能登半島地震から2か月半が経ちましたね。
小平から1年半前に単身で珠洲市に移住したKさんは住んでいた借家が半壊して住めなくなり、避難所にいながら、毎日の賄い、お弁当作りなどのボランティアをやっています。
こちらの友人と二人で彼女の頑張りにたいして、気持ちばかりのカンパを送ったところ、地元の店を応援する意味もあり、バウムクーヘンが送ってきました。
「メルヘン日進堂」という珠洲市で111年も続いている菓子店のバウムクーヘン。
能登の里山野菜を練り込んだ五色五層のバウムクーヘンです。
この店の建物や設備の被害は少なくて済んだものの、スタッフ全員が住む家を失い、地元や金沢の避難所暮らしをしており、断水も続く中営業は今も無期限休業中だそうです。
こちらに送ってきたものは、初売り用に作られたものがあったからでしょう。
製造がストップしても、店内で地域の人(ボランティアも)誰もが自由に立ち寄れるよう、お菓子やインスタントコーヒーを無料提供し、駐車場では24時間利用できるトイレカーも設置してあるそうです。
そんな被災地の貴重なバウムクーヘンを友人の(元)カフェで、仲間とともに頂きました。
甘さ控えめのあっさりとした味で、皆で「おいしいねぇ」と言いながら珠洲市に思いをはせました。
それというのも今週末に被災地支援のバザーを開くので、皆張り切っているからです。
この日も数人の方々がバザーへの提供品を持参してくださいました。
カフェ内に皆さんの善意の品物が増えていきます。
小さな場所ですが、よろしければぜひお立ち寄りください!
西武通りと鈴木街道が交差する角地です。
帰り道、武蔵野神社の河津桜が満開でした。
桜は綺麗ですね。僕は桜の写真を沢山撮っています。