数年前から家族間殺人が増えています。
ニートや引きこもり
離婚や虐待や育児拒否なども増えています。
ますます家族の問題は増えて来ることと思います。
戦後世代の日本人の多くは
どうやら依存と自立の違いが分からないようです。
家族であっても
個々が自立しないと共依存の関係になります。
共依存は退廃滅亡の道です。
自立していると相互扶助の関係になれます。
相互扶助は分かち合い・助け合う人間関係です。
戦前は日本も多くの人は貧しい生活でした。
農業に携わっていた方も多く
地域社会が助け合わないと暮らしていけませんでした。
当時の問題は
人間関係が濃密過ぎることだったことかも知れません。
戦後は産業(工業)化の発達により
急激な経済成長と核家族化が進行しました。
現在は情報化社会に変貌を遂げ
家族形態も個人化が進行しています。
情報化社会は会社形態や働き方も変わってきました。
するとどうしてもパラダイムシフトに
ついてこれなくなる人も増えてきます。
明治維新の時も、昭和20年の終戦の時も
パラダイムシフトは子供や女性や老人など
弱者にしわ寄せが来てしまいますね。
現代社会の弱者とは誰でしょう?
個人化社会では
セイフティーネットが機能しない家族も増えています。
自立の能力を高め
他人様と相互扶助の関係を築いて行くことが
大切なのではないでしょうか。
ただ子供と介護が必要な老人は
行政が取り組まなければ難しいと思います。
何とか助け合って
今回のパラダイムシフトを乗り越えて行きたいものですね。
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