ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その33 アナログ・デジタル

2016-02-16 11:23:25 | 6.私の感想・考え
アナログ・デジタル

 日本語指導者もデジタル・デバイスの扱いに、慣れないと・・・・・・・
 学習者は、大体、若い方が多く、発展途上国から来たとはいえ、彼らにとってスマートフォンは、既に、必需品になりつつあります。アナログ世代の日本語指導者は、時代に遅れつつ有ります。すでに、彼らに、バカにされつつあるようです。

 最近では、ITの環境がずいぶん進み、2,3年もしますと、パラダイムが大きく変わると考えます。特に、無線LANとストレージの環境が改善されましたので、どこにおいても、高速で、安く、簡単にIT機器が使えるようになってきました。
 まだ下手くそですが、既に、音声で話しかければ、翻訳してくれたり、翻訳してしゃべってくれたりするようになっています。どんどん進歩しつつありますので、2,3年もすれば、旅行者にとっては、全く問題がなくなるでしょう。
 また、生活者にとっても、この先、会話学習用のソフトが充実しますと、独習の環境が、ずいぶん整うと考えます。そうしますと、我々の立つ位置は、いずこにありやと言うことになります。
 デジタル・デバイスも扱える日本語指導者と言うことになるのではないでしょうか。

 我々にとって、現在利用できる分野は、教材のダウンロード、辞書代わり、独習ソフトの紹介。
 この先、音声入力の精度が上がりますと、更に環境が向上すると考えますので、入口は、それらデバイスに働いて貰って、それらでは賄いきれないところを我々ネイティブがおこなうということになるのでは・・・・・・



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その32 学習法・教授法

2016-02-16 11:18:39 | 6.私の感想・考え
学習法・教授法

 学習者のターゲットは、大きく分けて、「生活日本語」と「ビジネス日本語」。そして、「ビジネス日本語」は、「即、実務使用」と「就職用」に分かれると考えます。
 日本語学校は、主に就職用であり、ボランテア日本語教室は、生活日本語と住分けています。ところが、日本語指導者の養成講座は、主に、日本語学校の指導者養成のためのようで、日本語学校の教え方に倣っているように感じます。
 それ以外に、渡日児童、帰国児童の教育が有りますが、文部省が支援して、日本語指導と各教科指導用の教科書が、あちこちの教育委員会、ボランティア団体が作成し利用されているようですし、児童同士の接触も有り、大部分の児童は、その程度で,日本語に馴染んで行くでしょう。

「生活日本語」を教えるのにも、「就職用」の教え方をしているのではないかと感じますので工夫が必要と考えます。
 例えば、「日本で、日本語を教える場合は、直説法が宜しい」と言うことになっていますが、それでは、初学者への取り掛かりの教えは、なかなか前へは進みません。すなわち、分かっているのか、分かっていないのかこちらには、さっぱり判りませんし、判断する術も有りません。
 どうしても彼らの母国語で、正しく理解させることが、上達には、必要です。

 最近、各国用の「生活日本語」「児童用の日本語」が、ウエブサイトで公開されています。基本的に直説法で教えるとしても、それらを利用しますと、最初の滑り出しが、スムースに行くと考えます。
 また教養のある学習者に対しては、文法用語の対照表(単語帳)を準備しますと、逡巡、道草、誤解もなく、即、正しく理解され、素早く前進できます。

資料、教材の在り処は、

 社会福祉法人「さぽうと21」さん提供の「はじめの500ご」
  http://support21.or.jp/
 東京都教育委員会提供の「たのしいがっこう」
  http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/tanoshi_gakko.htm
 NHK提供の「やさしい日本語」
  http://www.nhk.or.jp/lesson/
 てくてく日本語教師会提供の「こんにちは、にほんご」
  http://www.tekuteku-nihongo.com/
 大和市提供の「楽しい学校」
   http://www.city.yamato.lg.jp/web/shidou/shidou2393.html







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