西洋では
肉体労働が主だった頃は
ある程度の財力がある家の
おぼっちゃまが
学者や哲学者になったそうです。
身体を使って
働かなくてもよかったので
頭を使う時間が多かったのでしょうね(笑)
日本では1970年代後半には
一億総中流となり
庶民が物質的に豊かになりました。
2010年代には
知識・情報・超高齢化社会に入りました。
コンピューターテクノロジーの発達により
働き方も変わって来ました。
IT社会は一面
脳化社会であり
身体よりも頭をメインに使う
仕事や遊びが増えました。
身体を使うことを意識して生活しないと
頭を使って考えることばかりになり
現実逃避や空理空論に
時間を費やしてしまいます。
これは本当の意味で
思考しているのではないので
エセ哲学者やエセ評論家が
増えているのではないでしょうか(笑)
知識・情報・超高齢化社会は
意識して身体を使うことや
行動しながら考えることを心掛けないと
心身共に病みやすくなるのではないでしょうか。
人間にとって考えることは
とても大切なことではありますが
知育は体育と徳育と調和で
健全に発達するものです。
人として働くことや
実践・行動することを第一にして
健全な哲学を心掛けたいものですね。
知・徳・体のバランスが良くなると
運も良くなります。