私は行った飲食店名をブログ上には(ほとんど)書いていない。なぜならば好みの違いというのは非常に大きなものだし(私はごく普通の店が好きなのである)、書いてあることと同じ待遇を受けられないケースもあるからだ。
特にバーでは、そのお店に行き、仮に私と全く同じ注文をしても同じカクテルは恐らく出てこない。これは常連だから特別待遇を受けている訳ではなく、初めて行く人は情報量が少ないため、どうしても無難な選択をされてしまうからである。
前置きはこのくらいにしておいて、今回は店名を出す記事を書いてみようと思った。但し、全て無くなってしまった店である。自分の記憶を電子化するためだけの自己満足記事だが、まあ、ブログとはそういうものだ。
■北17条「きよた」
H大体育会御用達、新入生の登竜門ともいうべき店がここだ。先輩に「明日、試験です」と口をすべらすと、必ずここに連れ込まれたような気がする。口を滑らせるほうも、半ば期待して滑らせるのだからどうしようもない。
普段、焼鳥、ホッケ(皮・骨もほぼ消滅する)等を主に食べていたと思うが、恐らく私は全メニュー制覇しているはずで、そのためだけに八つ目うなぎや石狩鍋まで註文したものだ。
そんな中で忘れられないメニューが「山賊鍋」である。中身は白菜・玉葱を中心に、僅かに脂身の多い肉が煮込まれたもので、その脂がまわっておつな味になるのである。某先輩の「おばちゃーん! 山賊」という注文が忘れられない。また註文を受けるのが、超名物おばちゃんだったのも忘れられない。
恐らく相当昔からある店だろうと勝手に思っていたのだが、閉店の時のあいさつを見ると、私が入学する8年前にできた店だということが判明し、大変驚いたものである。
■北20条「かっちゃん」
居酒屋でカラオケを歌う時にはこの店に来た記憶がある。今の人には想像もできないかもしれないが、カラオケは8トラで、歌詞カードは”紙”という恐るべき店であった。
この店での思い出は、それまで嫌いだったカキフライを食べたところ非常に美味しく、「これはウマい!」と言ったところ、他の人から「普通です」と総突っ込みを受けたことである。これ以降、カキが全般的に好きになったので、ありがたい店であった。
もう一つは、恐るべき体格のドイツ人が酒を飲んでおり、私のグループの酒・最強伝説者と飲み比べ大会になりかけたことだ。何とか適当な英語で仲裁し、勝負はやめさせておいた。彼らが飲むのは勝手だが、私と割り勘にするのはやめて欲しいからだ。
■場所思い出せない「爛漫亭」
どうやら現在のすすきのにも同名店があるようだが、別の店である。料理の美味しい居酒屋で、お任せ3点などでも非常に工夫のある料理が出てきて重宝していたのである。これだけは忘れられないというのが「蟹こうら飯」で、毛蟹のこうらに蟹みそ・蟹肉を混ぜたご飯がつめてあり、確かホイルで包んで蒸していたような気がする。あまりに美味しいので、数人で行ったときに全員1個づつ頼んでいたら、勘定がちょっと大変なことになった記憶がある。
■南6西2くらい? 「八巻」
札幌はいわゆる天ぷら屋さんが少ないような気がする。幾つか非常に美味しいが、良い値段の店もあるのだが、なかなか行きにくい。この店はお手頃で本格天ぷらだったので、何度か行ったのである。
いつも「松」コース(2500円)を頼んで、少し単品追加するのが常であった。記憶にある中でこれは、というものは鮎、めごちかな。特にめごちは初めて食べたのだが、天ぷらにしてこれほど美味しい魚があるのかと、感心したものである。
■山の手「サルディニア」
飲み屋を中心に行くことが多い私が、以前、ここだけはとたまに行っていたイタリアンレストラン。5000円のコースを頼むと、前菜からパスタ、魚、肉と大満足の味。一番の記憶は、単品注文でホタテのオーブン焼きというのを食べたところ、あまりの美味しさに驚いたことがある。ホタテが3個だったので、あっという間に食べてしまわないように、努力が必要だったものだ。
多分、後2回くらい続く。
特にバーでは、そのお店に行き、仮に私と全く同じ注文をしても同じカクテルは恐らく出てこない。これは常連だから特別待遇を受けている訳ではなく、初めて行く人は情報量が少ないため、どうしても無難な選択をされてしまうからである。
前置きはこのくらいにしておいて、今回は店名を出す記事を書いてみようと思った。但し、全て無くなってしまった店である。自分の記憶を電子化するためだけの自己満足記事だが、まあ、ブログとはそういうものだ。
■北17条「きよた」
H大体育会御用達、新入生の登竜門ともいうべき店がここだ。先輩に「明日、試験です」と口をすべらすと、必ずここに連れ込まれたような気がする。口を滑らせるほうも、半ば期待して滑らせるのだからどうしようもない。
普段、焼鳥、ホッケ(皮・骨もほぼ消滅する)等を主に食べていたと思うが、恐らく私は全メニュー制覇しているはずで、そのためだけに八つ目うなぎや石狩鍋まで註文したものだ。
そんな中で忘れられないメニューが「山賊鍋」である。中身は白菜・玉葱を中心に、僅かに脂身の多い肉が煮込まれたもので、その脂がまわっておつな味になるのである。某先輩の「おばちゃーん! 山賊」という注文が忘れられない。また註文を受けるのが、超名物おばちゃんだったのも忘れられない。
恐らく相当昔からある店だろうと勝手に思っていたのだが、閉店の時のあいさつを見ると、私が入学する8年前にできた店だということが判明し、大変驚いたものである。
■北20条「かっちゃん」
居酒屋でカラオケを歌う時にはこの店に来た記憶がある。今の人には想像もできないかもしれないが、カラオケは8トラで、歌詞カードは”紙”という恐るべき店であった。
この店での思い出は、それまで嫌いだったカキフライを食べたところ非常に美味しく、「これはウマい!」と言ったところ、他の人から「普通です」と総突っ込みを受けたことである。これ以降、カキが全般的に好きになったので、ありがたい店であった。
もう一つは、恐るべき体格のドイツ人が酒を飲んでおり、私のグループの酒・最強伝説者と飲み比べ大会になりかけたことだ。何とか適当な英語で仲裁し、勝負はやめさせておいた。彼らが飲むのは勝手だが、私と割り勘にするのはやめて欲しいからだ。
■場所思い出せない「爛漫亭」
どうやら現在のすすきのにも同名店があるようだが、別の店である。料理の美味しい居酒屋で、お任せ3点などでも非常に工夫のある料理が出てきて重宝していたのである。これだけは忘れられないというのが「蟹こうら飯」で、毛蟹のこうらに蟹みそ・蟹肉を混ぜたご飯がつめてあり、確かホイルで包んで蒸していたような気がする。あまりに美味しいので、数人で行ったときに全員1個づつ頼んでいたら、勘定がちょっと大変なことになった記憶がある。
■南6西2くらい? 「八巻」
札幌はいわゆる天ぷら屋さんが少ないような気がする。幾つか非常に美味しいが、良い値段の店もあるのだが、なかなか行きにくい。この店はお手頃で本格天ぷらだったので、何度か行ったのである。
いつも「松」コース(2500円)を頼んで、少し単品追加するのが常であった。記憶にある中でこれは、というものは鮎、めごちかな。特にめごちは初めて食べたのだが、天ぷらにしてこれほど美味しい魚があるのかと、感心したものである。
■山の手「サルディニア」
飲み屋を中心に行くことが多い私が、以前、ここだけはとたまに行っていたイタリアンレストラン。5000円のコースを頼むと、前菜からパスタ、魚、肉と大満足の味。一番の記憶は、単品注文でホタテのオーブン焼きというのを食べたところ、あまりの美味しさに驚いたことがある。ホタテが3個だったので、あっという間に食べてしまわないように、努力が必要だったものだ。
多分、後2回くらい続く。
とても美味しいので、札幌へ行った時は必ず。目の前のガラス板越しのご主人の手さばきを見ながら待つ時の心地よさ、できあがったかき揚げ天丼の美味しさといったら・・・。
ある日、訪問しようとしたらお店自体が消えていて、通りを間違ったのかとそこら辺をさまよった時の寂しさも今では懐かしい。長文お許し下さい。
ご存知でしたか、八巻。そうそう、かき揚げ天丼も名物でしたね。
お店の方も感じの良い方で、気さくで入りやすかったんですよね。
ある日突然、お店自体がなくなっていて、私も愕然としたのを思い出します。