「曙橋!!」
「あーーぁ。箸は、あった方がいいよね。手じゃねえ、ばっちくなるし」
「はあ~?お前、違うハシ考えてるだろう。オレが言ってるハシは、渡る方だよ!!」
「えっ?渡るの?掴むじゃダメなの」
「おい!!山田さんちに行きたいんじゃないのか?」
「あっ?間違えた。よく間違えます」
「曙橋A2出口でたら、商店街通りに入って、Mを目指す」
「Mかあ~。あんまり好きじゃないんだけど。でも今なら魚はさみパンが100円なんだよね。ねえねえ、アレ知ってる?Mのパンって、両手で、パン!!って潰すとペッちゃんこになっちゃうんだよ」
「・・・・・」
「あっ、ゴメン又、間違えました」
「間違えたと言うより、お前、全然オレの話、聞く気がないだろう」
「そんな事は、ありません。山田さんちの[みくじ]引きに行きたいです」
「進行方向、左手に看板でてるよ。A2出口から徒歩2分の距離だよ」
「2分、120秒、カップ麺少々固めの距離」
「・・・。二階建ての一般家屋の作り。入り口の扉が引き戸だ」
「引き戸?」
「扉の上下のレールで左右に移動する扉だよ」
「あーーぁ。子供の頃、そのレールに玩具の電車乗せて走らせて遊んだ」
「お前の遊んだ話は、いい。聞きたくない。玄関入ってすぐ、右手に急勾配階段がある。そこ上がった2階だ」
「急、急なの?どの位?急?」
「相当急だ。上からだと、垂直に落ちる感じがする」
「直角に近い階段を上るのかぁ~。そりゃあ凄いなあ。[みくじ]引きまでに、難行試されるみたいだね」
「上りきると、[イヌ]にも会えるしな」
「えっ?イヌ?ねえねえ、そのイヌの持ち主に会える?」
「会えないと思うよ。だって、イヌの持ち主メインじゃないもん」
「メインじゃない、メインじゃないかぁ。まあ、いいんじゃない、たまには。らしくない事もさ」
「そう、そのくらいの気持ちで出かけたほうがいい」
「微妙~~って事なのね」
「察しろ!!」
「あーーぁ。箸は、あった方がいいよね。手じゃねえ、ばっちくなるし」
「はあ~?お前、違うハシ考えてるだろう。オレが言ってるハシは、渡る方だよ!!」
「えっ?渡るの?掴むじゃダメなの」
「おい!!山田さんちに行きたいんじゃないのか?」
「あっ?間違えた。よく間違えます」
「曙橋A2出口でたら、商店街通りに入って、Mを目指す」
「Mかあ~。あんまり好きじゃないんだけど。でも今なら魚はさみパンが100円なんだよね。ねえねえ、アレ知ってる?Mのパンって、両手で、パン!!って潰すとペッちゃんこになっちゃうんだよ」
「・・・・・」
「あっ、ゴメン又、間違えました」
「間違えたと言うより、お前、全然オレの話、聞く気がないだろう」
「そんな事は、ありません。山田さんちの[みくじ]引きに行きたいです」
「進行方向、左手に看板でてるよ。A2出口から徒歩2分の距離だよ」
「2分、120秒、カップ麺少々固めの距離」
「・・・。二階建ての一般家屋の作り。入り口の扉が引き戸だ」
「引き戸?」
「扉の上下のレールで左右に移動する扉だよ」
「あーーぁ。子供の頃、そのレールに玩具の電車乗せて走らせて遊んだ」
「お前の遊んだ話は、いい。聞きたくない。玄関入ってすぐ、右手に急勾配階段がある。そこ上がった2階だ」
「急、急なの?どの位?急?」
「相当急だ。上からだと、垂直に落ちる感じがする」
「直角に近い階段を上るのかぁ~。そりゃあ凄いなあ。[みくじ]引きまでに、難行試されるみたいだね」
「上りきると、[イヌ]にも会えるしな」
「えっ?イヌ?ねえねえ、そのイヌの持ち主に会える?」
「会えないと思うよ。だって、イヌの持ち主メインじゃないもん」
「メインじゃない、メインじゃないかぁ。まあ、いいんじゃない、たまには。らしくない事もさ」
「そう、そのくらいの気持ちで出かけたほうがいい」
「微妙~~って事なのね」
「察しろ!!」