本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

ロータリー発電 マツダ

2012-03-26 22:23:46 | 住職の活動日記
 学生のころでしたか、マツダ自動車が 「 ロータリーエンジン 」 の

開発に成功した。

 夢のような、驚きで、ドンナ車だろう??

乗ってみたい憧れの車でした。

 レンタカーで借りる事ができて、乗ってみて

そのパワーのすごさと、滑らかな動きに感動していました。

 その後、「 ロータリーRX 」 とかで最近まで続いていたのですが、

燃費とかの問題もあったのでしょう。

とうとう、車としての実用性はなくなってしまったようです。

 
 しかし、エネルギーロスから言うと、

今のレシプロエンジンはピストン運動を円運動にかえるという、

かなりの無駄があるように思います。

 その点、ロータリーエンジンは回転しながら、

吸入・圧縮・爆発・排気という行程をやってしまうのですから、

まさに無駄な動きは無いはずなのですが、燃費という壁には勝てなかったのでしょうか ??


 しかし、「 マツダ自動車 」 は世界から注目を集めていました。

日本のローカルの小さな会社が 「 スカイアクティブ 」 という

ハイブリッドでもなく、エンジンの改良によって

ハイブリッド並みの燃費をたたき出す車を開発した。

 ( 試乗させていただいたのですが、普通に走って文句ないし、

   スポーティーにも走れる、おもしろい  )

世界から見れば、日本の小さな町工場ということでしょうか ??

そこが、新しい燃費のいい車を開発した、

これは快挙ではないか !!  ということです。



    



 ロータリーエンジン、もう死んでしまったのか ??

と思っていたのですが、

さすが マツダの開発陣、着々と研究を進めていたのですね。

下水処理の過程で出る 「 消化ガス 」 でもって

ロータリーエンジンを動かし発電するというものです。

 消化ガスは不純物も多く、発電用タービンでは汚れてしまう、

ところがロータリーエンジンは構造が簡単で汚れも付きにくく

メンテナンスもしやすい、と

いろんな意味でメリットが出てきたようです。


 直接的には私には関係の無いような事ですが、

せっかく、日本人が苦労して開発した 『 ロータリーエンジン 』

また、再び、いのちを見つけて活躍できる場を見つけたことが

とてもうれしかったのです。

 あきらめずに、しつこく、開発研究され続けてこられた

ということが 「 ロータリーエンジン 」 に

また、命を吹き込んだのです。 


 人間あきらめちゃ~  いけません

 考え続け、愛し続ければ、必ず、いのちは見つかるものです。





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