以前、狂牛病問題が起こったときに
吉野家さんも牛丼の販売を一時停止を余儀なくされた時がありました。
たまたまテレビで見かけたのですが
とりあえず今日で牛丼の販売を休止するという最後の日に
とある店舗ですごい行列ができていました。
その中に小さな子供さんのいる若いご夫婦のご主人が並んでいました。
二人がお付き合いをしていた大学生の頃に
よくデートで吉野家さんの牛丼を食べていたそうですね。
今日が最後の日だというので、思い出の牛丼を食べたくなり
お持ち帰りで買いに来ていました。
素晴らしいことには、そのご主人は牛丼を一つだけ買って
お家で三人で分け合って食べていました。
普通は奥さんや子供さんの分も買って帰るところなのですが
牛丼最後の日ということで、行列の後ろに並んでいる人達にも
少しでも売り切れにならないように配慮しての行動だったようです。
自分たちの思い出の大好きな牛丼だからこそ
他のお客様のためにもと、一つだけ購入して
家族三人でニコニコしながら分け合って食べているその姿に
その番組の司会者をはじめ、コメンテーターの方々も暖かい気持ちに包まれていました。
僕も含めて、視聴者の方々も同じ気持ちになった人も多かったのではないでしょうか。
これこそが「分け合えばあまり・分け合えば喜び」の精神ですね。
運も良くなります。
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