今年も8月4日夜に小平の「灯りまつり」が開催されました。
江戸時代に流行した地口行灯に端を発し、熊野宮(小平市)の初詣で飾っていた灯籠を伝統文化として残そうと、
このまつりが平成18年に始まったそうです。
地口とはことわざや芝居のせりふなどをだじゃれにして楽しむ言葉遊び。
それに合わせた面白おかしい画を描き、祭り用の行灯にしたものが地口行灯です。
上の写真のように画の上部に、「かめだれがすみ」と呼ばれる赤と青の波線がだじゃれであることを表してるのだとか。
「自画自賛」をもじった楽しい地口行灯。
こんなスーパーおじいちゃんいますよね~。
小平ふるさと村にはこのような地口行灯がたくさんありました。
ふるさと村園庭では鈴木囃子のみなさんがお祭りの情趣を盛り上げていました。
ふるさと村の夜にお囃子の音色がぴったりです。
お囃子の白狐が降り立ち、子どもたちと写真を撮ったり大サービスしていました。
小平駅南口でも毎年この時期に、商店会のフェスティバルが賑やかに行われているのですが、
灯籠はここから花小金井駅南口まで、グリーンロード沿いに続き、離れた中央公園周辺にも会場があります。
たけのこ公園には個人や小学校の放課後クラブ、市民団体の現代風行灯が幻想的な雰囲気を醸し出していました。
ここ10年来、わが家でも夫と孫が年に1度のお絵描きをして、行灯をつくりたけのこ公園に持参しています。
以前は頭をひねって地口らしきものもできたのですが、ここのところひねることさえ諦めてしまいました。
ですから写真発表(?)は遠慮することにしましょう。奥ゆかしく・・・ね。
このような切り絵の傑作も数点、同じ方の作品のようです。
北海道の小平(おびら)町と姉妹都市になって、もう40年になるのですね。
息子が小学生の時小平町との交歓交流事業に参加した頃を思い出しました。
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