1980年代のレーガンの改革から始まり
1990年代は情報化社会への転換と
冷戦終結により新自由主義を掲げた
アメリカンスタンダードが世界を席巻しました。
1990年代は急激に株価が上昇して
2000年代前半には
ITバブルの崩壊やイラク戦争がありましたが
その後はまた上昇に転じました。
英米での80・90年代は
これまでの製造業や肉体労働を主とする仕事から
ITや金融やグローバル企業やコンサルタント業など
知識や情報を操る産業へと取って代わられました。
2000年代はますます
格差と分断が広がりました。
ちなみに日本での
2000年代の小泉改革が
アメリカの80年代のレーガンの改革に当たります。
2008年には世界的な金融危機であった
リーマンショックを経て
華々しく「YES, WE CAN 」を掲げて登場した
バラク・オバマが
2009年に大統領に就任しました。
8年間頑張りましたが
格差や分断は広がる一方でした。
そして2016年に
アメリカではトランプ現象が
イギリスではブレグジットが起こりました。
欧米社会では
白人の格差や分断に加えて
移民問題も激しくなりました。
そしてこの2年間の
世界的なパンデミックが起こりました。
欧米社会の
貧困層の死者は膨大になったようですね。
残念なことですが
歴史的には格差や分断を
一時的にぼかすためには
戦争が有効になるようです。
さすがに現在は
先進国同士の戦争はありませんが
もしかしたら
今回のパンデミックは
格差や分断を
ぼかすためなのかも知れません。
日本は世界で最も成功した
社会主義国家と言われ
公衆衛生力と免疫力も高く
先進国に中では一番被害の少ない国ではあります。
それでも小泉改革から
2010年代の第二次安倍政権で
新自由主義が導入され
コロナ禍では
IT化もかなり進んで来ました。
日本の2020年代は
英米の2000年代と似て来るかも知れません。
岸田政権の掲げる
新しい資本主義は
新自由主義下における
知識・情報化という事ではないでしょうか。
いつの時代の
心身健康が第一ですね。
格差や分断を過度に怖れずに
しっかりと地に足のついた
経済と道徳の融合を心掛けると
運が良くなります。
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