僕が20歳ぐらいのとき
テレビで自分はフリーのアルバイターですと言って
笑いを取っていた(取れていた)時代でした。
時はバブル経済でした。
就職にもあまり困らず
正社員が当たり前だと思われた時代だったからこそ
フリーのアルバイターという言い方が
何か新鮮で、笑いが取れたのかもしれません。
現在はフリーターと呼ばれ
働き方として定着してしまいました。
先日、NHK教育の
若者の討論会番組「ニッポンのジレンマ」を
見ていたところ
コメンテイターの一人が
フリーターは自由のように見えて
実は自由がないと発言したところ
出演者がみんなうなずいていました。
20代、30代の若者自身がそう言っているのです。
知識・情報化社会における
知性や精神性の格差は
バブル時代とは違い
途方もない格差になってきていることは
間違いないようです。