本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

志村けんさん逝く

2020-03-30 20:29:09 | 住職の活動日記

朝のテレビに流れてきたテロップ

「志村けんさんが

  亡くなられました」

まさか、

だいじょうぶだ!

と、すぐにでも退院されて

くるものと信じていました。

 

あらためて

コロナウイルスの恐ろしさを

まざまざと思い知らされました

コメンテーターのなかには

さほど恐れる必要はない

インフルエンザよりも弱いから

ということを聞き

そのようなものかとも思っていた

のですが、

このコロナウイルスは

そんなやわな存在ではありません

 

他人事ではなく

誰にでも襲ってくるということを

志村さんは身をもって

私たちに警告してくれたように

思います

 

今やどこでどうやって感染するか

分からなくなってきています

ということででしょう

難しい外来語が言われています

「アウトブレイク」

「オーバーシュート」

「ロックダウン」

日本語でもいいものを

なぜ横文字?と思うのですが

アウトブレイクは集団発生

オーバーシュートは爆発的感染

ロックダウンは都市封鎖

ということですが

日本語で言った方が

もっと現実味を帯びて響くのでは

と思うのですが… !?

 

いうれにしても

志村けんさんという

偉大なコメディアン失ったことは

本当に残念です

ご本人も、まさか自分が

意識がないまま亡くなるとは

思っておられなかったと

思います。

 

本当に非常事態です

我が家でも非常用の品の点検を

しなおしました

巣ごもりの準備に備えて

本当に必要以外のことは

極力、出歩かない方が

お互いのためではないかと

思うのです。

 

そういうと昨日は

妙な夢を見ました

自分が亡くなったという夢です

お釈迦さまと同じように

亡くなったら晒しで巻いて

それを綿で包み、さらに

晒しで巻いて綿で包みと

お釈迦さまは五百重に包んだ

とありますが

それほどではなく一重くらいで

と思って

そうやって試してみて

棺桶に入ったのです

ところが手が不自由が効かない

それでそのまま亡くなった

という夢です

その光景を自分が見ているという

何とも不思議な夢でした。

 

そうやって、

人はいつ何時、

死ということがくるか

分かりません

それも、皆の顔を見ながら

お礼の一つでも言って

亡くなればいいのですが

コロナとかの場合

隔離され誰とも会わずに

死んでいくかもしれません

 

本当に、

用心に用心をして

過ごさなければということを

思い知らされました。

 

 

 

 

コメント
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