本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

天気晴朗なれど風強し

2020-03-15 20:44:55 | 住職の活動日記

お天気というものの

風がとても強く時折小雨らしき

小さな粒が飛んできます

それでも日曜ということもあって

そしてまた、

密集した空間は避けるように

ということで

 

 

いつもの背割提はテントを張り

バーベキューをする方が大勢です

とてもいい匂いが漂ってきます

風で吹き飛ばされているので

まあいいのでしょうが

桜が満開の頃これをやられると

桜の風情が台無しです。

桜を愛でながら焼き肉のにおいは

どうもいただけません。

 

つぼみはどうでしょうか

 

 

膨らみかけていますが

今日明日の寒さでまだ固く

閉ざしているようです

 

 

日々見ていると

微妙な変化を見ることができます

また

 

 

場所にもよるのでしょう

堤の先端は遮るものがなく

日当たりもいいのでしょう

少しだけふくらみが違うようです

もう、ほんの少しですが

花びらが覗きかけています

 

 

 

同じところなのですが

何枚も撮りました

 

 

今にもはじけそうな姿が

いいですね

 

 

この枝にも咲くかどうか

わかりませんが

折れて伐採された後に

ひこばえ(糵)が出ています

孫が生まれるということで

「ひこばえ」孫生とも書生きます

まだ、花芽はないようですが

ここからさらに成長して

たくさんの花を咲かせること

楽しみに見守っていきます

 

 

ここからも出てきています

背割提でも少しは

手が入るのですが大部分は

自然のままの姿を大切に

されているようです

本体は倒れて伐採されても

そこから生まれ出るひこばえは

そのままにされています。

 

この時期になると

いつも紹介されるのが

桜守で知られる佐野藤右衛門さん

91歳になられる現在でも元気で

「自分だけの桜」を探しに

山に入られ山桜を見つけるのが

「一人でする花見」の醍醐味と

話しておられます。

そういうのが本当の花見かも

しれません

ひっそりと咲いている桜を見つけ

話しかけるように桜を見る

そういう桜を探しに行くのも

格別の味わいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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