戦前は農業従事者が多かったために
家族も大家族や三世帯同居など
まだまだ多かったようですね。
戦後は
工業やサービス業の時代になり
核家族も増えました。
現在はすっかり
知識・情報化社会と変わり
「おひとりさま」世帯も増えましたね。
家族も個人主義・自由主義が進みました。
仕方がないことですが
旧制度や慣習にも縛られ
家族間でも遺産相続争いも少なくないようです。
家族が故に
無条件に仲が良いなどはありません。
家族であろうが他人であろうが
基本は「親しき中にも礼儀あり」ですね。
もう１９７０年代前半生まれの
団塊ジュニア世代から
ずっと少子化は進んでいます。
第三次ベビーブームは起きませんでしたので
少なくともこれからの２０~３０年間は
少子高齢化社会ですね。
超高齢化では
「おひとりさま」世代はますます増加して
仕方がないことですが
逆縁（子が親よりも先に他界すること）や
空き家などの問題も増えていることと思われます。
それでも人は独りでは生きて行けませんね。
きっと家族に頼れない分
信頼できる他人同士での
助け合いも増えて来るのではないでしょうか。
相性もあるでしょうが
やはり家族であろうと他人様であろうと
人間関係の基本は
「親しき中にも礼儀あり」ですね。
ちなみに「礼」の意味は
「調和・美しさ」です。
「（人）義」は
「使命・責任」です。
人として
調和や責任ある行いや言動は
良好な人間関係のためには
大切なことではないでしょうか。
また人間は完璧ではないので
「謝る」ことや
「許し」も大切かも知れませんね。
「奪い合えば足らず・分け合えば余る」です。
出来るならば
親御さんがお元気な間に
ご家族一同で話し合う方が良いのですが
時代性もあり
なかなか難しいのかも知れませんね。
家族でも他人様でも
良好な人間関係のためにも
「礼儀」と「分かち合い」を
心掛けて行きたいものですね。
運も良くなります。
