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お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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 10月6日(土)に開催された第3回日産スタジアムサイクルパークフェスティバルに、06年12月の前回大会に続いて参加した。カテゴリーは「3時間の部車種混合Mixed」。前回はカミさんがママチャリ、私がロードで2時間の部に参加し、なんと3位という成績を収めることができた。味をしめて(笑)、再び挑戦することにしたのだが、今回はレベルが高かった・・・。

 前回は約20キロの道のりを自走で行ったのだが、今回はカミさんの体力温存のため車で日産スタジアムへ向かうことにする。


今回はアウエー寄りにあった受付(前回はメーンスタンド入り口前)

 午前7時前後に日産スタジアム到着。受付を済ませた後、周辺の屋台を見渡すと、前回(12月)にはあったとん汁がない。今回の開催が10月だったからかな。ちょっとショック。当てにしていたのに・・・。

 アウエー側ゴール裏(南スタンド)とメーンスタンド(西スタンド)の間の通路を通ってグラウンドへ向かう。歩いていると「NIPPOコーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダ」の選手の姿が! おぉ、全日本チャンピオンの新城選手だ。ちょっと興奮。


メーンスタンド下のピット風景。正面に見えるのはホーム側ゴール裏


チームSSRのピット。モミアミモさんがパンク修理中

 前回は確か参加が600~700人ぐらいだったと思うのだが、今回は709組1109人と参加人数が大幅に増えた。そのためピットはかなりな混み具合。まあ、二人だから荷物さえ置ければいいかと適当に腰を下ろしていたら、とらさん発見。開門前から来られて、タープを立ててピット内の好位置をキープされていた。そしてそこにはすでにチームSSRとKnight2000のメンバーがズラリ。一番遅く着いたので申し訳なく思いながらも、ご一緒させて頂きました。準備も撤収も何もお手伝いできず申し訳ないッス。

 参加されたのは

 ご夫妻でロードのキングオブエンデューロに参加のとらさんとkeikoさん。3大会連続入賞を狙う。

 同じくキングオブエンデューロだが、カテゴリーは車種混合Mixedで参加のknight2000リーダーのikedaさんCarmenさん。3時間の部ではライバルだが、レース開始後すぐに相手にならないことが判明した(笑)。

 埼玉からアウエーに乗り込んできたnice1さんは、hiroponさんとコンビを組んでキングオブエンデューロに挑む。レッズサポなのに、記念すべき初レースが日産スタジアムとは・・・。

 ソロでの参加は、先週の雨中のもてぎ7時間耐久レースに続いて2週連続のレース出場となったモミアミモさんが3時間の部、そして果敢にキングオブエンデューロ(5時間)に挑戦した、平地レースは初となったモリさん

 実はこの日、とらさんからSSRジャージを受け取ったのだが、ホームスタジアムでのレースだったので私が松田直樹の背番号3、カミさんが中沢佑二の背番号22を着ての参戦となった。途中でSSRに着替えようかと思っていたのだが、ゼッケンを付け替える余裕もなく、結局最後まで背番号3のまま走ることになった。


新横浜公園内を試走中。後方にはW杯決勝が行われた7万人収容の日産スタジアム

 レース本番前に試走をしなければ失格となる。前回も何度もアナウンスしていたのだが、今回は試走していない人のゼッケンナンバーもアナウンス。前回に比べてほかにも学習効果があちこちに見られ、とん汁の屋台がなかったことを除けば運営が良くなった今回の大会だった。


ロードに混じってBD-1

 今回、カミさんはBD-1で走る。本人はママチャリの方がいいみたいだったが、ママチャリは車に積めないッスからね。


トリコロールのメットにマリノスの背番号3で出場。スタート地点のアウエー側ゴール裏へ向かう

 午前8時半ぐらいにスタート地点へ。そして同45分から開会式、ライダーズミーティングと続き、同55分からトリコロールダンサーズが登場した。条件反射で頭のなかに「エフマリノス! エフマリノス!」とサポーターズソングの「We are F・Marinos」のメロディーが流れるが、その曲は当然ながら流れない。

 それにしてもねぇ。日産スタジアムの副場長ぐらいしかいないメーンスタンドへ向かって踊っても仕方ないと思うんですけどね。いつもスタンドから遠目に見ているだけだったので、この日は間近で見られるぞと期待してたんですけど。


スタート前。直前には手前のコーンの先のメーンスタンド前まで選手があふれた

 スタートは午前9時3分。トラック半周を埋めた参加者の最後尾が走り出したのは、先頭がスタジアムから外へ出たときだろうか。

 「NIPPOコーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダ」の選手を先頭に、「前の人を抜かないように」というローリングスタートでしばらく走り、小机フィールド横の直線コースでスタートのフラッグが振られる。

 よっしゃぁ! 行くぜ~!! と立ち上がりトルクを掛けようとすると、横をCarmenさんが凄い勢いでぶっ飛ばしていった。

 はえ~。呆然と見送る。いかんいかん。追いかけなくちゃ。でも追いつけない。視界から外れないようにするのが精一杯ッス。入賞は無理だな。この時点で諦めた。

 小机フィールドを過ぎると、新横浜公園への入口。そこの細い対面通行の道を抜けると広々とした公園が広がる。気持ちのいい所だ。でも、向かい風がきつい。誰かの後ろにつこうと思っても、追いつけない。皆さん速いッスよ。

 野球場をぐるりと回って逆方向を向いても風を感じる。前回はここでスピードを伸ばしたが、今回は逆に抜かれまくった。

 ふとステムを見ると、「あれ? ベルが付いたままだ」。トライバッグ、サドルバッグとフロントホイールのクイックに付けたライトは外したが、ベルは気が付かなかった。おまけにハンドルにはEL520が2つ。ご丁寧にアウターケーブルにはキューシートを止めていたクリップも付いていて、中途半端にブルベ仕様が残っている。エンデューロに出場するロードバイクじゃないッスね。


トラック部分では、SSRのピットからの声援を受けて頑張れた。あれ? 後ろにいる人ってもしかして・・・日本チャンピオン?

 わっかの付いた激坂を上ってスタジアムへ入る。そしてトラックを疾走。最初はスピードも乗って気持ちが良かった。ピットの前を走るときは、運動会でかけっこをしている子供の気分ッスね。ここで抜かれたらカッコ悪いぞとばかり、頑張るのだ。

 私が5周、カミさんが1周。そのローテーションを3回繰り返し、終わった後はすべて私が走るという作戦だった。

 最初の5周走り終えてピットに入る。ところが、カミさんはカメラを構えたまま、何の準備もしてない。「え? もう5周走った。うそ~」と言いながら慌てて上着を脱ぎヘルメットをかぶってスタート。う~む、前回はこの交代でトロトロしていて「もしかしたら2位になれたかも」という苦い思いがあったので、今回は素早くやろうと話し合ったばかりだった。

 その後の交代は「次代わるよ」というサインを1周前に出すことにしたのだが、レース後によく考えてみると、どうも私はカミさんの言うように4周しかしていないんじゃないかと思い始めた。というか、4周しかしていなかった(笑)。

 途中、トラックのバックストレートで新城選手がひくトレインに抜かれるという快感を味わう。

 カミさんは慣れないBD-1で、最高速度32.6km/hとよく走ってくれた。平均時速は19km/h前後だったが、本人は「凄い頑張ったし、何人か抜いた」と言う。子供とクロスバイクのおじいちゃんは確実に抜いてくれたのね。同じBD-1で走っていた女性はどうだったんだろう。 抜いたかな?

 ところで今回はママチャリが少なかった。とういうか、3時間の部では見かけなかった。「ママチャリで出てれば目立ったのに」とカミさん。もしかして、ママチャリのソロでエントリーしていれば、1周でも優勝だった? (後でエントリーリストを確認すると、どうもママチャリ部門は2時間の部しかなかったようだ)

 「12月の大会は仮装とかあって面白かったのに」。カミさんが嘆くように、確かにハロウィンの格好をしているヤツはいない。甚平がひとりいたがちょっと浮いてたかな。あとは阪神のユニホームを着ている人が2人ぐらい? 前回大いに目立ったメグミルクはどこいった(笑)。

 カミさんが3周目に突入しているときに、午後からの2時間の部にチームで出場するちうこさんまっすーさん、はじめましてのkeithさんてっちゃんさんがピットに到着。さらに、ソロに出場のぴろまろさん、はじめまして(のような気がしない)TOMOKIさんも続いてトラックサイドに姿を現した。レース途中だったので、はーはー言ってるだけで満足にお話もできずすいません。


モミアミモさん、モリさんに必死についていくが・・・

 カミさんがノルマの3周目を終えてピットに入ってきたのが、スタートから2時間ほど経過した午前11時過ぎ。この時点で18周と思っていたので(実際は17周)、前回より速いぞとちょっと期待し、残り1時間弱で何周できるかなんて計算し始めたが、捕らぬ狸のなんとかだったようだ(笑)。

 モミアミモさん、モリさんに続いて抜かれた。必死で付いていき、なんとかピット前までは食らいつけたが、トラックを出るとじりじり離され、気が付くと二人とも遙か彼方を走っている。

 とらさんとは対面通行のところで何度がすれ違ったが、周回を重ねるごとにだんだんと近づいてくる。

 ikedaさんは、スロープに入るところで「お先!」という声とともに消えていった。

 こっちはもう足も全然回らないのに・・・。みんな元気だなぁ。


終盤はヘロヘロ

 自分の体力を考えれば、3時間じゃなく、2時間にエントリーすべきだったと後悔した。終盤はもうヘロヘロで、向かい風部分は時速25km/hぐらいしか出せない。その先の右へカーブする部分は少し上りとあって22~23km/hまで落ち込む。このあたりで「信号休み」が欲しかった。よくみんなノンストップで走れるもんだよ。

 レース開始当初はカーブの連続がイヤだった。後ろから平気で突っ込んでくる人もいて危なくて仕方なかった。だが、後半にはそれにも慣れてきてヘアピン以外はブレーキを少しかけるだけで曲がれるようになった。ヘアピンではぐっとブレーキをかけて曲がったあとはダンシングで加速する。そのため、カーブワークで抜くケースも出てきたのだが、結局直線でまた抜き返された。終盤は同じようなペースの人とこの繰り返しだった。

 激坂が終盤にきてじわじわ効いてきた。上るたびに足が攣りそうになる。でもたち漕ぎじゃないと上れない。ぐっと踏む込む。「あ、やべ。つる・・・」。力を加減しながらも、後ろへひっくり返らないように微妙に力を入れる。あと何回上るんだろう? ここがなきゃ、このコースは最高なのに。

 もう「ピット前は頑張る」という元気もない。たまたまカミさんがデジカメのビデオ機能で撮影したときに、あっさり後続の選手に抜かれた。「なんだ。お父さん抜かれたの?」。帰宅後、娘に見られた。あぁ、父親の威厳が・・・。でも、ここだけ見て判断するんじゃない。最初の方は頑張ったんだぞ。

 残り時間が10分になったとき、周回を終えトラックに戻ってきた。時間的にあと1周しか出来ないか。あ~、もう1回上るのか、あの坂を。

 どうせ1周しかできないのならゆっくり走ってもいいのだが、周回数とタイムが同じなら最終周回のタイムで順位が決まるので、ヘタれた走りをするわけにはいかない。最後の力を振り絞って、向かい風と、そして激坂と闘う。足はほとんど攣っている。

 トラックへ戻ると、まだゴールはクローズされていない。もう1周走るの? といやいやトラックを走っていたら、第2コーナーあたりで「残り3分を切りましたので、次の周回へは行けません」というアナウンスを聞く。隣に走っていた人が「3分じゃ回れないよ」と叫ぶ。3分で帰ってくるためには時速60km/hが必要だ。

 私はゆっくり走ることにしたのだが、その人は「無理だ」と言いながらそのままのスピードで走り去っていった。

 私のすぐ後ろでゴールがクローズされトラックには出られないようになったため、振り返ると選手の姿は数えるほどしかない。急に寂しくなった新横浜公園のコースをのんびり走っていたら、コース場で監視していたおじさんに「頑張れ! もうちょっとだ」と声を掛けられた。う~ん、別にマラソンのように遅れているわけじゃないんだが、説明するのはややこしそうなので「ありがとうございます」と手を振って答えておいた。

 今回、コース上にいたこのおじさんたちは良かった。前回はたぶんシミスポの若い連中だったと思うのだが、ただ座っているだけで何もしていなかったぞ。それに比べ、今回の係のおじさんたちはマッサージもしてくれるという優れものだった。自転車は知らなくても、年の功があるのだ。年齢を重ねるということは頼もしい。

 余計な激坂を上った後はそのまままっすぐ進み、受付付近からピットへ戻る。すると


SSRから入賞者第1号! おめでとう!!!

 ikedaさんとCarmenさんがなんと3位入賞という素晴らしい結果を残していた。おめでとうございます! 二人とも速かったし当然ッスよね。

 で、私の方はというと・・・・

 ◆サイコンによる記録(レース=といっても第2計測を手動モードにしたはいいが、止めるのを忘れて休憩したり、発進してもスタートさせるのを忘れたりといい加減なので参考記録)
       距離   69.92km(=23周だが最後の周回はカウントされない)
       平均時速 26.8km/h
       走行時間 2時間36分32秒
       最高速度 43.9km/h

 9日現在でリザルトがまだ出ていないが、たぶん私とカミさんで25周ぐらいだろう。最後にカミさんと交代して以降は数えていないので正確な周回数は分からない。

 終わってみるとちょっと不完全燃焼かなぁ。先週初めに引いた風邪が抜けなかったし、600キロの後遺症もまだ残っていた。そのためか前回に比べると、走れていない気がする。などと言い訳しても、結局これが実力なんだろうが・・・。

 今回は前回に比べ、転倒が多かった。カーブや激坂で倒れたままの人が数人いて、途中で車で運ばれていったのだが、この車がコース上を通るので、逆に走っている方にとっては危なかったりもした。

 3時間近く連続で走ってると、頭がぼ~っとしてくる。私自身もカーブを曲がり損ねそうになった。実際、一人で走っているのにまともにフェンスに激突している人もいた。

 よく考えると、こんなにハイスピードで連続して長時間走った経験はない。もっとペース配分を考えなければいけないのだが、もともとのエンジンがヘタレているので、考えたところで大した違いはないだろうが・・・。

 でもレース参戦はやっぱり楽しい。今年のレースの締めで東京エンデューロを走ってみようかな。

 ◆サイコンによる記録(試走やサイコンつけたままピットから駐車場へ歩いたなど、6日のすべて含む)
       距離   81.68km
       平均時速 26.8km/h
       走行時間 3時間02分25秒
       最高速度 43.9km/h
       ※07年の通算 9643.90km
              ロード 5083.13km
              BD-1  4179.74km
              MTB  0342.03km
           ママチャリ  0035.00km

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