本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

菩提樹 ボダイジュ

2008-05-18 23:42:04 | 住職の活動日記
 菩提樹苑の永代供養墓の前にある、大きな菩提樹の木、30年程前、

父が当苑を開苑するに当たり、菩提樹苑の名前の由来として植えたものです。

 熊本はもう初夏の陽気、汗ばむほどです。

しかし、私たちの衣は 『 衣替え 』 が6月ですので、まだ冬物なのです。

衣を着ただけで汗ばんできます。 

 菩提樹の木が気になり、その木陰に入りますと、とても涼しいのです。

見上げると、新緑の葉っぱに、小さい菩提樹の実をつけています。

 お釈迦様はこの菩提樹の下で悟りを開かれたのか!

インドはとても暑い国です。でも、木陰に入るととても爽やかな風が吹き、気持ちが

いいのでしょう。

 菩提樹といいますが、もともとは 『 ピッパラ・ツリー 』 と言う木だそうです。

お釈迦様が悟りを開かれた、そのことにちなんで、 

『 悟り 』 のことをインドの言葉で 『 ボディー 』 といいますので、

悟りを開かれた木、『 ボーディー・ツリー 』 を音写して 『 菩提樹 』

というふうになりました。

 この涼しい木陰の中で、皆さんとそんな話をしておりました。


今日は18日 『 お観音様の日 』 です。

『 永代供養墓島崎観音廟 』 の毎月のお参りの日です。
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