いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

クロツにミヤマにヤマトで、しみじ~み♪

2013年09月10日 | 自宅周辺の蝶
昨日は、ちょこっとだけの『ひとり買い物』だったので、
『クロツバメシジミ』と『ミヤマシジミ』に出会えるポイントへ寄ってみました。
(スーパーへのお買い物は旦那さんと一緒だけど、一人の方が蝶とゆっくり遊べるからね…)


今年も出会えた、クロツバメシジミ~♪

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『クロツバメシジミ』と『ミヤマシジミ』、二種類を同時に見ることができる場所は、
我が家から車で10分足らずの所、スーパーへ行く途中です。
『川のこっち側』と『川のあっち側』の二箇所で出会うことができます♪


まずは、先に『川のあっち側』に行ってみた・・・


川のあっち側にはツメレンゲが生えていて、
こっち側よりもたくさんのクロツバメシジミに出会える場所です♪
でも今年はなぜか、クロツバメシジミよりもミヤマシジミの方が多かった!


それでも、石の上に止まって翅を休めるクロツバメシジミが数頭いたので、
チャッチャと撮らせて貰って、


橋を戻って、今度は『川のこっち側』に移動です・・・


川のこっち側にもたくさんのツメレンゲも生えているけど、
毎年クロツバメシジミは少なく、その代わりにメドハギやカワラハハコの花が咲いて、
道端にはミヤマシジミがた~くさん飛び交ってます。


期待を裏切らず、
いつものように『川のこっち側』にはミヤマシジミが邪魔な程飛んでいました


そしてなんと、今年はクロツバメシジミもいっぱい飛んでいました♪
銀色の翅をチラチラと光らせながら、足元を飛び回っています・・・
(灰色の表翅と真っ黒の裏翅が、飛んでいる時にはなぜか銀色に見えるのです…)


初めてここでクロツバメシジミに出会ったのが、三年前の9月。
それから毎年足を運んでいるけれど、今年が一番多い気がします・・・


ただ、三年前にはツメレンゲの群生だけが目立っていたこの場所だけど、
今では他の草が多くなり、遠くの方からは葛の蔓が侵入してきてツメレンゲを脅かしている。
昨年も、そんな環境になってしまっていることをすごく心配してたけれど、
でも、今年多くのクロツバメシジミに出会ったことで、ちょっと安心したのでした


環境省レッドリストでは、
 クロツバメシジミ・・・準絶滅危惧(NT)  (長野県版では留意種(N))
 ミヤマシジミ・・・・・絶滅危惧IB類(EN) (長野県版では準絶滅危惧(NT))


信州では、まだあちこちに生息している両種のようですけど、
全国的には数が減少している種なのですね。


それでは、昨日出会った『クロツバメシジミ』と『ミヤマシジミ』をご覧くださいね・・・


《クロツバメシジミ》


石の上でひと休みのクロツ♪

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こちらも石の上、すぐ側にツメレンゲがあるのになかなか止まってくれない♪

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葉に止まったクロツは、かなりスレてる♪

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葛の葉に止まったこっちのクロツは、ちょっと新鮮っぽいかなぁ♪

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ようやくカワラハハコの花に止まってくれた♪

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そして吸蜜を始めた♪

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モデルさんになってくれて、ありがとう?

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(カワラハハコのクロツだけは、同一個体です…)


新鮮なクロツバメシジミがいなくて、そのうえ開翅もしてくれないので、
あの真っ黒な翅を撮ることができず、それがちょっと心残りです…


《ミヤマシジミ》


メドハギに、ミヤマシジミ♂(オス)♪

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♂のブルーは、本当に美しい♪

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翅は傷んでも、ブルーの美しさは変わらない♪

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こちらのメドハギには、ミヤマシジミ♀(メス)♪

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ミヤマシジミは、止まるとすぐに開翅する♪

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♀の色もシックで美しい♪

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光の当り方で、微妙に色が変わる♪

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(ミヤマシジミの♀は、全部同一個体です…)


三年前に初めてここを訪れた時は、クロツバメシジミとミヤマシジミの区別が全くできず、
ツメレンゲがたくさん生えているから、ここで黒い翅を見せて飛んでいるのは、
全部クロツバメシジミだと思ってた


家に戻ってPCに落として確認してみると、そのほとんどがミヤマシジミの♀で、
もの凄くガッカリしたことを覚えています・・・


今では、飛んでいる姿を見ただけで、クロツバメシジミとミヤマシジミはバッチリ区別できます
 クロツバメシジミは、とっても小さい!
 ミヤマシジミの♀とは、色の黒さが全然違う!
こんなにも違うのに、どうしてあの頃は二種の区別が付かなかったんだろうか
やっぱり目を慣らすためにも、数をこなさなきゃあ…ってことですかね♪


今日のオマケとして、
《ヤマトシジミの交尾体》


車を止めた近くで見つけ、ついでに撮影♪

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飛び立って、次に止まった場所ではこんな格好♪

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自分だけつかまってりゃあいい…ってもんでもないでしょうにねぇ~


「どうか落ちませんように…」と祈ってる(?)のかどうかわからないけど、
こんな姿を見ると、蝶の世界でも子孫繁栄は必死なんだなぁ…と、
しみじ~みと感じた秋の日のひとときでした


最後に、
我が家のアサギ飛来日記です


9月5日の今季初飛来後、全く姿を見せなかったアサギマダラですが、
昨日また1頭だけでやってきました。
(5日に来たアサギマダラとは別個体のようです…)


またもや、ひとりぼっちの訪問♪

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吸蜜に夢中ですね♪

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きれいな個体だわぁ~♪

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こんなにも翅がきれいなアサギマダラなんだもの、遠く県外からやってきたのではなくてはなくて、
県内の北の高原から南下してきたのかもしれないね。


今日も1頭きてましたが、そっとしておきました・・・
もう5時になるというのに、まだフジバカマにいるんですよ

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アサギマダラがやってきたぁ~♪

2013年09月05日 | 自宅周辺の蝶
心待ちにしていたアサギマダラが、本日我が家のフジバカマにやってきました
(一昨年の初飛来よりも一日早かった…)
朝から北風が吹いていたので、もしかして北風に乗って飛んできたのかなぁ・・・


今日来てくれたのは 1頭だけ ですけど、『アサギの季節』の始まりですね♪


1頭のアサギ(♂)様、我が家のフジバカマへようこそ~♪

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(なんて美しい蝶なんでしょう~ アサギマダラさま~)


今年の7月には、北上途中のアサギマダラが立ち寄ってくれたことだし、
なんか、嬉しいアサギの季節になりそうな予感がする・・・
(北上途中のアサギ様お立ち寄りの様子は こちら からご覧くださいね…)


昨年も1頭のアサギマダラが来るには来たけれど、一瞬姿を見せただけで、
フジバカマの花には止まることなく、さっさと空高く飛び去ってしまいました。
(…なので、わたしの中では昨年はアサギマダラがこなかった…とインプットされてます…)
その後はというと、全く姿を見せることなく、
昨年は悲しくも『幻のアサギの季節』となってしまいました


それもそのはず・・・いつまでも暑い日が続いた昨年は、
アサギマダラの南下が遅れていたらしく、アサギマダラが訪問してくれた頃には、
フジバカマの花は長雨で黒くなって、もう咲き終わってました


…なので、今日1頭来たからと言って、喜ぶのはまだ早いかも…!
でも、今年のフジバカマの花の状態はまずまずなので、これからを期待するとしましょう♪


それでは、
今季初飛来したアサギマダラの様子をご覧ください・・・
(くどいようですけど、来たのはたった1頭だけですよ…)


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このフジバカマは、リビングから見える畑の隅に植えてあります。
昨年の秋に株分けをして、今年は2倍程に株を増やしました。
ちょっと背丈が低いけれどたくさんの蕾を付けて、花も少しずつ開き始めてきて、
アサギマダラのおもてなし準備は、着々と進んでました


畑のフジバカマから姿を消したと思ったら、
なんと、リビング出窓下の『蝶を呼ぶ土手』に移動してた


土手に咲くフジバカマでの様子もご覧ください・・・


Asagimadara


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午後の暑い陽射しを除けられるようにと、日陰になるこの場所にもフジバカマを植えてあります。
ちゃんとフジバカマの咲いてる場所を探して、こっちに移動したのですね
でも、この時は陽射しもなく日陰に入る必要もないんだけど・・・
きっと、偵察でもしてたのでしょう


アサギマダラの訪問を確認したのはお茶の後、午後3時半頃でした。
夕方までいてくれるのかと思ったけれど、早々にねぐら(?)へと引き上げてしまいました・・・


明日は仲間を連れてきてくれると嬉しいんだけどね


我が地域、明日の天気は予報♪
ガーン!
わたし、明日はエッグ教室の日なので、早朝から松本までおでかけなのです・・・


でもまぁ、アサギの季節はまだこれから、これから~♪
後日きっとまた会えることを祈りながら、明日はおでかけしてきま~す。


さてさて、アサギマダラと言えば『のっぺ山荘』さんですよね


…ということで、
のっぺさんちの『アサギマダラ飛来情報』をお伝えしましょう・・・


今回は、のっぺさんちの元気印の奥様ではなくて、お優しいご主人様との電話情報です。
 のっぺさん宅のフジバカマ畑には、本日初めて1頭のアサギマダラが飛来したそうです。
 (我が家にも今日1頭来たよ!って伝えたら、「それは凄いねぇ…」って言われちゃった♪…)
 天気予報をみても、大群の飛来はまだまだ先になるだろうとおっしゃってました。
 今年は天候の変動が大きいから、予測が困難のようです。
 フジバカマの花の状態は、やはり気候のためか生育が不揃いで背丈が低めだとか・・・
 今現在、花は少しだけ開き始めているそうです。
 (我が家よりも北に位置するから、花の開花も少しは遅れているのでしょうね…)
 昨年は、フジバカマの花の咲き具合がアサギマダラと合わなかったから、
 アサギの飛来数が少なかったけど、これも自然のことなのだからね…と、
 ご主人は笑いながらおっしゃってました。
以上、のっぺさん情報でした・・・
(また後日、のっぺさんちのアサギマダラ飛来情報2をお伝えできれば…と思っています…)


 今日の、お・ま・け 


ここ数日竜巻やら豪雨やら…と、自然が猛威を振るっていますね。
たくさんの被害も出てるようで、本当に大変なことです・・・
先月実際にこの目で雷の爪痕を見て、自然の恐ろしさを痛感しました


でもね、自然は恐ろしいだけではないのです。
時には美しい贈り物もしてくれるのですよ


一昨日はきれいな『虹』を、そして昨日は美しい『彩雲』を眺めることができました。


では、一昨日眺めた虹から・・・(夕方5時40分頃)


弧を描いてはいないけど、濃くてきれいな虹だった♪

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気付けば副虹も見えて、二重の虹となっていた♪

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そして、昨日見た彩雲です・・・(朝8時頃)


緑色がきれいな彩雲♪

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こっちの彩雲は、赤色がきれい♪

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二重の『虹』と虹色の雲『彩雲』、自然からの素晴らしい贈り物でした・・・


虹と彩雲のこの記事、本日の主役のはずでしたが、
1頭のアサギマダラの訪問で影が薄くなり、オマケの記事となってしまいました

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8月に出会った蝶たち♪

2013年09月02日 | 自宅周辺の蝶
9月になりましたねぇ~
今日は雨が降ったり止んだりで、とっても涼しい・・・いえ、肌寒いくらいの信州でした


8月を振り返って、庭やお散歩途中に撮影した蝶たちをまとめてみました。
(一応撮影日順に並べたけれど、記事の構成上一部ずれてるものもあります…)
蝶の名前が違っているかもしれませんが、お気付きになられた方はご指摘ヨロシクねぇ~


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まずは、庭にやってきた蝶たちから・・・

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アサマイチモンジ(かな?)》・・・(8月3日、ブッドレアで…)

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困りましたぁ! 初っ端から種の同定に悩まされてます
(…なので、ぼやけた写真も貼り付けた…)
 (1)前翅中室に明瞭な白紋がない(薄い)から、これは『イチモンジチョウ』か?
 (2)前翅3室の白紋が大きめに現れてるから、これは『アサマイチモンジ』の方か?
 (3)前翅1b、2室の白紋の内側を結ぶ線が下縁に対し直角ではなく約45度だから、
    やっぱりこれは『アサマイチモンジ』なのか?
今までは(1)の条件が決定打となって種を同定してきたけど、
今回に限っては、どうも(2)と(3)が気になってしかたがない・・・
…で、一応多数決でアサマイチモンジということにしたのだけれど、さぁーどうでしょうか


この蝶(↑)は『アサマイチモンジ』だと判明し、めでたく疑問符(かな?)を消すことができました!
(H.A.さん、uke-enさん、ありがとうございました♪…)


アカタテハ》・・・(8月4日、ブッドレアで…)

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コチャバネセセリ》・・・(8月10日、リビングに不法侵入…)

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ヤマトシジミ》・・・(8月15日、マルバアイで…)

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スジグロシロチョウ・夏型》・・・(8月15日、マルバアイで…)

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キアゲハ&幼虫》・・・(8月12日・15日、オニユリ・フェンネルで…)

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アゲハ(ナミアゲハ)》・・・(8月21日・24日、ブッドレアで…)

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クジャクチョウ》・・・(8月20日、ブッドレアで…)

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キタテハ》・・・(8月20日、ブッドレアで…)

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ヒメアカタテハ》・・・(8月24日・29日、ブッドレア・ケイトウで…)

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イチモンジセセリ》・・・(8月24日、ホトトギスで…)

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ウラギンシジミ》・・・(8月29日、玄関先で…)

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玄関先でウラギンシジミに出会えたのは、嬉しかった♪


ウラギンシジミとの出会いには、ちょっと不思議なものを感じました・・・
…というのも、出会ったこの日はジャーマンアイリスの丘の草取りを終えて家に戻った時、
まるで「お疲れさん、ご褒美だよ♪…」とでもいうように、
ウラギンシジミが目の前に舞い降りてきてくれました。


ウラギンシジミを初めて見たのは昨年のことですが、
実は昨年の初見の時も、ジャーマンアイリスの丘の草取りを終えて家に戻った時で、
その時も同じく、「お疲れさん、ご褒美だよ♪…」とでもいうように、
外流しの汚いバケツに止まったりしながら、疲れ果てたわたしを迎えてくれたのでした


ね、出来過ぎたようなお話だけど、なんだか不思議な話でしょう


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そして次は、散歩途中に出会った蝶たち・・・

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ツバメシジミ・♀》・・・(8月16日、コマツナギで…)

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ツバメシジミ・♂》・・・(8月28日)

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イチモンジセセリ》・・・(8月28日)

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コミスジ》・・・(8月28日)

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ウラギンヒョウモン》・・・(8月28日)

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ジャノメチョウ》・・・(8月28日)

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モンシロチョウ》・・・(8月28日)

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ルリシジミ》・・・(8月28日)

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ゴイシシジミ》・・・(8月29日)

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メスグロヒョウモン・♀》・・・(8月29日)

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ゴイシシジミに出会ったのはこれで二度目。
今回は我が家から見える場所での出会いだったから、
「こんなにも近くにいたのか!」…と、ちょっと驚いた


新鮮な蝶、翅の傷んだ蝶など色々だけど、
蝶たちもみんな元気で、この暑い夏を乗り切ったようです♪


残念なことは、黒いアゲハの撮影ができなかったこと!
庭を飛んでるのは数回見ているけれど、写真は一度も撮らせて貰えなかった
(我が家の庭訪問回数も、いつもよりは少なかった気がする…)


株分けして、今年は2倍程に増やしたフジバカマの花が咲き始めてきました。
さてさて、今年はアサギマダラの訪問があるのかどうか?
昨年は、アサギマダラの南下時期とフジバカマの開花時期が合わなくて、
一度だけ1頭の姿を見かけただけで、すぐに飛び去られてしまった・・・
(一昨年の初アサギ訪問は、9月6日でした…)


涼しくなってくると、夏には見られなかった秋の蝶たちとの出会いが楽しみです♪

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