小さな大物

これ、Discman CDプレーヤー。　ソニーの D-777 である。　もうずいぶん前、’９０年代前半くらいに入手したものだが、１８mmの薄型、カーボン製リッド、1bit DAC、LineOut 装備と大変魅力的なフィーチャーの製品だった。　プライスも、定価３万２千円と、こういった製品の中ではかなり高価なもの。　もともと、海外出張の際に飛行機の中でいいサウンドが聴きたくて購入したのだが、付属のヘッドフォンはイマイチの音質で、いろいろと試してゼンハイザー製のHD455 を選択。　サイズ、重量も考慮して、最良の選択であったと今でも確信している。　とにかく、これで出張移動のたいくつな時間が俄然と楽しくなった。　家で使っていた Marntz CD94 Limited が故障してからは、ずっと代替えで聴いている。　これも、電池駆動で聴くと、なかなか聴ける。　さすがに Marantz にはかなわないが、小生にとって、いいサウンドは何よりの宝物だとつくづく思う。