ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「不登校・ひきこもりセミナー2024」開催報告

2024年07月16日 18時40分44秒 | 不登校・ひきこもりセミナー
 各地で梅雨末期の豪雨に見舞われていますが、皆様ご無事でお過ごしでしょうか。

 さて、遅くなりましたが標記イベントを報告いたします。
 
 去る4月29日、横浜市の地域福祉施設「すすき野地域ケアプラザ」様がイベント等に使用する多目的ホールをお借りできたおかげで、会場とZOOMのハイブリッド開催が初めて実現。会場参加21人、ZOOM参加28人の計49人という当イベント最多のご参加をいただきました。

 今回は、代表の丸山の著書『不登校・ひきこもりが終わるとき』の旧版実売1万部達成と新装版の出版記念として開催。第1部の講演で冒頭その2点にふれたうえ、受付配布資料のなかに新装版のチラシを入れました。

 プログラムは例年どおりの2部制。第1部は代表の丸山(写真左)が講演、第2部の分散会は「対談」と「座談会」です。

 今回は、対談ゲストの岡本圭太氏(写真右から2番目)の著書『ひきこもり時給2000円』と丸山の著書や当メルマガとの共通点を網羅した内容にするため、講演でも同氏の著書から「表現が違うだけで同じことが書いてあるな」とか「これはこういう言葉で表現できるな」と丸山が感じた点を挙げて自分の表現でお話しする、という初めての内容になりました。

 挙げた点は、事前に当スタジオの公式ブログに書いたものから多少変更して次のとおりです(カッコ内に=で記載したのが丸山の表現です)。
*ひきこもりのきっかけは警告(=無意識からの指令)
*終結の様相(=底つき)
*遠くに強くて近くに弱い(=会話の地層)
*「お茶入ってるよ」、居場所の雰囲気(=本人の現状を気にしない)
*自立ありきで就労をめざすことへの戒め(=適応力より自律力)

 そのため、アンケートでは丸山の著書を既読の方から “新たな情報は得られなかったものの(略)本で言われていることがよりリアルに理解できました” や “当事者と支援者ふたつのご経験のあるおふたりが、同様の見解に至っている点を学ぶことが出来、大変貴重なご講義であった” など「真新しさはなかったが整理できた」とのお声が数人ありました。

 第2部の分散会では「対談」はそのまま、「座談会」は前回配信会場に使わせていただいた1階の部屋に移動して、それぞれ実施しました。
 毎回丸山と同じ “経験者相談員” という立場の方をお招きして行う「対談」では、前述のとおり岡本圭太氏をお招きし、最初に岡本氏からひきこもり時代からここまでの来し方と著書出版の経緯などをお話しいただいたあと、丸山の進行で互いの著書の特徴の比較や講義で挙げた以外の共通点を順次共有し語り合いました。

 具体的は、事前に公式ブログでご紹介した下記の点です。
*対談のタイトルについて(岡本氏の書作物のタイトルを絡めて)
*丸山の著書と岡本氏の著書に共通点が多いことについて
*ひきこもり本人の心理について(年齢の影響)
*ひきこもり時代とその後の心境について(自然な内的作業を経ることの大切さ)
*経験者の感覚(自分の保険証を持つ喜び、「よくここまで生きてきたな」)について
*相談する側受ける側(相談しづらい心理、人間関係の溜めがあるかないかによる進展の違い)

 アンケートには “お二人のコメントが心に刺さるものばかりでした。岡本さんの「溜め」のお話もとても参考になりました。家族として、息子の「溜め」で有り続けたいと思いました” という親御さんや “自分と同じように考えている丸山さんや岡本圭太さんの話を聴いて、私が本当に行きたかった世界は認めてもらえないあちらの世界ではなく、同じように考えたり感じたりしているこちら側なのかもしれない、と気付かされた気がします” という当事者の方の、それぞれ思いのこもったご感想がありました。

 毎回連続講座「ヒュースタゼミナール」(ヒューゼミ)の修了者からお二方にお話しいただく「座談会」では、「障害やひきこもりの当事者の親なきあと問題に取り組んでいる不登校母」という共通点を持つお二方(写真スクリーン)に、ヒューゼミでゲスト講師をつとめている割田大悟氏(写真いちばん右)が、ヒューゼミの感想やそれぞれの活動について質問していきました。

 お二方の熱いお話が続く内容になったことで、アンケートには「参加者を含めて皆で話し合うようなスタイルを勝手に想像していたので、事前に抱いていたイメージとのギャップがありました」というご不満もありましたが「保護者でもある方達が親なきあとに悩む方々を支援されていることに感銘を受けました。また、そのような活動があることを初めて知り、心強く思いました」「割田さんの司会が分かりやすく良かった。また、お寺にも相談できる選択肢が知れてよかった」など、新しい支援活動の可能性に希望を抱いた方が多かったようでした。

 今回は、ZOOM運営に前回のような大きなミスはなかったものの、会場参加の皆様に配布するアンケート用紙の用意が間に合わなかったことや、講演のなかでホワイトボードに板書した図をZOOM参加者にうまくお見せできなかったことなど、運営面に未熟さを露呈した回となりました。来年はこれらの課題を解消して開催する所存ですので、ぜひまたお楽しみにしていてくださいますようお願いするしだいです。

 会場スタッフを務めてくださった皆様、ご登壇の皆様、ご参加の皆様に、心からお礼申し上げます。

※本欄に転載したアンケート回答は、ご許可くださった方のものから選ばせていただきました。
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登壇するイベントのお知らせ

2024年07月09日 17時50分12秒 | 代表丸山の活動
 20日(土)に開催する「しゃべるの会・不登校編」が未だに申し込みゼロで、3度目の流会の危機に焦って広報活動している、代表の丸山です。

 さて、5日後の14日(日)、横浜市青少年育成センターで「横浜こども・青少年に関わる活動関係者の大交流会」が開催されます。

 近年毎年開催されているイベントで、毎回横浜市の関係者が一堂に会し、活動紹介を希望する団体によるリレー紹介を行ったあと質疑応答。そのあとテーマ別にグループに分かれて文字通り交流します。
 横浜市にどんな団体や活動があるかがわかるうえ、その関係者の方々と交流できるとあって、同市内外から毎回多数の参加者を集めています。

 私がこのイベントを知ったのは数年前。ただ毎回都合がつかずに前回ようやく参加できて多くの出会いと再会があったのですが、閉会後に懇親会に参加したためか「来年は丸山さんも世話人に」と声をかけられました(そういう方は私以外にもいました)。
 その後、正式な意思確認以外には最近までほとんど連絡が来なかったので、チラシ裏面に載っている世話人の名前に私はありません。

 しかし、先日行われた最後の世話人会に参加でき、当日にスタッフとして担当する役割を与えられたうえ、活動紹介を希望する団体が不足していたため当スタジオも活動紹介できることになりました。
 横浜市外の団体ではありますが、ほかにも小田原市の団体が活動紹介を行うので、堂々と登壇したいと思います。
 そのあと、グループ交流の担当スタッフの一員として働きます。

 一般参加は、当初設定されていた締め切りまでに定員に達しなかったため、引き続き募集が続いています。
 おもに横浜市の子ども・青少年に関わる活動にご関心の方、活動に加わりたい方は、在住在勤在学の地域を問わずどちらからでもぜひご参加ください。

 当日、ひとりでも多くの方との出会いと再会を楽しみにしております。

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不登校・ひきこもり連続講座第2回、単発受講者募集のお知らせ

2024年07月05日 10時40分25秒 | 連続講座
 月が変わっても猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、7年目の第1回を去る6月27日(木)夜に実施し、20日後の7月25日(木)夜に第2回をオンライン実施する標記「ヒュースタゼミナール(ヒューゼミ)」ですが、関係者・志望者向けの一般コース(全8回)が定員に達しておりませんので、各回とも1回限定で受講する「単発受講」が可能です。
 まずは第2回を受講してくださる方(家族親族でも可)を募集しておりますので、ご希望の方は下記宛メールにてお問い合わせください。

 また「第1回には間に合わなかったけど全8回を通し受講したい」という方には、第1回の補講を受講して第2回から合流する、という方法をご用意しています。補講の日程は相談のうえ決定しますので、ご希望の方は下記宛メールにてお問い合わせください。

【第2回「不登校・ひきこもりのプロセスを知ろう」】

 本人に合ったプロセスと目標イメージについて、丸山と割田大悟氏(ひきこもり当事者グループ代表)のリレー講義により「状態グラフ」「心のビーカー」「ピアサポートにおける目標のあり方」を知り、見立ての判断基準を習得します。次に演習で、前記のうち「心のビーカー」を使って、やることや課題が実現する順番の多様さを可視化するワークを行います。

日時:7月25日(木)午後7時20分〜9時30分
方法:ZOOM
対象:不登校/ひきこもり状態を理解したい相談・支援の関係者または志望者など関心ある方。家族親族でも可。
定員:2名(申込先着順)
費用:関係者・志望者・関心ある方3300円(当事者経験者は1100円)、家族親族2200円
申込:メールまたは告知ページの申込フォームで

↓ お問い合わせ・お申し込み<ゼミ係
husemi.info@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)

↓ 告知ページ
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おとなひきこもり相談会の第3回開催のお知らせ

2024年07月02日 17時40分03秒 | 相談会
 このところ強い風雨に見舞われることの多い神奈川県東部ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、 5月8日の本欄でお知らせした精神科医を迎えてのおとなひきこもり相談会「関口・丸山のひきこもり何でも相談室」は、先月16日(日)に第2回を開催し、親御さん4名様のご参加を得ました。
 おひとり30分程度という均等な時間で順にご相談いただきました。
 また、今回は最初に参加者特典のカードを選んでいただき、関口医師が話している間に丸山が同じメッセージを書いて渡すという時間帯もあり、丸山は次回以降の感覚がつかめたようですので、次回も参加者特典を続けてまいります。

 続いて今月の第3回は、3週間後の23日(火)に同じ会場で開催です。

 対象は家族親族・知人の方はもとよりご本人や相談・支援の関係者など、相談したい方ならどこにお住まいのどなたでも。
 長年にわたって家族支援を実践している丸山と、発達や精神はもとよりおとなひきこもりにも詳しい関口氏というほかにはない組み合わせ。個別相談や精神科受診より敷居が低い、ほかの参加者と一緒に気軽に相談できる場で、次への第一歩を踏み出すきっかけをつかみにいらっしゃいませんか。

 すでに続々とお申し込みが入っており、満席間近となっております。会場は狭い部屋ですので増席は不可能。 ↓ の申込フォーム付き告知ページで詳細ご確認のうえ、お早めにお申し込みください。

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業務カレンダーに7月の予定を掲載

2024年06月28日 12時10分09秒 | ホームページ
 梅雨に入って九州などでは豪雨に見舞われているようですが、皆様ご無事でお過ごしでしょうか。

 さて、先ほど来月の業務日程を入力しました。

↓ 業務カレンダーが載っているトップページを見る
https://husta.is-mine.net/

 お問い合わせ・ご利用が可能なのは無記載の日、「臨時休業日」を除く第2、3金曜日のメディア業務日、土日祝の「原則休業日」のうちカッコで「開室」または「途中から/途中まで開室」と表記している日、です。
 休業するのは、毎週月曜日の定休日と第3木曜日の外部勤務日に加え「閉室」と表記されている土日祝の原則休業日です。
 加えて、丸山の公私の都合による短縮開室日(「お問い合わせ・ご利用 ~時から/~時まで可」と表記)や臨時休業日があります。

 来月は、連続講座「ヒュースタゼミナール」(ヒューゼミ)の第2回、おとなひきこもり相談会「関口・丸山のひきこもりなんでも相談室」(関丸相談会)の第3回に加え、家族会「しゃべるの会」(しゃ会)の不登校編とひきこもり編を開催します。
 オンライン開催しているヒューゼミは、コース制を取りやめて日程を第4木曜日夜に1本化。家族から関係者・志望者、関心ある方にいたるまで講義を一緒に聴いたうえ、演習は単発受講者が加わった回のみ2グループに分かれます。今月は25日です。
 関丸相談会は、奇数月が第4火曜日午後、偶数月が第3日曜日午後。多摩センター駅近くの貸し部屋で開催。今月は23日です。
 しゃ会は、不登校編が20日(土)、ひきこもり編が28日(日)、それぞれ平塚市の会場とオンラインの併用で開催します。

 いずれもご関心の方はそれぞれの日付をクリックして、説明欄に記載した説明または貼付したリンク先告知ページをご覧ください。

 最後に、業務スケジュールは月の途中でも変更させていただく場合がございます。特に短縮開室日が増える可能性がありますので、お手数ですがカレンダーを随時ご確認くださいますようお願いいたします。

↓ 業務カレンダーが載っているトップページを見る
https://husta.is-mine.net/

【業務カレンダーの表示について】

 当スタジオの開室時間(原則)である午前10時~午後4時を基準として、そのなかの一部をお休み(短縮開室)する日は「短縮開室日」と、すべての時間をお休みする日は「定休日」「臨時休業日」と表示されています。
 短縮開室日の表示には、今年度から「途中から/途中まで開室」というカッコ書きを追記することにより、ひと目で完全閉室ではないとわかるようにしております。

 毎週土日曜と祝日は「原則休業日」と表示されています。これは「丸山の都合が悪ければ開室しなくてもよい日」という意味であり、必ず休業するわけではなくお問い合わせ・ご利用の両方またはお問い合わせが可能な日(カッコで「開室」と表記)や「短縮開室日」と同様の日(黄色)がありますので、ほかの休業日と同様カレンダーの表示をクリックしてご確認ください。

 代表の講演等が入っている日は、表示にカッコを付けてその用件を記載しています。詳細は当ブログで順次お知らせしていますのでご確認ください。 

 業務スケジュールは月の途中で変更になることがあります。お問い合わせ・ご利用の可否はなるべくカレンダーをご確認ください。また、詳しいお問い合わせはメールでお願いいたします。

↓メールアドレス
husta.maru@@gmail.com
(@をひとつにして送信ください)
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家族会「しゃべるの会」第83,84回のお知らせ

2024年06月25日 10時00分00秒 | 家族会
 早くも空梅雨の予感がする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、メールマガジン(メルマガ)の新しい号をテキストに使用する独自の家族会として半年ごとに開催している標記の会、次回「不登校編」は7月20日(土)、「ひきこもり編」は7月28日(日)、それぞれ平塚市の会場とZOOMの併用で開催いたします(いずれも会場開催が不可能と判断した場合はZOOMのみ開催に切り替えます)。

 テキストは、先日配信した第286号のコラム(掲載文)。「不登校・ひきこもりに“なる”」とはどういうことか、また不登校は学校に行きたくないのか行きたくても行けないのか、という2点を論じた文章です。
 これを筆者で会担当の丸山が最初に読み上げて補足説明したあと、自己紹介を1周して休憩し、後半はテキストの内容にとらわれないフリートークを行います。
 
 不登校/おとなひきこもり状態のきっかけや初期の心理をお知りになりたいご家族はもとより、どのようなお悩みを持つご家族でも、また全国どちらにお住まいのご家族でもご参加いただけます。また、昨年度から半年に1回に半減しましたので、貴重な機会です。
 家族という同じ立場どうしで話し合ってみませんか。


【第83回「不登校編」、第84回「ひきこもり編」】
期日:不登校編=7月20日(土)
   ひきこもり編=7月28日(日)
時間:午後1時30分〜4時30分
会場:ひらつか市民活動センター(平塚駅西口徒歩6分)
    ※ZOOM併用
対象:ご家族(当事者の方はご参加いただけません)
選択:おおよそ20歳の上下または学校在籍の有無でお選びください。
    ※20歳以上の学生や10代の中退生のご家族は不登校編がお勧めです。
定員(申込先着順):会場・ZOOM各5名
費用:一家族700円(おふたりでも同額)
申込:
*電話・メール・FAX(チラシ裏面の申込欄使用)のいずれかで
*Peatix(告知サイト)の申込フォームから
開催:感染症が流行しているため、会場参加者に欠席が続出した場合にZOOMのみ開催に変更します。

※お申込み・案内チラシのご請求はこちらへ(手渡しまたは配布くださる方には送呈いたします)
電 話 0466-50-2345
メール husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)
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不登校・ひきこもり連続講座「ヒュースタゼミナール」実施方法変更のお知らせ

2024年06月21日 12時36分50秒 | 連続講座
 多くの地域が梅雨入りして大雨に見舞われていますが、皆様ご無事でお過ごしでしょうか。

 さて、標記オンライン講座(ヒューゼミ)の家族コースはきのう締め切りまして、最少催行人数に達しましたが、来週木曜日に開講(スタート)予定の一般コースはまだ達しておりません。そのため、家族コースにお申し込みの方々にご承諾を得て、前半4回のみである第4土曜日夜の日程を取りやめ、通年開講日である第4木曜日夜に1本化し、両コース合同で開講することになりました。

 ヒューゼミは、もともと5年間はコース制をとらず家族と関係者の別なく募集したうえ1年間一緒にご受講いただいていました。それを、家族どうし関係者どうしで密に学び合い交流していただくため一昨年度からコース制を採用しました。
 一昨年度は同日開催で講義を一緒に聞いてグループワークでコース別に分かれたのですが、昨年度はご都合についてのご要望を受け別日に実施。今年度もその予定でした。

 しかし今年度は、当スタジオの力不足により前述のとおりの日程とさせていただきます。家族コースにお申し込みの方には深くお詫び申し上げますとともに、ご協力くださいましたことを厚くお礼申し上げます。

 なお、締め切りは25日(火)に迫っておりますので、コースに関係なくどなたでもお申し込みまたはご紹介をお急ぎください。また、家族コースにお申し込みの方は前半4回のみという日程に変更ありませんので、一般コース向けに後半限定の受講募集を予定しております。不登校/ひきこもり状態への理解がおありの方で家族相談や家族会について学びたい方やあらためて考えたい方は、ぜひ後半のみの「家族支援セット」(仮称)の募集をお待ちください。

 今年度も、ひとりでも多くの方とご一緒できることを願っております。

 ↓ 変更後の日程を確認する
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不登校・ひきこもり連続講座「ヒュースタゼミナール」後半のご案内

2024年06月18日 13時30分15秒 | 連続講座
 大雨に見舞われている神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、標記オンライン講座(ヒューゼミ)の家族コースが土曜日に、一般コースが来週木曜日に、それぞれ開講(第1回)が迫りました。そこで、先週にの前半4回に続いて、本日は後半4回の趣旨と内容をお伝えします。

 代表兼相談員の丸山が、自身の不登校とおとなひきこもりの体験に加え、21年にわたる相談業務と17年にわたる家族会での実践経験を通じて考案してきた不登校・ひきこもりへの家族相談と家族会のあり方。そのエッセンスを講義とロールプレイ、家族会見学で習得する、というのが後半4回の趣旨になります。
 一般コース(相談や家族会の従事者や志望者、関心ある方対象)の後半であると同時に、家族コース(家族親族・知人対象)からの編入も可能です。

 第5回は『家族の心理と家族支援を考えよう』と題し、不登校・ひきこもりで相談することの難しさや家族対応のあり方に関する丸山の講義と、家族会主宰者の報告を聴いたうえで初回面接のロールプレイを行い、親御さんの心理と家族対応の基本を学びます。

 第6回は12月と1月の週末(期日未定)午後。当スタジオが開催している2種類の家族会のいずれか選んで見学し、参加ご家族の発言や丸山の対応から家族会の意義や進め方の参考材料をシートに書きとめます。家族コースから編入の方は見学ではなく一般参加になります。

 第7回は『面接相談と家族会対応を試してみよう』と題し、ご家族による本人への対応を柔軟に考え提案するスキルを学ぶ回。講義でその方法と守るべき原則を知ったうえで、典型的な相談内容を想定した親面接と家族会のロールプレイを行い、良い対応とその効果を体感します。

 第8回は『自分のこれからを考えよう』と題し、発達/精神障碍や長期高年齢化と生活困窮者支援など、不登校・ひきこもりに関連する課題と最新の動向についての講義を聴いたうえで、自分の向き不向きや今後の希望について相談し合います。この回の単発受講は講義部分のみです。

 以上、通し受講の方は欠席なさった回も日程調整のうえ別日に無料補講を行いますので、穴が開くことなく4回すべてをご受講いただけます。    
 また、多くの回にご都合が合わない方には、ご都合が合う回を単発でご受講いただくことが可能です。通し受講と同じ手続きでお申し込みいただけますので、どうぞお気軽にご検討ください。

 いかがでしょうか。家族対応の理念とスキルを講義だけではなくロールプレイや家族会の見学を通じて学ぶことができる、ほかにはないカリキュラム。「相談や家族会で家族に対応することが難しい」とお悩みの関係者様、「家族対応を習得したうえで活動したい」という志望者様、お悩み解決や知識習得の一助にヒューゼミを活用しませんか。

 家族コースの通し受講申込締切が20日(木)に迫っておりますので、該当の方はお急ぎください。一般コースの通し受講申込締切は、25日(火)です。また、どちらのコースも第1回の単発受講申込締切はそれぞれ同日です。

↓ 申込みフォーム付き告知ページを見る

↓ ヒューゼミについて書いた丸山の公式ブログを読む
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note更新のお知らせ

2024年06月14日 11時50分00秒 | メディア業務
 きのうから真夏日となった地域が出ていますが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、先ほどnote記事を公開いたしました。

 代表の丸山が過去に書いた文章のうち、転載可能で不登校・おとなひきこもり理解に役立つものを時系列で転載していくことにしており、今月は半年ぶり(通常は3か月ごとですが転載順を1回変更したため)となるメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』の掲載文(コラム)。2年前に配信した第262号の、丸山が作成に関わった「ひきこもり人権宣言」と、そのモデルでもある「不登校の子どもの権利宣言」の共通点のうち2点について、丸山の自説に当てはめた説明の仕方をしたものです。前後編それぞれに講演レジュメの該当部分をカバー画像に使用しています。

 前編では、1点目として「本人を肯定的に認識する」ということについて、丸山がいつも講演に盛り込んでいる不登校・おとなひきこもりへの認識の仕方と目標イメージの違いを公開しています。
 後編では、2点目として「学校/社会復帰ありきと考えない」ということについて、丸山が講演のほか相談や家族会でよくお話しする、生活の階層を3つに分けてどの階層に焦点を当てるかを伝えています。
 末尾欄外には、22日夜に家族コースを、27日夜に一般コースを、それぞれ開講するオンライン連続講座「ヒュースタゼミナール」の告知を掲載していますので、そちらもぜひご覧くださいますようお願いいたします。

↓ 今月のnoteを読む(冒頭にリンクしている前編からお読みください)
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不登校・ひきこもり連続講座「ヒュースタゼミナール」前半のご案内

2024年06月11日 12時20分08秒 | 連続講座
 例年より遅く西から梅雨の便りが聞かれ始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、家族コースが22日(土)夜に、一般コースが27日(木)の夜に、それぞれ開講(第1回)を予定している標記オンライン講座(ヒューゼミ)。
 目前に迫ってきましたので、今週と来週の火曜日に詳細をご紹介いたします。
 本日は前半4回の趣旨と内容をお伝えします。

 代表兼相談員の丸山が、自身の不登校とおとなひきこもりの体験に加え、21年にわたる相談業務と17年にわたる家族会での実践経験を通じて考案してきた不登校・ひきこもりへの理解のあり方と支援観。そのエッセンスを講義とグループワークで習得し、最後に不登校・ひきこもりイベントのスタッフをつとめる、というのが前半4回の趣旨になります。

 第1回は『不登校・ひきこもりの意味と心理を考えよう』と題し、不登校/ひきこもり状態にある本人の心理を伝える講義を聴いたうえで、グループで不登校/ひきこもり状態の心理を出し合い分類するワークを行い、不登校・ひきこもり本人への理解を深めます。

 第2回は『不登校・ひきこもりのプロセスを知ろう』と題し、本人が求めるプロセスと目標イメージについて、丸山と割田大悟氏(ひきこもり当事者グループ代表)のリレー講義により「状態グラフ」「心のビーカー」「ピアサポートにおける目標のあり方」を知り、見立ての判断基準を習得します。

 第3回は『支援機関の見分け方を考えよう』と題し、本人の心理や状態と支援とのギャップがどこにあるのかを解説する講義を聴いたうえで、次月に開催される関係団体合同祭りの参加団体を分類するワークを通じて、本人に合った支援の選び方を考えます。

 第4回は9月14日(土)または10月の週末(期日未定)のどちらかに「イベント実習」として、当スタジオが団体参加している関係団体合同祭り「フリ・フリ・フェスタ」でのブースと出し物のスタッフ、または当スタジオ主催のオンラインイベントのスタッフ、のいずれかをつとめていただきます。

 以上の4回は、不登校・ひきこもりの相談や家族会に携わっている方と携わりたい方ならびに関心ある一般の方を対象にした「一般コース」の前半であると同時に、本人の家族親族・知人の方を対象にした「家族コース」の全日程となっています。

 ただし、受講者のご都合もありますので、通し受講の方は学習に穴が開かないよう第3回までは欠席回の補講が受けられます。また第4回は欠席可能としています。   
 また、多くの回にご都合が合わない方には、ご都合が合う回を単発でご受講いただくことが可能です。通し受講と同じ手続きでお申し込みいただけますので、どうぞお気軽にご検討ください。

 いかがでしょうか。本人の心理を講義だけではなくグループワークを通じて理解できる稀有なカリキュラム。「わが子の気持ちがわからない」などとお悩みのご家族様、「家族に相談されても本人が来ないので何も提案できない」とお悩みの関係者様、「本人を理解したうえで活動したい」という志望者様、お悩み解決や知識習得の一助にヒューゼミを活用しませんか。

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