日本では20世紀の後半に
農業化社会から工業化社会へ移行しました。
アメリカではベルリンの壁が壊れた
21世紀直前の1989年から
情報化社会になったと言われているようです。
日本では1990年から
バブル経済の崩壊が始まり
世界に先駆けて超高齢化が進行しました。
新しいテクノロジーは
若い世代は抵抗なく取り入れるものですが
高齢者には抵抗があり
情報化のスピードが日本では遅れました。
それでも2020年のコロナ禍の影響で
一気に情報化が進みましたね。
人口ボリュームゾーンである団塊世代の方々も
75歳を超えて後期高齢者となっていますが
テクノロジーを使うのが苦手な方は
厳しい時代に入ったかもしれませんね。
情報化は働き方や暮らし方に影響を与えます。
第二の人口ボリュームゾーンである
団塊ジュニア世代が60代となるこれから10年後は
すっかり情報化が定着することでしょう。
工業化が進行した20世紀後半は
先行するアメリカの働き方や暮らし方が
日本人に影響を与えました。
歴史の流れから考えると
だいたい20年遅れかもしれません。
アメリカの2000年代・2010年代の
社会の推移を参考にして
善い所は吸収して悪い所は改善して行きたいものですね。
アメリカの2000年代は
同時多発テロ・イラク戦争・金融詐欺などがありましたが
何と言っても2008年のリーマンショックは大事件でしたね。
すでに1990年代後半から経済格差は問題になっていましたが
2000年代後半には格差から分断が進行しました。
日本でも間違いなく進行しています。
メディアやネットからの情報に翻弄(ほんろう)されずに
各種の詐欺やゲームやネット中毒には気をつけて
自立力と相互扶助力や心身の健康を高めるために
情報を有効活用して行きたいものですね。
アナログとデジタルを調和させると
運も良くなります。