散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

新春小樽(2)

2020年01月11日 18時35分11秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽の1軒目はいつも同じみ、郷土料理の「O」へ。ここは地元の人が多く来る店なので、新年会などで混雑しているのではないかと思ったが、幸いにして席に座ることができた。但し、最終的にはほぼ満員の混雑になった。地元の人の新年初飲みという感じが多く、小樽の人びとの距離感の近さがうかがえる。札幌だと街が広いせいか、休みの日に寄り合いで新年会をやるって感覚が少ないと思うなあ。

まずは燗酒と刺身でスタート。刺身は赤貝、白身(平目か?)、カンパチ?、帆立、ホッキ、イカ、ゲソ、マグロ、海老という品ぞろえ。赤貝の味が非常にすっきりしていてよかった。海老は頭を取ろうとすると、胴体に頭の身も形を保ったままくっついてくる新鮮さであった。



続いてミックス酢の物。多少、刺身と同じものも入っているが、タコ(酢味噌かけ)、カニ(黄身酢かけ)と変化もあって美味い。



本日のおすすめからサロマ産牡蠣を使った牡蠣フライ。牡蠣を食べているのだろうかと思うくらい、スッキリした癖のない味。醤油、ソース、タルタルの3種味付で食べる。飲み物は店の名前が入ったラベルをつけた千歳鶴生酒。怖いくらいにスッと飲める日本酒だ。





最後は銀ダラかま焼き。味付けが全体にしっとりまわっており、焼いて程よくなった脂が美味しい。



冒頭に書いたように2階では宴会が、カウンター席でも近所のご老人が集まって慌ただしくなってきた。この辺で勘定をしてもらうことにしよう。締めの巻物を食べたかった気もするが、今日はここまでで腹がいっぱいだ。



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