心(感情)は味わうものであって、支配されるものではありません。
釈迦は「一切皆苦(この世は苦しみの世界)」と喝破しました。
心=欲=感情に執着すると苦しむのです。
執着の罠はたくみです。夢や希望と言葉を変えたり、世の為、人の為と言って
善を煽りながら心のコントロールを失くして行きます。
悪いことはまだ分かり易いのですが、良いこと、正しいことだと思わせながらの
執着は分かり難いものです。個人、団体、国家間の争いも、この執着からきています。
心の執着から脱出するにはスピリット(精神)の力を使うことです。
スピリットとは人間の感情や欲望を超えた宇宙の摂理と一体化した尊い力です。
それは”愛・調和・感謝”の力です。