本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

ムササビ君

2008-05-11 23:14:40 | 住職の活動日記
 『 鳥獣保護センター 』 へ準備もあると思い、7時にお寺を出発しました。

結構道もすいていて、少し早めにつきました。準備も終わり、事務所でお茶を頂き、

その事務所には、可愛い子達が机の上でお世話して頂いてました。

 その中でとても可愛かったのが、この写真の 『 ムササビ君 』 です。

小さな籠の中から、興味津々の眼でこちらを見ています。

 初めて見る 『 ムササビ 』 の子どもです。

あの、手と足を広げて、木から木へ飛び移ることが出来る、そのむささびです。

所長さんが 「 ここのところ何ともいえないですよ! 」 といわれる、

ひろげるとマントになる部分です。子どもなのにちゃんと小さなマントになっているので

す。触ってみると、何と言う感触、とても柔らかく、猫の毛とはまた違う、とても柔らか

い毛並みなのです。愛くるしさとその柔らかいほんわかとした感じが何ともいえませんで

した。

 ここで大きくなって、一人立ちできるようになったら、森へ返されるそうです。

『 最後に人間の怖さも教えて森に返さないとね! 』 と、動物愛護センターの方の

一言、なんとも重みのある言葉でした。

 優しさだけは生きていけない、生きることの厳しさ怖さも教えてあげないと、…

家の猫をみてますと、甘えたの過保護すぎるくらいの子どもになってしまいました。


 鳥獣保護センターでも、今小さな雛鳥もたくさんいました。飼育の先生方から注射器で

ご飯をもらっているようです。これからは一人立ちして、森で元気に育ってくれることを

念じています。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛鳥週間  5月11日~5月16日

2008-05-11 17:12:08 | 住職の活動日記
 今日から  『 愛鳥週間 』 が始まります。 

それに先立ち、 『 熊本県鳥獣保護センター 』 で、ここで亡くなった、

野生鳥獣たちの供養するお勤めを執り行いました。  

 環境省や熊本県環境衛生部の方や熊本市の動物愛護センターの方もお見えになり、

それに、「 愛鳥教室 」 に参加される方も加わり一緒にお参りをしました。

今回の 「 愛鳥教室 」 には130名ほどの方が参加されるそうで、その関心の高さ

に驚かされました。

 お勤めが終わると、それぞれ班ごとに分かれて、講師の先生方と一緒にバードウォッチ

ングに出かけて行かれました。緑の中を鳥を観察しながら歩くというのは、なんか、人間

の本来の姿に戻れるような気がしました。

 プログラムを見てみると、午前中がバードウォッチングで昼食が 「 豚汁 」 がで

るようです。午後からは巣箱作り教室となっております。


 昨日の雨と打って変わって、晴天の下、澄んだ空気の中で、自然の霊気を受けて、

皆さん心も体もリフレッシュして帰られることでしょう。

 それに、この会には 『 JAF 』 も全面的に協力しておられました。意外な組み

合わせで、車の救急の方が野鳥保護とは、これもビックリいたしました。


 最後に、所長さん 「 ずっと気になって、なんとか、供養してあげないと思っていた

ことが、やっと実現できて、なんか肩の荷が下りたような、ホッといたしました。 」

というお言葉を頂き、こちらも、お参りさせて頂いて本当によかったと思いました。


 

 『 熊本県鳥獣保護センター 』 とても素晴らしい所です。今週いっぱい

「 愛鳥週間 」 です、是非お出かけください。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする