本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

ターンテーブル

2008-05-31 23:22:58 | 住職の活動日記
 大変珍しいまた貴重な、写真でしか見ることがなかった、

レコードをかけるターンテーブル、その実物を見ることができました。

とても感動いたしました。  『 本物だ~ 』

 普通はターンテーブルを回すモーターはその下に納まっています。

そのターンテーブルを如何に回転むらがなく回すか、そこに音を追求する方々の

心血が注がれました。そして究極のターンテーブルがこの写真の一品なのです。

 ターンテーブル自体はとても重く、回転するときにはそのテーブルを軽く浮かし

モーターはその右隣にあって細いベルトで回します。その時、レコード盤をターン

テーブルにある小さな穴から吸いつけて固定するそうです。

 『 そこまでやるか! 』 という、本当に究極のターンテーブルでしょうね。

そこまであるということは、ほかの機材は言うに及ばず優れものばかりです。

 そこのお宅のお父さまが愛用されていたもので、しばらくは休眠状態にあったそ

うですが、お嬢さまやそのご主人の努力の甲斐あって、この度久方ぶりに復活した

そうです。

 少しの時間しかなかったのですが、その 『 音 』 は実に奥深い、広がりの

あるやわらかい響きでした。


 CDは人間に聞こえる音だけしか再生しないのです。だから、なんか物足りな

い、そこで最近はレコードに近いようなCDも出始めているようです。

 
 人間もすべて目に見えないところが大事なのですね。目に見えるだけ、耳に聞こ

えるだけ、それだけではそのもの自体は現せないと思います。人に気づかれないと

ころで、どれだけのことができてるかで、その人の深さや幅が決まるようです。

 デジタル化で要らない部分を切り捨てていくということにも、少し問題があるの

ではないでしょうか。


 お経の中には 『 一切衆生 悉有仏性 』 という言葉があります。

いらないものはないというのですね。すべてが仏さまということでしょう。

 自分にとって要る要らない、と決めてしまうのは、ちょっと早合点かもしれませ

んね。
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いろいろやってます

2008-05-31 17:22:31 | 住職の活動日記
 画像がアップしません!

古いパソコンでアップして、画像フォルダに入れて、ランをつなぎ変えて、

新しいパソコンでブログを書いたりと、ややっこしいことをやっています。

 わかったようで、単純なこともわからない、という私の頭です。

私の書いたブログは私のパソコンの中にあると思ってました、どうもそうではない

らしい、 ( あたりまえやろ ! )  という声が飛んできそうですが、

どうも、そこらがわかっていないのです。


 お寺の檀家管理は自分の今までの経験よりソフトを考え 『 MSドス 』 と

いう世界で作りました。ウインドーズというソフトが出る前の世界です。

このころは何とかわかってとのですが、インターネットというバーチャルの世界に

なってから、少しずつ取り残されていったようです。

 ま~ ブログを書くには書くのですが、それがどうなって、どうなる、という

ことがよく理解できていません。


 ま~ そんなこんなで、いろいろ挑戦しています。 ヨロシク
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やっと姿を見せた金魚たち

2008-05-31 12:40:25 | 住職の活動日記
 寒い冬と何よりも一番怖かった 『 白鷺の襲来 』 じっと身を潜めて

出てきませんでした。どうしているのやら? 食べられたのか?

 夜、暗くなってそっと餌をまきます。かすかにぱちゃぱちゃと波が動く、

何匹かいるのは確かだけど、懐中電灯で見ると、また怖がるかもしれないと思い

ただ波の動きだけで、生きていることを確認していました。

 金魚にとって、暗闇の世界が唯一ほっと安心できる時間なのでしょう。

人間は昼間が明るく楽しい世界と思うかもしれませんが、野生で生きる生き物にと

っては、暗闇というのは安心できる安らかな時間かもしれません。


 そう考えると、セミたちも地中の中が長く飛び回る時間は少ないのかもしれませ

んが、地中の中でゆっくり安心した時間をすごし、次の命をつなぐために、必死に

飛び回り大きな声を上げているのかもしれません。


 やっと、出てきた金魚たち、一度は食べられそうになって、咥えられたのですが

あまり大きすぎて、落としてしまい、何とか助かった金魚も元気にしています。

写真の金魚、4代揃い踏みというところでしょうか。もうまた次の世代の2センチ

ほどの子金魚も元気に泳ぎ回っています。

 カメラを向けただけでも、怖がって逃げてしまうので、何枚か撮ったのですが、

ほとんど逃げ回っていましたので、いい写真がありません。


 池の中も小さな小さなワールドです。その中でいろんな命が誕生しています。


    元気に育て!!   
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