子供の成長において
環境と教育が大切だとの説が一般的ですね。
それでも同じような環境と教育を受けているはずの
兄弟姉妹でも人生の歩み方は違うものです。
環境や教育以上に大切なことは
自分自身の魂ではないでしょうか。
親御さん自身にとっても
子供に良い(と思われる)環境や教育を
与えること以上に自分自身の魂の向上を心掛ける方が
結果的には子供に良い影響を与えることが
できるのではないでしょうか。
経営の神様と呼ばれる
パナソニックの創業者である松下幸之助さんは
お父さんが米相場で失敗して一家離散となり
9歳で火鉢屋さんに丁稚奉公に入ったそうですね。
でもそこから魂を磨いて
現実の艱難辛苦を乗り越えて
経営の神様になったようです。
西洋哲学の祖であるソクラテスも
アテネでの市民に対する弁明で
「蓄財や名誉や評判ばかりを気にかけ
英知や真理や自分の霊魂を善くすることを
気に留めないのはなぜか?
それを恥辱とは思わないのか?
徳は金から生まれるものではなく
金や人間にとって必要なあらゆるものが
徳から生まれるのだ」と語っているようです。
新しい資本主義と超高齢化の今日
不安を煽るメディア洗脳は進み
詐欺師も横行する社会です。
ますます魂の向上が
環境や教育以上に大切ではないでしょうか。
魂が向上すると良縁も生じて
運も良くなります。