いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

お花のそっくりさん集合・・・

2010年06月15日 | 我が家の花(2010)

追記です・・・(2017年5月15日)
我が家でフタマタイチゲと呼んでいた花は、
どうやら『アネモネ・カナデンシス(和名はカナダ・アネモネ)』ではないかと思われます。
フタマタイチゲは北海道に自生している花で、レッドデータリストに載るような希少種のようです。
フタマタイチゲと呼んでいた花はというと、その辺の雑草に負けないほど繁殖力旺盛なので、
希少種のはずもなく、やはりフタマタイチゲとは違う花なのですね・・・
本文中の記事やタイトル、そして他のブログ記事内の花の名前は変更せずに、
フタマタイチゲのままにしてありますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

 

今日はよく似た花を4組集めてみました。


まず一組目は、
花がよく似たそっくりさんの、『アネモネ・シルベストリス』と
『フタマタイチゲ(二又一華)』
・・・


アネモネ・シルベストリス・・・(花のピークは一ヶ月ほど前でした…)

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フタマタイチゲ・・・(こちらは、只今花盛りです…)

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ね、花だけ見るとそっくりでしょう・・・
花がそっくりでも、全身の姿はやはりそれぞれに個性があって違う花の雰囲気を持っていますね。


アネモネ・シルベストリスは
和名は『バイカイチゲ(梅花一華)』といいます。
(バイカイチゲの名前の方が馴染み深いでしょうかね…)


花全体の姿は、秋に咲く『秋明菊』をギューッと小型化したような感じです。
二年前に知人からほんの少しの株を頂いて植えたのですが、今年は随分増えました。
放っておいてもどんどん増える、手の掛からない花です。


フタマタイチゲは
こんなに可愛らしいのに、とにかく丈夫な花。
こちらもとってもよく増える花です。地下茎を伸ばしてどんどん増殖するのですよ。
気が付けば、色んな花の中へお邪魔して勝手に咲いてます。


アイリスの株の中で咲く、フタマタイチゲ・・・

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そして二組目は、
花も花姿もそっくりさんの『アケボノフウロ』と『ゲラニウム・ジョンソンズブルー』・・・


アケボノフウロ・・・(こちら、今が花盛り…)

P1250151_2

P1250152_2


ゲラニウム・ジョンソンズブルー・・・(こちらも、今花盛り…)

P1250421

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この二つの花は、同じ品種の色違いの花かと思ってしまうくらい、花も花姿もよく似てますねぇ~
このように、大きくま~るくなって咲きます。


アケボノフウロは
上(↑)のアネモネ・シルベストリスと一緒に、二年前に知人から頂いた花。
写真は畑で咲いている様子なのですが、昨年は庭にも移植したのであちこちでピンクの花を咲かせています。


ゲラニウム・ジョンソンズブルーは
ずっとずっと昔から、鉢植えで育てていた花です。
(途中なくなったけど、偶然の出会いで再び我が家にやってきた…)


こちらに引っ越してきて、初めて地植えにしてみたところ、まぁその株の広がること・・・
植えて二年目なのに、こんなにたくさんの花が咲いています。
(写真は、数株まとめて植えてありますが…)


蜂もこの花は大好きのようで、花から花へと忙しそうに飛び廻っています。
蝶もやってきていました。


蜂さんは、夢中です・・・

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こちらは、イチモンジセセリさんかなぁ・・・

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三組目は、
花も咲き方も違うけど姿がそっくりの、『オオチゴユリ(大稚児百合)』と
『ホウチャクソウ(宝鐸草)』と『アマドコロ(甘野老)』
・・・


オオチゴユリ・・・

P1240149_2

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ホウチャクソウ・・・

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アマドコロ・・・

P1240508_2

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(三つの花の最盛期は6月始め頃。今はもう花も咲き終わって、緑色の小さな実ができています…)


この三つは、花が咲いてみないと区別が付かないくらい、葉の様子やその姿がよく似ています。


ここに、アマドコロにそっくりの『ナルコユリ』が加わればよかったのですが、
残念なことに、我が家にナルコユリは植えてないのです・・・


《角ドコロに丸コユリ》
 これは、いがりまさし著「野草のおぼえ方(小学館)」で使われているフレーズ。
 茎の断面が角張っていれば『アマドコロ』丸ければ『ナルコユリ』
 と、ふたつの見分け方のキーワードだそうです。


我が家で咲いている花は、茎を触るとカクカクして角張っていたから、アマドコロですね。
いつの日か、我が家にナルコユリが仲間入りしたときのために、追記しておきましょう・・・


オオチゴユリとホウチャクソウは
昨年頂いてきて、我が家の山野草コーナーに仲間入りした花たちです。
オオチゴユリもホウチャクソウも、頂いたときにはもう花が終わって小さな実が生っていました。
だから、花を見るのは初めて・・・
サクランボのようにぶら下がって咲く花の様子が、とっても可愛らしいですね♪


チゴユリかオオチゴユリなのか、少々悩んだのだけれど・・・
背が高くて(40センチ以上ある)、花も大きい。
そして枝分かれして咲いているので、オオチゴユリと判断しました。たぶん間違いないと思う・・・


アマドコロは
こちらも昨年、前に住んでいたところのご近所さんから頂いて植えました。
花だけ見るとホウチャクソウに似ているけれど、花の付き方が全然違いますね。
ホウチャクソウとオオチゴユリは、茎の先端に数個の花がぶら下がり、
アマドコロは、茎の下から上まで花が並んで咲いています。


このアマドコロ、先日ワラビ採りをしていたら田んぼの土手のあちこちに一面咲いていました。
あららら・・・アマドコロって、こんなにも身近な花だったのかしら?


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最後の四組目は、
スズラン同士のそっくりさん、『ドイツスズラン』と『スズラン』・・・


(この4組目のスズランは、全く違う品種と言うわけではないので、番外編でしょうか…)


ドイツスズラン・・・

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P1240404_2


日本のスズラン・・・

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(今は両方とも花が終わって、そろそろ実を付け始めたものもあります…)


ドイツも日本もよく似てますね! 同じスズランですもの


ドイツスズランとスズランとの違いは、
スズランの花は葉より上に出ないで下の方に咲くけど、ドイツスズランは葉より高い位置に花を付けること。


わたしが感じるままに言えば、
ドイツスズランは、太くて頑丈そうでどっしりとしているけど、
日本のスズランは、か細くてしなやかで頼りなげに咲いている
…って、そんな感じかなぁ~
  

ドイツスズランは、庭の色んな場所に雑草対策として植えてあります。
炎天下でも全然平気で、どんどんランナーを伸ばして増殖するので、
雑草対策にはもってこいの花。
花の時期には切り花にして飾ると、玄関や部屋の中を良い香りに包んでくれます。


日本のスズランは、木の下で肩を寄せ合いながら静かに咲いています。


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今日は、よく似た花を4組まとめて紹介しました。


同じ種類の花で色違いで咲く花も多いけど、このように全く違う品種なのに似ている花もたくさんありますね。

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今度はミヤマシジミの初見&初撮り♪

2010年06月12日 | 花や蝶を求めて
先日は、ミヤマセセリの初見&初撮りでしたが、今度はミヤマシジミです


三日前のこと・・・
その日は、珍しく旦那さんの畑でお手伝い。
…と言っても、麦畑に鳥除けの網を張るお仕事の手伝いですが・・・
(畑仕事は旦那さんの趣味なので、基本的にわたしは口も手も出しません…)


畑で作業をしていると、足元で小さなブルーの蝶が行ったり来たり・・・
花にとまったり、土の上で翅を休めたりしています。


とまって翅を閉じたその姿を見てビックリ! なんとミヤマシジミでした。


初見のミヤマシジミ♪・・・

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ブルーの翅がチラリ・・・

P1250484_2

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ミヤマシジミに出会ったのは、初めてです。


ミヤマシジミはヒメシジミと似ている蝶ですが、これはミヤマシジミに間違いない!
…って、珍しく今回は強気です


なぜなら・・・
ミヤマシジミの後裏翅には、オレンジ色の帯の中の黒班の中に輝くブルーが入っているから。
このことは、以前ネットでお勉強済みなのです
(今回出会ったミヤマシジミさんは、表翅がブルーなので雄…)


それでは、他のシジミチョウたちもご覧ください。


これ、ツバメシジミかなぁ?・・・

P1250349

(後翅に橙色の斑紋があるからツバメシジミだと思うけど、肝心の尾状突起がわかりにくい…)


こちらは、ヤマトシジミ・・・

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(ヤマトシジミさんは、カタバミが大好き…)


ピンボケだけど、これはコツバメです・・・

P1250504

(まだ元気で飛び廻っているコツバメさん。こんな写真でごめんなさい…)


シジミチョウ以外の蝶です。


ウスバシロチョウ・・・

P1250495

(先日のウスバシロチョウさんたちよりは、色白ですね…)


モンキチョウ・・・

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(お目々がかわいいモンキチョウさん…)


最後に、うちの旦那さん自慢の麦畑も少しだけ見てやってください。
鳥除け網を張る前の状態です。(向こうに見えるは、『ジャーマンアイリスの花咲く丘』)


だれかさんと だれかさんが むぎばたけ~♪・・・

P1250489


この畑では、『ユメアサヒ』と『しらね』という品種の小麦を栽培しています。
 『ユメアサヒ』は、パン用の強力粉
 『しらね』は、ベーグル用の中力粉


小麦が実ると刈り入れをして、ハゼ掛けして天日干し。
その後、懐かしの足踏み式脱穀機で脱穀。製粉は業者にお任せして・・・


この畑ともう一枚の畑で栽培している小麦は、朝食用のパンとベーグルへと生まれ変わります。
パンは、朝起きるとホームベーカリーが焼き上げてくれてます。
ベーグルは、旦那さんが作って冷凍保存。食べる時にチンします。


 今日の、お・ま・け 


今日は、災難がテーマのおまけです。


災難をおまけというのもちょっと変なのですが・・・
まぁー、ふたつの災難をご覧ください。


災難その一・・・


園芸用プラスチック箱の網目に、スッポリとはまって身動きがとれなくなったスズメちゃんです。


あらっ、大変・・・

P1250717


写真だけ撮ってから助けてあげようと、箱に触れた瞬間に枠から飛び出していきました。
「な~んだ、自分で飛び出せるんじゃん!」
怪我をしてなくて、よかったぁ


豆の芽だし用の土に、種籾が混ざってしまいました。
スズメは、その籾を食べに箱の上部から入り込んだのでしょうね。
とんだ災難に遭ってしまったスズメちゃんでした・・・


災難その二・・・


こちらは災難というよりも悲劇ですね。
蜘蛛の巣に引っ掛かってしまった、キバネツノトンボたちの無残な姿です。


無残な姿の、キバネツノトンボたち・・・

P1250502


目を覆いたくなるような、悲惨な光景でした。
でも、これも自然界の厳しい現実なのですね・・・

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四つの山野草・・・

2010年06月10日 | 我が家の花(2010)
まずは、屋敷林の下で咲く山野草をふたつご紹介しましょう。
『エビネ』と『マイヅルソウ(舞鶴草)』です。


『エビネ』・・・

P1240105


P1240314


昨年は、小さな松の木の下で細々と咲いていたエビネたち。
太陽の光が眩しすぎたのでしょうね。


そこで、昨年屋敷林の下へ移植してみると・・・


今年は、わずかな木漏れ日を浴びながら健康的(?)に育ちましたぁ
花の盛りは5月25日頃でしたが、今は葉が伸びてきてまだ花も咲いています。


『マイヅルソウ(舞鶴草)』・・・

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小さな花が可愛らしいマイヅルソウですが、どうしたことか今年は葉が穴だらけです。
鶴が舞うように咲いている…なんていう、そんな素敵な姿をお見せできないのが残念。


マイヅルソウの花は、もうすっかりおしまい。
鶴が舞う姿は、来年に期待するとしましょう・・・


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昨年お向かいのおばあちゃんから、花の咲いている山野草をふたつ頂きました。
『ヒメケマンソウ(姫華鬘草)』と『フタリシズカ(二人静)』です。
今年初めて我が家の庭で芽を出し、花を咲かせました。


『ヒメケマンソウ(姫華鬘草)』・・・

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昨年植えたばかりのヒメケマンソウ・・・(参考までに…)

P1110880

(一年で、随分成長するものですねぇ…)


昨年は植えたばかりだったので、ちょっと無残な姿でのブログ初登場でしたが、
でも今年は株も大きくなり、花もたくさん咲いて、立派な姿になりました。
きっと、この環境が気に入ってくれたのでしょう・・・


『フタリシズカ(二人静)』・・・

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昨年頂いたときには、花穂が3本や4本出ているものもありました。
二人静、三人静、四人静…と、賑やかに咲いていましたが、
今年はどれも花穂は2本だけ。名前のとおりに『二人静』で咲いてます


ヒメケマンソウの隣に植えたフタリシズカの花は、もう散ってしまったけれど、
他の場所へ植えた方は、米粒のような真っ白い花が今まだいっぱい咲いています。


環境の違う場所に植えておけば、花の咲く時期も少しずれていいですね。


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前の家では以前木陰に『一人静』も咲いていたのですが、いつの間にやら消えてしまいました。
いつの日か、エビネの近くにでも一人静をそっと咲かせることができたらいいなぁ・・・

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ミヤマセセリの初見&初撮り♪

2010年06月08日 | 花や蝶を求めて
庭や近くの丘に植えたジャーマンアイリスも、花の盛りを迎えています。


昨日アイリスの丘で花殻摘みをしていると、小さな茶色っぽい一匹の蝶がすばしっこく飛んでいました。(『丘』と自分で勝手に名付けたけれど、小高い土手のようなものです。念のため…)


小振りのジャーマンアイリスの花にとまったその蝶は、茶色い蛾のような感じもします。
いつものようにそっと近付いて、とりあえず写真をとっておきましょう・・・


…ってことで、慌てて数枚パシャリ、パシャリ!
(お手軽なコンデジは、いつもポケットに入ってますからね


PCに取り込んでみると、やっぱり茶色い蛾のような模様。
例によって、早速『触角』のチェックから初めてみると・・・
う~ん、これは蝶の触角かなぁ~


…で、次に小さな蝶の項目でネット検索してみると・・・
なんとなんと、この蝶は『ミヤマセセリ』でしたぁ~  …たぶん…


つい嬉しくなって・・・
予定していた花のアップをやめて、今日もまた蝶の話題になっちゃった


嬉しい初見&初撮りの、ミヤマセセリさん・・・

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翅の様子が、痛々しいですねぇ~ 模様が白っぽいから、雌かなぁ・・・
こうして見ると、渋くて小粋な柄をまとった蝶ですね。
(蛾のようだ…なんて言って、ミヤマセセリさんに申し訳ない…


ギフチョウと並んで春を告げる代表的な蝶として、ミヤマセセリという名前だけは知っていましたが・・・でもどんな蝶なのか???
たぶんネット上では何度か見ているはずなのだけど、わたしの頭の中にはその姿がインプットされていませんでした。
(ギフチョウもミヤマセセリも、それなりの場所へ出かけないとお目にかかれない蝶だから…)


まさかそのミヤマセセリと、こんな場所で出会えるとは夢にも思っていませんでした。
わたしが思っていたよりは、案外普通に見られる蝶だったのかもしれませんねぇ~


ミヤマセセリも、ギフチョウやコツバメやツマキチョウのように春にだけ現れる、
『スプリング・エフェメラルの蝶』のお仲間のようです。
今年は、花も蝶もたくさんのスプリング・エフェメラルたちに出会えて、素敵な春になりました


ミヤマセセリさん、もう少しゆっくりアイリスの丘で遊んでいってくれればよかったのに・・・
ジャーマンアイリスの花に数回とまって、すぐに飛び去ってしまいました。


数枚の写真を撮ったけれど、ブログにアップできるような写真は一枚だけ。
それじゃああまりにも淋しいからと思って、無理矢理もう一枚貼り付けましたぁ


もっと色んな姿を撮りたかったなぁ~ 来春もこの丘にきてくれるだろうか・・・


ミヤマセセリは早春、3月~4月に見られる蝶のようですが、今はもう6月。
やっぱり今年は、季節が遅れているのでしょうね・・・

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小さな山野草、山吹草に岩唐草にチシマタンポポ♪

2010年06月06日 | 我が家の花(2010)
蝶の話題が続きまして、お花たちの出番がついつい遅れてしまいましたぁ~


昨年、山野草の好きな友人から頂いた花が三つ咲いたので、ご紹介を・・・
『ヤマブキソウ(山吹草)』と『イワカラクサ(岩唐草)』、そして『チシマタンポポ』の三つです。
(草という字をソウと読ませたり、クサと読ませたり…)


ヤマブキソウとイワカラクサ、当初はふたつを紹介しようかと思っていたのですが、
ブログ友のkamyさんのコメント(三つの話題…)がふと頭を過ぎりまして、
急遽チシマタンポポも一緒に登場させましょう


ヤマブキソウは、もうとっくに咲き終わりました。
イワカラクサは今が花盛りで、チシマタンポポはまだ咲き始めたところです。


この三つの花は、背丈が10センチ程の小さな山野草たちです。
我が家の庭で、今年初めて可愛らしい花を咲かせました。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


丈は小さいけど花は大きい、『ヤマブキソウ(山吹草)』・・・


花の色が山吹色、その色が庭でひときわ目を引くヤマブキソウ。
一番きれいに咲いていた時期は、5月20日頃でした。随分前になりますねぇ~
今はもう花が散ってしまい、ちょっと淋しい姿になっています。


花の大きさに比べると、背丈がちょいと低い気がする。
我が家のヤマブキソウは、頭でっかちで咲いてます
そこがまた可愛らしいんだけどね


深い黄色が眩しく輝く、ヤマブキソウの花・・・

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花がヤマブキ(山吹)に似ていて、こちらは草なので『ヤマブキソウ(山吹草)』と名前が付けられたようですね。


ヤマブキとヤマブキソウの違いはというと・・・
 ヤマブキは木。   バラ科で、花びらが5枚
 ヤマブキソウは草。 ケシ科で、花びらが4枚


ほらね、花姿はやっぱり頭でっかちでしょ・・・

P1240134


今年はたった一輪ぽつんと、我が家の山野草コーナーの端っこに咲いているヤマブキソウ。
それでもこの黄色がとっても目立ちます。いえ、目立ちました(過去形です…)
周辺には小さな芽がいくつも出ているので、来年がとっても楽しみです♪


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


こちら、背丈も花も小さな『イワカラクサ(岩唐草)』・・・


日本桜草を小さくしたような、可愛らしいピンクの花を咲かせます。


小さくて可愛らしい、イワカラクサ・・・

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イワカラクサは、ピレネー山脈やヨーロッパアルプスの高山帯の岩場や草地に生える多年草。
…ってことは、高山に咲く花なので山野草というよりも高山植物なのかなぁ・・・
この花は、ロックガーデンに植えるといいみたいですね。


我が家では今、瓦を再利用して作った階段にイワカラクサを咲かせています。


階段で咲く、小さなイワカラクサ・・・

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ターシャを真似て早春に咲かせたクロッカスの、上段に植えてあります。


クロッカスからバトンタッチ、今はイワカラクサの出番・・・

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このイワカラクサも、こぼれ種でどんどん増えてカーペット状にもなるのだとか・・・
この花も、来年が楽しみです♪


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


最後に登場するのは、わたしを悩まし続けた『チシマタンポポ』・・・


花は『コウリンタンポポ(紅輪たんぽぽ)』によく似ています。
でもこれは、背丈が低いチシマタンポポという花。
昨年頂いてから、花の名前でずっと悩まされていました・・・


昨年植えた時のプレートには、『黄輪タンポポ?』なんて、?マーク付きで書いてあります。
『紅輪たんぽぽ』によく似た黄花バージョンという意味で、自分でこんな名前を付けたみたい


この名前に辿り着くまでが、困難な道のりだったぁ・・・
ネットで調べてもなかなかこの花が見つからなくて、苦労しました。


ヤマブキソウの黄色に比べると、こちらは優しそうなレモンイエローの花です。
花びらに5つの切れ込みが入って、とっても可愛らしいチシマタンポポさん。
名無しの権兵衛さんにならなくて、ホントよかったわぁ


レモンイエローがきれいな、チシマタンポポ・・・

P1240429


チシマという名前が付いているけれど、この花はヨーロッパから北極海沿岸の高山に分布している多年草だそうです。
そしてタンポポと名前が付いているけれど、キク科ヤナギタンポポ属の植物だそうです。


チシマタンポポって、こんな風に咲いてる・・・

P1240428


花は可愛いのに、蕾は毛だらけ・・・

P1240956


おやっ、よく見れば葉や茎にも毛がいっぱい。


今年は少し株が大きくなった気がします。この花も増えるということなのですが、
土手の下方に植えてあるので、
「チシマタンポポさん、よろしかったら横にどんどん増えて頂けると嬉しいんだけどなぁ…」
って、伝えたい・・・


 追記です・・・(6月8日)


チシマタンポポの一番花が、綿毛になっていました。
タンポポのように真っ白い綿毛かと思えば、これが違うのですねぇ~


チシマタンポポの綿毛・・・

P1250379


ま~るい綿毛も、また可愛らしい・・・
間もなく風に乗って、ふわぁ~りふわりとどこかへ旅立つのでしょうね。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


今日は、山野草のニューフェース三つの花でした。


年々株が増えてくれる花たちは、本当に楽しみなものです。
いつの日か、小さな花たちが群生して咲いている姿を想像すると、わくわくしてきます。
黄色いヤマブキソウの群生・・・
ピンクのイワカラクサの群生・・・
レモンイエローのチシマタンポポの群生・・・


きっと、素敵だろうなぁ~


 今日の、お・ま・け 


前ブログで、ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)について少し触れたのですが・・・
今日のおまけは、ハルジオンの花。


今、近くの土手や草むらではハルジオンの花がたくさん咲いています。


…が、


土手草のひとつとして咲いているハルジオンなので、農家のおじちゃんたちに草刈り機で次々と刈り取られています。


土手では雑草として扱われているハルジオンですが、花はとっても美しい野の花。
あまりにも美しかったので、思わず写真に撮ってしまいました。


美しく咲く野の花、ハルジオン・・・

P1240776


P1240773


ハルジオン、きれいな花ですねぇ~
辺りには大きな花や小さい花。白い花もあればピンクの花もある・・・
色々なハルジオンの花が咲いています。


土手に咲かせておいて、刈り取られてしまってはもったいないくらいに素敵な花です。
この花には『晩春の妖精』ウスバシロチョウが吸蜜にやってくるというのに・・・
でも刈り取られる運命にあるハルジオンなのです。
…かといって、庭一面ハルジオンを咲かせるわけにもいかず…


美しく咲いているところを、こうして写真に残すことができたのだから、よしとしましょう・・・

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