マズローの欲求説によると
生理的欲求・安全欲求・所属欲求・承認欲求といわれる欠乏欲求と
自己実現欲求・自己超越欲求という存在欲求があるそうです。
欠乏欲求は満たされるとその一瞬は幸福ですが
満たされない不安や苦しみ、失う不安や苦しみや
もっと欲しいという欠乏感に囚われ続けます。
存在欲求に本当の至福感があるようですね。
お釈迦さんも、心は欲なので
心に囚われる限り「この世は苦しみの世界」と言ったようです。
至福や涅槃の世界に入るには
無我・無心・空の状態が大切と説いたようですが
凡人にはなかなか難しいものですね(笑)
言い換えれば自己実現・自己超越は
我欲をどれだけ無くすことが出来るかがポイントのようです。
自由自在の「自在」は自らが在るという存在欲求ですが
自らが在るとは、我欲が無いということですね。
自他の境界線が無くなり「すべてがひとつ」という愛と調和の世界です。
俗世界に生きる僕たちには難しいことかも知れませんが
精神の時代では大切な智慧だと思います。
運も良くなります。
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