のある関係を築くためにヨーガの練習をする(心のコントロール)ということになる。
 相手がどうあれ、貴方の喜びが私の喜びであり、貴方の望みが私の望みである、と対決関係ではなく、仲間になって進むとよいとのこと。Sさんはそうすることで実際に効果を感じておられるという。

 ॐ(オーム)を3回唱え、ガイドを聴きながら正座になって呼吸。
 今日は動きのあるクラスの日だ。星のポーズにトライする。三角座のポーズ、片足バランス等グラグラを楽しむ姿勢もあり、朝、まだ十分身体が起きていない中、おっとっと・・・という感じ。
 ウジャーイ呼吸の後は、オーム ナモー ナーラーヤナーヤのキールタン。

  定刻より5分ほど押してクラス終了。いつものように感想や質問があれば、というタイミングで自分のビデオをオフに切り替え、皆さんの声だけ聞こえるように流しておく。
 急いでマットを片付け、着替えを済ませ、用意した朝食を摂りながら洗濯機を廻す。残念ながら皆さんからの感想や質問等はとても聞き取れなかったけれど、最後にご挨拶だけしてSさんが終了ボタンを押されたタイミングで一緒に退室。

 身支度を終え、洗濯干しや片付けは夫にお願いして、家を出た。今日はとても暖かくなるという予報だが、朝はそれなりにひんやりしている。裏地付ワンピースに裏地付のトレンチコートを羽織った。
 朝のライナーを予約済みで、次なるミッションは、先月ホームカミングデーで本番舞台を終えたOB・OG合唱団の今年最後の練習参加。

 昼から開催される団創立75周年記念会員総会で、先月歌った「初心のうた」を披露する機会を得ている。ライナーに乗ったら楽譜を開き、口パクしながら自主練習。思いのほか暑くて車内ではコートを脱ぐ。練習場最寄り駅に到着したのは練習開始30分経過のタイミング。堂々の遅刻である。

 総会会費をお支払いし、席に着いたら「では暫し休憩を」とのこと。到着して息切れしたまま歌わずに済んだのは有難かったけれど、トホホな団員である。
 再開後は、1曲目から全曲を通して歌って終了。25分ほどかかった。さすがに体力勝負だから本番迄体力温存のため、座って歌わせて頂いた。
 その後、今日と事務連絡等を終え、練習場を原状復帰してから、先輩方と皆で総会会場まで徒歩で移動する。

 総会はコロナ禍で4年振りの開催とのこと。私自身卒団後40年近く経過しているものの初めての参加である。今回もスケジュールとしてはかなりハードになるので、どうしたものかと迷ったけれど、歌う機会がある総会は最初で最後かな~とぼんやり思い、思い切って参加させて頂くこととした。

 58階の展望レストランからの眺望は素晴らしい。遠くスカイツリーや東京ドーム等も良く見える。会場立食・フリードリンクスタイルのパーティ参加者はOB・OG、現役含めて120名とのこと。軟弱な身、ずっと立ち通せる元気はとてもなく、しっかり壁際の椅子をキープしてほぼ座りっぱなし。

 28期の先輩による司会進行で、会長挨拶、招待者2名の挨拶、そして現役の責任者(学生指揮者とともに女子学生ということに時代の流れを感じざるを得ない昭和の女子大生、私である。)の乾杯の音頭までで30分近く。その後ようやく歓談タイムとなって食べ物にありつけた。体力温存のためのんびり座っていて出遅れたせいもあり、長い列の最後尾についたもののお皿はかなり寂しくなっていた。

 暫し歓談の後、まずは全員で校歌合唱。続いて私達の出番だ。先月の本番同様M氏の指揮による「初心のうた」。練習の締めのM氏の言葉、「誰のために聴かせるというわけでもなく、2年間の自分たちの集大成ということで、気持ち良く歌いましょう」を思いながら一段高い演台に上がる。
 全曲歌う時間はなく、本番と同じ2曲目以降4曲のお披露目だったが、歌える人は自由に入って、とのことで随分人数が増えた。皆さんお酒も入っていて、先月の本番とは一味違う出来栄えだったか。

 そして、来月定演の本番を迎える現役による「わが抒情詩」、「おやすみなさい」、「酒頌」の3曲が披露された。当日は母の病院付き添いの日であり、残念ながら聴きに伺えない。私達が現役時代に使ったホールとは違い、みなとみらい地区での開催である。

 最後は再び全員合唱で、大学三部作最後の締めの愛唱歌。閉会挨拶はOB会幹事長から。
 閉会後、皆が会場の真ん中に集まって記念撮影をするが、人数が多く、なかなか入りきれずどんどん密状態になる。端っこにいた私はちゃんと画面に入れているのかどうか。

 同期に会えたのはK君とS君の2人。女性で参加予定だった2人の姿はなくて残念。6月だったか、通院前泊日に行われた同期会にZoom参加させて頂いたので、うんと久しぶり~ということもなく、近況報告も聞いていたが、リアルに会話が出来たのはやはり嬉しかった。

 お開き直後に早々にご挨拶だけ済ませ会場を後にしたら、S君とエレベーターが一緒になった。S君は同期のMちゃんが奥様だ。お孫さんも2人いて、忙しそう。それぞれ別の最寄り駅方向に別れ、私は私鉄ターミナル駅に向かった。
 百貨店でお歳暮の手配を済ませ、お使い物を買い求め、間に合わないかと思った最初のライナーに滑り込みで乗ることが出来た。

 夫に連絡したら最寄り駅まで迎えに来てくれた。なんだか空腹で、軽食を摂ることに。中途半端にお腹に溜まるものを食べたら、なんだか夕飯はもういいか、という気分になる。スーパーでお寿司を買って帰宅した。

 帰宅後は夫が取り込んでくれた洗濯物を一緒に畳んで片付ける。その他もろもろ片付けているうちに夫はお夕寝。
 母にMeet通話をするが、なかなか出ないので、今夜もまた電話の音声のみ。今日の報告をお互いにしあってまた明日、と電話を切った。

 ふと家電を見ると留守電が。入っていたのに全然気づかずにいた。
 夕方の着信で、サ高住から「母の順番が回ってきた」との連絡だった。折り返したが、もう夜勤の方の電話番に変わっていたので、明日かけ直すことに。いよいよ、母さえ納得すれば(これが一番の難関か)、入居準備になる。
 息子の引っ越しに続き、年内に母に引っ越しも出来るのだろうか。動き始める時は本当にあれこれ動くものである。

 明日は断捨離トレーナーMさんの最後の訪問日。
 今日はもう草臥れてとても動けないので、明日早く起きて午前中しっかり頑張ろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.11.5 2か月半ぶりドイツレクイエム

2023-11-05 22:03:29 | 合唱

 昨夜はさっさと眠れば良いのに、なんとなく頭がザワザワしてソファと一体化。ドラマの録画等を視てから入浴したら、日付が変わってしまった。
 新居の二人は夕飯に焼肉を食べに行き、エネルギーチャージした模様。

 今朝、いつも通りの目覚ましを消して、お手洗いに起きる。夫の鼾で二度寝が出来ず、戻ったベッドでグズグズしてから諦めてリビングへ。お天気はイマイチか、ちょっと曇り空のようだ。
 朝食の支度をして夫を起こそうと思ったら起きてきたので、朝食を摂りつつ息子の物が大量に残された洗濯機を廻す。

 夫と一緒に出来上がった洗濯物を干した後は、息子の部屋の片づけ再開。
 保育園や中学受験関係の書類は処分したり整理したりしていたのに、息子の部屋の書棚に小学校や学童保育の関係書類がこれまた丁寧に学年ごとに保管してあった。はぁ。息子の描いた絵や工作などは写真を撮って処分していく。それにしてもよくもずっと取ってあったものだ。
 綺麗にすれば自分の部屋に生まれ変わると思って、チマチマと断捨離に励むことに。
 夫はあれこれ大きさを測って、何を持ち込めるか検討してくれる。

 さて、今日はOB・OG合唱団の練習と本番で、8月2回目の練習を最後にすっかりご無沙汰してしまっていたドイツレクエムの練習再開だ。ところが、9月最初の練習を最後にY先生は体調不良のため、練習をお休みされている。御年92歳、レジェンドの先生、心配である。復活されるまではご指名によりE先生が代行されるという。

 初めての会場だったが、ターミナル駅から1駅で徒歩3分というので、これまで3回参加したどこの会場よりも近い。けれど、かなり年季の入った施設で、夏の間は冷房が壊れて大変だったらしい。
 急いで身支度を済ませ、開始時間に十分間に合うよう特急に乗る。今日もゆっくり昼食を摂る時間はないが、念のため小さなパンと低血糖予防のチョコレートだけ持って出た。

 練習場所に到着すると大学合唱団で同期のNちゃんの後ろ姿が見える。テラスのテーブルでちょうどお昼を食べ終わったところのようだった。まだちょっと時間があるので、私もそこで持っていたパンをお腹に入れさせて頂いて、ホールに入った。
 まずは出席登録をして席を探す。既に1列目も2列目もセカンドソプラノの辺りはほぼ埋まっていて、なんとかトップの辺りに確保した。出席登録後は30分の準備運動と発声、その後、ピアノ伴奏者とE先生が揃って練習開始だ。
 前回の練習では2曲目のほぼ最後までY先生のご指導を頂いていたが、今日は4曲目からのスタートで、3曲目は完全に抜けてしまった。

 E先生はすらりと痩身のダンディーな方だ。最初の1時間、丁寧に4曲目をご指導頂く。実に40年近く振りなのだが、歌い始めると思い出すのが不思議だ。最後は一回通してから10分ほど休憩。お手洗いが少なく、別棟にあった。ちょっと出遅れたら練習再開に間に合わず、小さくなって自分の席に戻る。
 後半は2曲目、3曲目をピックアップして練習し、最後の5分は今日重点的に見て頂いた4曲目を通して時間通りに終了。飛行機で来られた方はいなかったが、新幹線の方が何人もいらした。
 最後の事務連絡は他の合唱団に入っている方たちの宣伝タイムでもある。Nちゃんもチケットやフライヤーを持ってあれこれ情宣していた。
 椅子を片付け、開始から3時間で無事撤収。

 余裕を持ってライナーを予約していたが、もしかしたらこの1時間前の時間でギリギリ間に合ったかも、というくらい早くターミナル駅まで戻ってこられた。
 実際、夫から頼まれたサプリを買うことがなければ、ライナーを繰り上げられたかも、だった。
 百貨店でサプリを買った後は、もうお腹ペコペコでぶらぶらする元気もなく、駅ナカカフェでおやつを摘まんで30分ほど小休止。その後は、夫のお土産に和菓子を買ったりしながらデパ地下をちょっぴりウロウロしてから、予約したライナーに乗り込んだ。

 帰宅後は、夫をジムに送り出してからゆるゆると夕食の支度。
 概ね準備が出来たところで、母にMeet通話。今日は午前中片付けを頑張り、午後は駅前まで散歩に行ってきたそうだ。なかなか進まないけれど、と言うのでずっと根を積めると大変なので、気分転換しながらやると良いと伝える。実際私もそうである。

 夫が帰ってきてから2人の夕食。お喋りが止まらない息子がいないとなんとも静かである。
 明日は夫は息子の用足しで都心まで、私は片付けと気分転換をしながら夕方はインフルエンザ予防接種である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.10.22校友会音楽祭今年も終了 階段昇降と胸痛で顎が出た

2023-10-22 23:03:31 | 合唱
 昨夜は、夫お勧めのラーメン屋さんに繰り出したが、案の定着ていたワンピースにスープのシミをつけてアチャー。夫はラーメン一杯の夕食では足りなかったようで、お茶をしようとケーキ屋さんに。
 シャインマスカットのショートケーキセットをチョイスするが、私はとてもケーキ1つを食べ切るのは無理なので、夫の味見だけさせてもらってポットのダージリンティを頂く。

 明日の朝食をコンビニで調達して部屋に戻る。息子はなかなかやってこない。楽譜の見直しをして口パクしながら到着を待つ。夫はお腹が満ち足りたのか気持ち良くお夕寝中。息子が到着したという連絡をもらってロビー迄迎えに行き(カードキーがないとエレベーターに乗れない。)、先に入浴させてもらうことに。その後、夫、息子が入浴しているうちに消灯は遅い時間になる。なんとか日付が変わる前に眠りにつけたか。

 朝、夫か息子かよくわからない鼾で目が覚める。うーん、眠れない。悶々とする。まだ5時前だ。遠方からの参加の方はもう起きて支度をしているかもしれないと思いつつ、6時迄ベッドで粘る。窓の外は青空の良いお天気だ。今日は冷え込みが今年一番とか。そういえば昨夜、凄い風だった。木枯らし一号だったか。

 浴槽足湯の準備をして寝坊助息子を起こすが、びくともしない。夫も足湯に続き、昨日調達した朝食のパンや果物等をテーブルに広げ、急いで頂き、身支度を整える。胸痛があり、食後はロキソニンを飲んでおく。
 会場到着後に着替えをしないで済むように、舞台衣装の白いブラウスと黒いミモレスカート、黒の靴。それにストールを巻いてジャケットを羽織った。荷物を極力減らすため、大きなお財布等が入ったバッグは夫に預け、体力温存のため持ち物はスマホポシェットと楽譜が入るショルダーバッグのみ。

 例年通り路面電車の駅まで2人が送ってくれる。なるほど風が冷たいが、抜けるような青空が広がっている。最高気温は20度止まりというが、日差しは強い。日傘が欲しいくらいだ(荷物を減らすために持参しなかった)。
 乗るつもりの一台前の車両が目の前で行ってしまう。びっくりしたが、遅れていたようだ。予定していた車両は2分ほど遅れてきて、無事乗り込み、席も確保出来た。NちゃんからLINEで連絡。今日もロマンスカーでこちらに向かっているという。

 路面電車の終点で降りて、講堂や構内の写真を撮りながら合唱団の控室である教室棟に向かう。例年通りエレベーターがない建物だ。しかも最上階の4階が控室。
 さらに反対側の入り口から階段を上がったところ、目当ての控室には行けないことが判る。なんということだろう。手すりに捕まりながら4階まで2往復。マスクをしている所為もあり息が上がってフラフラだ。結局5分ほどの遅刻。それでも発声練習開始まで15分ほどあり、三々五々先輩たちや現役の助っ人たちが集まってきた。

 今日はまずこの会場でのステリハから。現役参加者の人数変更等があり、ステージオーダーもその場で調整する感じで、ちょっとドタバタ。N先輩により、持ち時間10分限定でピアノ伴奏があるフレーズ中心、の確認。ライトが眩しい。
 その後は、特別企画“古関裕而名曲集ステージ”リハのため、皆で講堂前に移動する。
 構内は模擬店が次々とオープンして、賑やかになり始めている。

 講堂のホワイエでN先輩のご指導により体操と発声を15分ほど。ステージ上手で待機である。講堂の裏口やら控室を通って(普段はなかなか見られない場所だ。)舞台袖に到着するが、待機時間が30分近くある。寄りかかれる壁を探しながらよほど顎を出していたのか、後輩が一つ脇にあった椅子に座るように促してくれる。
 ひっくり返ってご迷惑をおかけするよりいいだろう、ここは体力温存をすべき、と有難く座らせて頂いた。ほどなくして、全員が客席で座って待つように誘導された。

 「長崎の鐘」は私達の団体のみによる合唱で、編曲者M氏による指揮。一通り歌ってリハは終了。舞台はひな壇がない最後列3列目なので、立ち位置を調整しないと指揮が見にくい。
 今度は地下を通って2階席へ移動して、「栄冠は君に輝く」を吹奏楽団とグリークラブ、もう一つの混声合唱団とともに合同演奏のリハ。これがまたなかなか席が決まらず、てんやわんやだった。最後には応援歌も歌うことをその場で知り、終わったのは予定より大分時間が押していた。

 控室まで戻って荷物を整理して、暫し休憩して体力温存に務める。お昼には再び講堂に戻って本番だ。夫からは「到着したよ」とのLINEが入る。
 今回も待機の時間が30分ほどある。講堂と控室の間も結構あるし、なんといっても4階の上り下り、さらには講堂に行ってからも階段の昇降が多く、手すりにつかまりつつも痺れた足を庇い、マスクのおかげで息も苦しく、体力の消耗が激しい。またしても胸の痛みが出てくる。
 本番の日は、終わるまで怒涛のようにまっしぐら、はいつも感じることだけれど、今日は朝から夕方まで長丁場で、例年にも増してハードなスケジュールだ。

 無事「長崎の鐘」のステージが終わったが、夫や息子の姿を舞台から確認することは出来なかった。皆で地下を経由して2階席に移動し、「栄冠は君に輝く」の後、応援歌を歌って特別企画ステージは終了。
 満員の客席から手拍子を頂き、有難いことだった。ここでも若干時間が押しており、次の合同練習スタートまで1時間を切っている。

 例年通り近隣のお店で使える昼食券を配給されていたけれど、そのまま講堂裏の学食へ急ぐ。学食の前は去年ほど列が長くなく、すんなりと入れた。今年も3品のみの提供。去年レーンを並び直す羽目になって大変だったので、今年は麺のレーンに並ぶ。
 先輩や同期のNちゃんと同じテーブルで、カーディガンを羽織ってブラウスにスープが飛ばないようにしてみたけれど、やはりカーディガンにはシミがついてしまった。お馬鹿である。
 やはり胸痛が再燃している。ミヤBM錠とロキソニンを飲み、午後の舞台会場まで戻る。Nちゃんは「まだ時間があるので、構内をぶらぶらしてから戻る」とのことだったが、私はそんな元気はないので真っすぐ控室に戻り、薬が効いてくるのを待つ。

 M氏による4曲の合同練習は1時間、皆、立って歌っていたが、私はとてもその元気がなく、座って唄わせて頂いた。次の集合時間まで10分の予定だったが、進行が遅れていたようで20分ほど休憩時間があった。胸痛がどんどん酷くなってくる。刺し込む痛みに表情が消える。これはまずい、と直前にコデインを飲む。

 階下に降り、舞台袖で朝決まったステージオーダー順に並び、いよいよ本番だ。
 自分の立ち位置に着く。本番は一旦始まれば瞬く間に終わってしまう。僅か20分弱の持ち時間のために、今年は4月末から半年間近く練習に参加してきた。
 昨年「初心のうた」の1曲目と5曲目を歌い、是非残りの3曲も歌ってみたいと思っていたので、今年その3曲に加え、最後の「泉のうた」を歌えるのはとても嬉しいことだった。息子が大学3年次に定期演奏会で全曲を歌ったものだったので、去年は結構辛口の感想をもらっていた。
 舞台に上がると、息子と夫がカメラとスマホを構えているのが分かった。日曜日を丸々潰して今年も付き合ってくれて、有難いことである。

 今年は2列目で、大好きな先輩たちや、可愛らしい現役や後輩に囲まれ、幸せな時間を過ごすことが出来た。普通なら痛みもあり、とても立っていられなかっただろう20分ほどの時間だったが、歌っている間は、薬も効いてきたのか不思議とシャンとして最後まで歌いきることが叶った。
 いつもながら練習した以上のことは出来ないのだけれど、今年は自分なりの色々な思いを客席に届けることが出来たような気がする。来年もまた皆さんと歌えますように、と願いつつ胸が一杯になった。

 今日の万歩計を見れば10,000歩近く。しかもアップダウンが半端ではなかった。
 終了後は、講堂をバックに昨年と同じ場所で皆で記念撮影。M氏からお言葉を頂き、来月のイベント等の事務連絡。既に夕方、風が冷たくなってきて、胸に突き刺さる。急いで控室に戻り、打ち上げは欠席させて頂くことにして荷物をまとめ、最小限の方たちにお礼のご挨拶をして、そそくさと控室を後にした。

 階下では夫と息子が待っていてくれたので、そのまま急いでバス停まで歩く。ターミナル駅まで30分弱、痛みと疲れで顎が出ている。
 ターミナル駅に到着すると、1時間に1本のライナーはちょうど5分前に行ってしまったばかり。次のライナーを予約して、時間調整のために百貨店のティールームに入る。チャイを飲んで温まり、少し元気になるが、ライナーに乗り込んであれこれ連絡をしているうちにまた痛みが酷くなってくる。薬が切れた感じ。

 ライナーに乗って最寄り駅に到着し、夕食を作る元気はなくファミレスに。日曜日の夜とあって店内は混雑している。オーダーを取りにきたはいいけれど、なかなか出てこない。40分近く待ってようやく、であった。
 気が張っていたのが最寄り駅に到着してほっとしたのか、いきなりぐったりと疲れが出て口も利けない。痛みで空腹もあまり感じず、スープとフォッカチオだけ注文して、適当に口に入れてあとは息子に助けてもらう。

 母に何度もMeet通話をするがなかなか通じず、ようやく通じたと思ったらもうお風呂に入るところだったようで、悪かった、と切る。それにしても生活時間帯が違うので、外出時の連絡はタイミングが難しい。
 帰りはタクシーに乗って帰宅し、もろもろ片付けて、こうしてブログを書いている(やめればいいのに・・・)。

 今年も家族総出(去年は、まさか今年になって息子が転職し同居しているという事態は予想だにしていなかったが)で私の趣味を応援してくれる、幸せな環境に感謝である。
 例年ならこれで私の合唱の季節も終わりだが、来年10月の本番に向かってのドイツレクイエムの練習は現在進行中である。来年のスケジュールを考えると、ドイツレクイエム本番、ホームカミングデー本番、息子挙式・披露宴と3週連続のこれまたハードスケジュールになりそうである。
 その時、どれほど元気でいられることか知る由もないが、私を2009年以来15年にわたり支え続けてくれたこのアットホームな舞台を励みに出来たら、と思う。
 
 長かった一日。家族をはじめ、先輩たち、そして裏方で頑張ってくれた現役や沢山のスタッフの方たちのおかげで成り立った今日一日。心から感謝をしたいと思う。
 明日は午後から新幹線で出かけ、そのまま目的地で宿泊し、戻ったら通院前泊となる予定である。自業自得のスケジュール設定であるが、痛みが落ち着いてくれることを祈りたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.10.15 今年最後のOB・OG合唱練習の日のこと 忘れ物のループは続く

2023-10-15 22:40:37 | 合唱

 昨夜も息子の帰宅は遅く、さっさと入浴してベッドに入った頃、ようやくのご帰還だった。せっかく温まったので、起き出して話を聴くのは止め、そのまま消灯。2日続けてその日のうちに就寝出来た。

 今朝、いつも通りの目覚ましが鳴った後、日曜日仕様の目覚ましが鳴る。予報通りの冷たい雨だ。のろのろと起きる。夫はもう起きているが、寝坊助息子はまだだ。ワクチンの副反応と思われる筋肉痛のような身体の痛みはスッキリ消えていなかったが、随分楽になった。
 昨日からお腹が壊れている。今朝も腹痛でお手洗いに行くと、泥便。体重は1キロ減。
 3人揃って朝食を摂り終えたと思ったら、またお手洗いへ。今度は完全に下痢である。思えば、2015年にカドサイラを開始した頃から、エンハーツで吐き気止めが効いている間を除けば、ずっとお腹は緩々である。
 
 息子は今日、引っ越し屋さんの見積もりを依頼しているとのこと。一社は午前中にオンラインで、もう一社は午後から実地だそうだ。さすがに足の踏み場のない部屋を少しは整理しておかないと、と夫にもお尻を叩かれて朝食後は部屋に入って片付けを始めたようだった。
 
 私は来週の本番を控え、OB・OG合唱練習最後の日だ。先週同様スタートが30分早い。前回は治療直後、昼抜きのガス欠で体調不良になったこともあり、今日はお腹に入れてから練習に参加することにした。
 雨の中、コートを着込んで大きな傘を差して最寄り駅まで歩く。肌寒い。家のベランダの温度計は14度を差していた。雨の中でも金木犀の香りが強く匂っている。
 予定通りの特急に乗り、車内では読みかけの文庫を読む。JRの乗り換えもスムーズで、練習会場最寄り駅に到着。お腹が心配でお手洗いに寄る。もう空っぽの筈だけれど、そうでもない。

 今年は練習最寄り駅前で一度もランチをしたことはなかったが、去年まで何度か入ったことのある駅ナカのパティスリーカフェで具沢山のキッシュランチを、ゆっくり時間をかけて頂く。シーフードやキノコ、ジャガイモたっぷりでボリューミー。大きなカップのレモンティーで温まる。
 雨はまだしっかり降っている。いつもは持参する小さなマグも忘れたので、入口の自販機で飲み物も調達する。食事をするといきなり腸が蠕動運動を始めるので、練習会場に入る前にもう一度お手洗いへ。朝から何度お手洗いに行くことやら、と思うが、こればっかりは致し方ない。
 
 結局、少し遅刻をしてしまった。ホールからは発声練習の声が聞こえている。受付で出席表にマルをつける。今日は現役の助っ人が沢山。見渡すと女性が15人、男性も10数人いる。参加者が少なかった時を想えば、ホールが狭く感じるほどだ。
 発声練習が終わり、今日の大まかなスケジュールがM氏から。

 まずは4曲を順番に通し、その後、それぞれの曲をチェックしながら1度休憩、後半は残りの曲をチェックし、最後にもう一度通して終了予定時間は次のゲネプロ開始5分前まで。
 「初心のうた」の2曲目「自由さのため」から最終5曲目「泉のうた」までの4曲。15分ちょっとだが、通すとかなりの体力を使う。男性はこれまでの倍近い人数になり、若い声が加わって、ぐっと厚みが増した感じ。女性も高音は若い人たちに叶わないなぁと思う。歌っていて、ただただ、とても楽しい。

 1曲1曲その都度注意されたことを直しながら、仕上がっていくが、さて、では、と通してみると、うーん・・・というのが辛いところだ。3曲目「とむらいのあとは」はやはり難しい。
 今年は最初に考えていたよりも多く練習に出ることが出来たし、邦人曲ということもあり、外国語で言葉がなかなかついていかないという苦労はなかったけれど、詩の重みを想い、歌で伝えるのは骨が折れる作業だ。戦争を経験したことのない私達ではあるけれど、今、世界で起きていることを想えば、今だからこそ歌う歌なのだろうと思う。
 後半の4曲目「でなおすうた」と5曲目「泉のうた」2曲をさらった後は、最後に3分のお休みを頂いて、4曲を通してM氏のご指導は終了。ここまでで約3時間だ。

 今日は、最後の1時間がもう1つのステージで歌う古関裕而さんの2曲「長崎の鐘」と「栄冠は君に輝く」のゲネプロだ。
 朝ドラ「エール」の放映に因み、古関さんのステージを2020年に行う予定の企画だったというが、コロナのために延期され、満を持して今年の実現になった。
 企画されたY氏のご苦労話等も伺う。編曲者のM氏、ピアノ伴奏の方のご紹介があり、M氏による2曲の指導がスタート。ほぼ立ったまま歌ったので、最後はヨレヨレのヘロヘロ。合計4時間のフル練習になった。

 来週のタイムスケジュールが配られ、幹事のKさんから事務連絡があり、椅子等の片付けを終えてホールを退出した。

 外に出ると、道はまだ濡れていたが、雨は止んで、青空が見えていた。ここでも金木犀が香っていた。先輩方とぶらぶらと歩く。スマホを見ると、途中で退席したNちゃんからLINEが入っていたが、気づくのが遅く、対応できなかった。申し訳ない。

 駅のホームで2人の2期上の先輩と別れ、1期上の先輩とターミナル駅までご一緒した。顎を出していたのか、またしても一人で優先席に座らせて頂く。マスクをしたまま話しながら、はとても息苦しく、暫し呼吸を整える。
 ターミナル駅でお別れして、私は予約したライナーまで40分ほどで夫の用事を。
 念のため確認のLINEをするがなかなか既読にならない。電話をしたら夕食の支度中で手が離せないとのこと。ほどなくして、今年の手帳の写真と型番が送られてきたのでそれを購入する。迷った末、自分のものも購入する。最近スマホにスケジュールを入れることが多くなっているが、やはり月表示とダブルでチェックしておかないと漏れが出るようなのだ。

 お土産に何かお菓子を買おうと思ったが、お手洗いに行ってライナーに乗る時間を考えると時間切れだったので、諦める。ライナーでは隣の席に女性が座ったが、体臭が気になって落ち着かず。お友達とのLINEに答えたりしているうちに本も殆ど読めずじまい。
 
 最寄り駅に到着して、明日の朝食用に夫と息子の好きなパンを買い、更に夫が「おやつなら○○で買ってくればよい」とわざわざLINEで知らせてきたので、そのお店に入ったのが運の尽きだった。
 とりあえず無事に買い物をして帰宅したのだが、あれ、スマホがない。バッグをひっくり返しても、ない。夫と息子が電話をかけてくれるが、家の中では鳴っている感じはない。
 おやつを買ったお店ではスマホの電子マネーで決済したのでそこまでは間違いなく持っていた。その後は何処にも寄らず帰宅した。夫にGPSで確認してもらったら、やはりそのお店付近にあることが分かる。慌てて電話をすると、確かにあることが分かり、この後取りに行くので預かってもらうようにお願いする。

 夫がカレーとサラダを作ってくれていたので、有難く頂く。
 息子は、前回もお願いした引っ越し業者さんがかなり割引もしてくれて希望の土曜日にOKになったので、そこで決めたそうだ。今回で利用4回目だという。僅か数年の間になんというヘビーユーザーだろう。2017年の大学4年次、2019年の就職、今春の転職、そして今回の縁談である。

 それにしても我ながらトホホである。あれもこれもと荷物を持ちながら、お財布からカードを出し、スマホを出して決済し、で、エコバッグに商品を入れた・・・までは良かったが、スマホをカウンターに置いたままにして帰ってきたのだ。忘れ物大王のことを言えなくなってしまう。母にMeet通話も出来ず、夫の携帯を借りて、テレビ電話が掛けられない訳を話し、無事の連絡だけ済ませた。

 夫と息子は、一日引っ越しに備えての断捨離をして籠城蟄居だったらしく、外の空気を吸いたいからと2人で私のスマホを受け取り方々駅前まで向かった。もちろんお店にはそこでのレシートと私の免許証を持参して家人が伺いますと予め了承して頂いていたのだけれど。
 ところが、待てど暮らせど帰ってこない。2人揃って鉄砲玉なのである。スマホがないとやりたいことが何一つ出来ない。痺れを切らして夫のスマホに家電から電話をするが全く出ない。諦めて息子にかけたらやっとつながった。
 カフェで優雅にお茶中だそうな。既に40分くらいお茶をしていることになる。一言連絡してくれればいいのに、返して貰えなかったか何かトラブルでもあったか、心配するではないか。

 ほどなくして息子が帰ってきたが、何やら一人である。なんと、夫はそのお店でまたおやつを買い、その買ったおやつをカフェに忘れてきたそうな。家の直前でそのことに気づき、カフェに電話をしてあることを確認して取りに戻ったという。なんというか、忘れ物大王は忘れ物を取りに行って、また忘れ物をしてくる。忘れ物ジュニアもそれに気づかない。忘れ物のループは続く・・・である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする