美容室EVAHS(エヴァース)からの運が良くなるヒント

心と体はひとつです。生命は循環で美は調和です。
愛と感謝の人生を創造して行きましょう。

貧しさと幸福感

2021-02-04 10:26:20 | 心・体と運命

70代後半以上のお客様にリサーチしたところ

「東京でも昭和30年代ぐらいまでは貧しかったよ」と

おっしゃる方々が多いものです。

 

僕は大分県別府市で昭和40年生まれの別府育ちですが

物心ついた時にはまだ家にお風呂がありませんでしたし

お祖父ちゃん・お祖母ちゃんの所は

土間があり、牛も飼っていて

薪でご飯を炊いたり、お風呂(五右衛門風呂)を沸かしたり

掘りごたつや、ぼっとん便所(水栓でない)でした。

そういえば、夜寝る時は蚊帳も使っていましたね。

 

だから東京育ちの70代以上の方々とも

昔のまだ日本が貧しい時代と話が合います(笑)

 

洗濯機・冷蔵庫・テレビ・車・・・なども

昭和30年代ぐらいから普及が始まり

当時はお金持ちやお金回りの良い商売人の人達から

購入が始まったようですね。

 

テレビをご近所さん同士多くの人が集まって

ワクワクしながら視たそうですね。

 

昭和50年代から

多くの庶民にも家電製品や車なども

行き渡ったそうですね。

 

一億総中流とも言われるようになって来ました。

 

面白いことに

まだまだ物質的に貧しかった

昭和30年代の日本では

自分は精神的に貧しいと感じている人が

少なかったようです。

 

逆に物質的に豊かになって行く程に

人と比べる優越感や劣等感が

庶民レベルでも芽生えて来て

物の所有による

勝ち負けや競争や嫉妬や妬みなどの

精神的に貧しい価値観が

増えて来たのかも知れませんね。

 

昭和60年代にもなると

核家族も増えて

個人化も進行しました。

 

平成に入ると

コンピューターも普及が始まり

1990年代後半には

携帯電話も広がりました。

 

コンピューターテクノロジーの進化と共に

家族も地域コミュニティも

分解が始まっています。

 

物質的に豊かな時代に

生まれ育った人達が成人すると

虐待や育児拒否も増加して

結婚しない人や離婚や再婚も増えて来ました。

 

人間関係に悩む人も多くなり

登校拒否や精神病も増えました。

 

どうやら

物質的豊かさと精神的豊かさは

反比例するようですね。

 

この20・30年の間

一貫として日本人の幸福度は下がり続けているようですが

今後はどうすれば良いのでしょうか?

 

経済的に困窮するのはどうかと思いますが

人と比べて必要以上に

物やお金を所有することが

幸せの条件になることは

これまでの30年間を振り返ってみても

ありえないことは明白ですね。

 

もちろん

過度のお酒や精神科の薬や覚せい剤が

幸せの条件である訳がありません。

 

幸福感とは心身から湧き上がってくるものですし

その本体は「魂」です。

 

西洋的な物質文明に侵され支配された心を

もう一度正常に取り戻すには

日本の歴史や伝統が昔から培ってきた

東洋的な精神文明を学び直すことが

大切なことではないでしょうか。

 

物質的に豊かであろうが貧しかろうが

精神的な幸福感を取り戻せると

運も良くなります。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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