ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その65 星新一

2016-09-17 16:41:56 | 6.私の感想・考え
星新一

 東大生が子供の頃に読んでいた本と言う記事をどこかで読みました。その中に、「星新一」という作家の本が取り上げら有れていたましたので、彼の著作は子供でも読めるということが分かりました。
 かねがね孫たちに読書の習慣をつけたいと考えていましたので、どうかという訳です。彼の本は確か短編小説が多かったはずなので、孫たちは読み易いだろうということで、何冊か贈りました。

 考えてみますと、日本語教育にも使えるのではないかということです。すなわち、言語の学習の仕方の中に、多読というアプローチの仕方が有りますが、それには、短編集が最も適しているのではないでしょうか。
 教室では、いろいろ活用を習いますが、「どこで、どう使うのか」、また「どこで、どう使われているのか」ということに関しては、限られた例文だけでは、良く分からないのではないでしょうか。ところが、小説では、使われている場面がイメージできます。それまでは、本をたくさん読めばいいのではないかと単純かつ漠然と考えていて、どう言った本が適当か、なかなかうまく思い当たりませんでした。

 東大生が子供の頃に読んだと言っていますので、内容が、学生、学童向けのものが、多く含まれているでしょう。もしかして、東大生が読んでいましたから、言葉を覚えるだけでなく、頭もよくなるかもしれません。
 実際に本を手にしますと、ルビの打ってあるものもあります。いろいろ解説を当たりますと、何ヵ国語にも翻訳されているそうなので、どの国の学習者にとっても、それほど違和感のある内容のものでもなさそうです。

 ごく普通の小説でも、読み切るには時間がかかります。恐らく最後まで到達できないかもしれませんし、楽しめるということには、なかなかつながらないでしょう。高校の頃、英文の小説を読んだりしましたが、最後まで、読み切っていなかったと思います。ところが、短編なので、少しの集中力で、短い期間のうちに読み切ることが出来、それぞれ、まとめ、頭の中を整理して、そして、次のステップに進んで行けるのではないかと考えます。いろいろな場面が想定されていますので、場面を踏まえた、例文には事欠かないと考えます。恐らく階段を、少しづつ上っていくような感覚になって、日本語に、自信がつくのではないかと推測します。

ルビ付きの星新一の作品
 まぼろしの星
 宇宙の声
 きまぐれロボット
 おーいでてこーい ショートショート傑作選
 ひとつの装置

ルビ付きの小松左京の作品
 宇宙人のしゅくだい
 空中都市008

 読んでみた感じ、星新一氏の著作は、発想は多彩でユニークなのですが、「落ち」が良く分からなかったりします。それに引き換え、小松左京氏の著作は、発想はそれほどユニークでは有りませんが、「落ち」が分かり易いので、こちらの方がすっきりするかもしれません。小松氏の著作をもっと当たってみます。







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