昨日からの冷たい強風が、不思議なくらい、明け方にピタリとやんだ。
昨日の強風と霧雨と寒さで動きが取れず
モチベーションもテンションも急降下、動きが取れず目的もなくなった感じでガックリきていた。
今日の朝のご来光を見てジッとしているわけにはいかず、
午前中は双六岳周辺の景観を楽しもう、
昼を済ませた午後からは樅沢岳に登り槍の迫ってくる姿を撮ろう・・・ついでに夕焼け小焼けで鷲羽岳が染まるのを見たい。
3日目(14日)
日の出
▼双六小屋の前では団体さん達が体操をしていました。
西鎌尾根を進むのでしょう。
▼笠ヶ岳(2,897m岐阜)方面
▼左、巨大な薬師岳(2,926m富山)
▼小屋から頂上に続く一本道
▼薬師岳(2,926m富山)
正面に小さく頂上の祠が見え、左のピークに小さな避難小屋が見えます。
〃
▼笠ヶ岳(2,897m岐阜)
▼剱岳(2,999m富山)
▼黒部五郎岳(2,839m富山・岐阜)と巨大なカール
▼白山(2,702m石川・岐阜)
今日がいかに天気が良いか分かります。
ヤッポ~と呼べば・・・
ホ~ホケキョ・・・と応え、
バンジャ~イ・・・で最後の締めくくり。
▼笠ヶ岳山荘、頂上の祠が見えます。
▼黒部五郎、三俣山荘方面に続く稜線コースの登山道。
▼薬師岳(2,926m富山) と稜線コース
▼今日は中道コースを散策します。
▼鷲羽岳(2,924m長野・富山)
▼水が豊富な双六小屋
ここが水源地の雪渓だった。
▼双六頂上から中道コースを回り戻ってきました。
小屋ではフトン干しをやっていました。
▼テントの引っ越しをします。
昼前なのでガラガラです。
テントも乾いており荷物を出して引っ張ってきました。
▼昼を食べ一休みして、午後からは樅沢岳に登ります。
他は晴れているのに、不思議と槍ヶ岳方面からは雲が流れてきます。
崖の斜面を強烈にガスが吹きあげてきます。
▼黒部五郎、鷲羽岳・・・鞍部に小さくオレンジ色の三俣山荘が見えます。
▼三俣山荘
▼このハイマツの先に写真を撮るビューポイントがあります。
▼雲がわき上がってきます。
この、分厚い雲の中に槍が隠れています。
30分待ったが姿は見えませんでした。
不思議と小屋に着いてから空は真っ青に晴れていました。
▼幕営地も昨日と違い落ち着いています。
風も無く安心してテントに潜れます。
▼夕方に着いたお姉ちゃん達。
風がフライをめくりあげますがモチャモチャとのんびりと設営している感じです。
可愛いもんだ。
------------------------------4日目(15日)下山------------------------------
昨日失敗だった樅沢岳に登ろうと雲が切れるのをしばらく待ったが、槍ヶ岳方面からの雲が流れてきていた。
8:30頃まで待ったが雲は全然とれる気配がないので思い切って下山だ。
小屋のTVでの予報では9:00から晴れマークになっていたが、起きてから時間が経ちすぎており
これ以上待てなかった。
▼笠ヶ岳方面
▼樅沢岳を越えて西鎌尾根にむかう登山者
アップ
▼予報通り9:00を過ぎると雲が切れ青空になってきた。
早くから槍の頂上には人が見えます。
小屋から30分以上も歩いてきたので今更引き返す気にはなれず下山。
▼さらば、鷲羽、水晶
年内に来たいな。
▼弓折乗越に到着
▼鏡平山荘に11:00につくようにして歩いてきた。
11:00から食事が食べられる。
朝から何も食べていなかったのでここで食事をとる。
▼下山届を提出して、車を取りに行き、ここで汗を流しました。
雰囲気、泉質・・・共に良い温泉でした。
またここに来よう。
テントを設営してからは、双六のテリトリーから出ることが出来ず、最終的に
双六テント場で3泊幕営した。
自然の驚異には逆らうことはせず、おとなしく安全策をとりました。
停滞することで色んな情報も得、色んな人とも話が出来、決して無駄ではなかった。
水晶小屋は小屋締めが早くもう一度確認して挑戦。
高場の紅葉がダメなら、小池新道のわさび平小屋付近の紅葉と絡めて
又、
西鎌尾根からの迫力の槍等、テントがあればそんなに厳しい登山にはならない。
全て天候次第だが楽しみが増えた。
完
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