散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20060902最近読んだ本

2006年09月02日 07時56分45秒 | 読書
やっと夏期休暇突入。この後の更新予定は9/7かな?

「有限と微小のパン」森博嗣
萌絵のダメっぷりと犀川のカッコよさを際立たせるシリーズ最終作(再読)。

「SF魂」小松左京
小松左京の自伝的作品。「果てしなき流れの果てに」「こちらニッポン」「首都消失」「日本沈没」など、日本SF界の大巨人であったことは間違いない。子供の頃、星新一・小松左京・筒井康隆の作品にどっぷり漬かったことが、私の性格基盤を形成しているような気さえする。

「死化粧」鳥羽亮
大変面白い剣術ものなのだが、シリーズ12作目ということもあり、マンネリ。

以下、図書館の3冊。
「東京つれづれ画帖」小針美男
昭和20~50年代の東京いろいろ写真。中では、谷中の「質屋おじさん」、銀座の「バー・ルパン」がでていたのが嬉しい。

「異形の惑星」井田茂
最近の冥王星→惑星転落の話題に刺激を受け、借りてみた。とはいえ、私は少年時代天文ファンだったので、付け焼刃ではない。これは3年前の本だが、「冥王星は最近では惑星として扱わないことが多い」とあり、やはり学会の中では自然な流れだったのか。となると、ケレスやセロンを惑星に昇格しようと提案したのが無茶だったか…。ところで現在でも惑星生成モデルは完成していないようだが、私が子供の頃は潮汐説(近づいた太陽同士がひっぱりあって、飛び出た物質が惑星となった)なんていうのがあって、それを憶えてしまっている自分が情けない。

「絶景冬列車の旅」櫻井寛
北海道内の列車も多く取り上げられ、面白く読みやすい。


8 コメント

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どうでもいいんですが。 (041212)
2006-09-03 18:56:51
こんにちは。

犀川助教授、巻が進むにつれてしゃきっとして、かっこうよかったです。

けれど萌絵と共に、二人とも何処か抜けていて(本人たちには無自覚で)、一緒に生活することになっても、大変そうだなあと思います。

危なっかしくて(やっぱり本人は無自覚)、世話を焼きたくなる二人なので、その時には諏訪野も同居してほしい…(笑)

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Unknown (SH)
2006-09-06 19:30:11
041212さん、こんにちは。

旅行に行っていたため遅くなりました。



あまりに浮世離れした二人なので、芸能人同士のように空中分解しそうです。諏訪野氏ねえ…。私自身がそうなのですが、使用人というのがもう想像できないですね。
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Unknown (Y/T)
2006-10-21 19:37:22
「死化粧」の点訳をしています。 P217の〈附袋〉の読み方がどうしてもわからないので知っている方教えてください。
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Unknown (SH)
2006-10-22 10:43:26
Y/Tさん、こんにちは。

非常に残念ながら、私にも読めません。今、手元に本がないのですが、前後の文章はどんな感じでしたっけ?



それと、誤植の可能性はないですかね…
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Unknown (Y/T)
2006-10-22 19:13:03
SHさん 早速返事を頂きうれしいです。 

前後の文章を書いてみます。

P217 「猩々緋の附袋に入った鉄砲を担ぐ先手鉄砲足軽隊を先頭に・・・」

P230 「鉄砲の入った猩々緋の附袋がいくつも見えてきた」  です。

2ヶ所にあるので誤植では無いと思うのですが。

鉄砲を入れる袋のようですがネットで<附袋>を検索すると中国?の軍隊?で使われるようなリュックのような袋しか出てこないのです。 もし分ったら教えてくださいね
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Unknown (SH)
2006-10-22 19:59:57
いやあ、日本語じゃないのではと言いたくなってしまいますね。前後関係からして「袋(ふくろ)」の事であるのは間違いないようですが。



「誤植」というのは、字を拾う時のミスは無いと思うのですが、ワープロ変換ミスをそのまま出版したのではないかという推測です。



近い言葉というと「布袋(ふたい)」くらいでしょうか…。文面を書いていただいたのに、お力になれず残念です。出版社に問い合わせるのが早いかと思います。
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Unknown (T/H)
2006-10-22 21:02:20
点訳の原則として著者や出版社には問い合わせをしないという事になっているのです。 困りました! でもまた他の方法で探してみます。 ありがとう!!
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Unknown (Y・T)
2006-10-22 21:04:31
今 名前を間違ってしまいました。 SHさん ありがとう
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