よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

アジア・アフリカ知識共創

2011年09月19日 | 健康医療サービスイノベーション

夏は、ポートランド(米国オレゴン州)、トルコ共和国、スリランカというように、あわただしく回ってきました。スリランカから帰国して一息ついています。

さて、行く先々でいろいろな方々と知り合いますが、facebookのお陰で、お互いの仕事、関心、バックグラウンドなどがすぐ共有できるので、人間関係の共有や構築が楽になったかのように見えます。

しかし、深い関係となると、やはり同じものをいっしょに食べて、語らって「場」そのものを共有したり共創することが大事です。(大好物のカレーなどを大量に摂取したため体重が増えてしまいました)

スリランカの旅では、国際協力機構(JICA)の企画・アレンジのもと、Benin、Burkina Faso、Congo、Madagascar、Mali、Morocco、Niger、Senegalなどの病院長、健康医療関係のpublic servantの方々、日本人学識経験者、専門家の方々とともに、5S-Kaizen-TQMをテーマにして実施事例をオンサイトで見て回りました。そして、アフリカからの参加者に対して5S-Kaizen-TQMについてのトレーニングを行うという画期的なものでした。

このプログラムは、「アジア・アフリカ知識共創プログラム(AAKCP)」(資料1資料2資料3)という枠組みでデザインされているので、Co-creation共創サービス志向が強いものでした。協力研究員として参加しましたが、実態は「共創」研究員みたいなもので、ワイワイガヤガヤが根っから好きな自分としては、とても楽しいものでした。関係者の方々にお礼を申し上げます。

多くのものごとを学ぶことができました。というか、学びは、学んだモノゴトに自分なりの価値を付け加えてアウトプットしてはじめて実現できます。今後、いろいろな方面へここで得たインプットをアウトプットしてゆきたいと思います。いろいろな方々を共有、共創できれば、さらによいでしょう。

アウトプットの機会は今週から始まります。今中から後半にかけて、北里大学病院で二日に渡り2連ちゃんの招待講演をこなして、来週は松本の長野県看護協会で「チーム医療とサービス・イノベーション」についてお話します。