散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090821最近読んだ本

2009年08月21日 22時47分34秒 | 読書
■「プラットフォームに吠える」霞流一
奇怪な殺人トリック+2時間サスペンスドラマの乗り。楽しく読める。

■「彷徨える艦隊3」ジャック・キャンベル
100年の時を超えてよみがえった主人公の作戦もだんだん敵に慣れられてくる。さらには、敵の背景に謎の宇宙人の気配が。

■「犬吠里美の冒険」島田荘司
「里美タン、萌え~」な作品。トリックはさておいて、精神的には真っ直ぐな話なので、疲れずに読める。

■「愛ならどうだ!」新野剛志
コソ泥、ヘルス嬢、汚職警官、ストーカー、チンピラがやがて寄り集まって大変な事件を巻き起こす。意外と軽快なので、読みやすい。

■「ノパルガース」ジャック・ヴァンス
宇宙人が突然主人公の前に飛来し、「全地球人は精神寄生生物に心を乗っ取られているのだ」と言いだす、懐かしテイストのSF。寄生生物を引きはがすためには、拷問のような装置にかからなければならないのだが…。手頃なページ数が嬉しい、軽快さだ。

■「もうひとりのわたし的スペキュラティヴ美術論」荒巻義雄
作家との交流の様子や時計台ギャラリーの秘密、キュビスムの考察など荒巻さんの美術愛があふれる本。これは北海道の美術ファン必読である。

■「異次元への冒険」ジェリイ・ソール
化学実験であたり一帯の人々が未開の別世界に飛ばされてしまったからさあ大変。はたして人類文明の再建はできるのか。また、元の世界に戻るための装置はできるのか。何となくこういう古典SFで心休まるこの頃である。


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