北面武士

至誠通天

一路 肥後へ

2016-03-07 | 日記

三月二日(水) 晴

早朝より眠い身体に鞭を打ち家を出る。 外は未だ寒く、歩きながら吐く息が白かった。

小牧空港に到着した頃には、小春日和を過ぎたような暖かさでジャケットとベストを脱ぐ。 電車の都合で少々早めに空港に到着したので、日本空軍軍用機や民間機やヘリの発着を眺めて時間を過ごしていたら、日本人らしくない男が超望遠レンズを装着した写真機で一心不乱に自衛隊機の発着を撮影していた・・・。 数年前に沖縄嘉手納基地へF-22を見にいった時にも同様の者が数人いたのを思い出した。  見かけだけ日本人のようにしていても、臭いでわかるよ!  とりあえずIt is not my businessなので、ジェット機の爆音を身体で感じながら楽しい一時を過ごした。

日本空軍・小牧航空基地の輸送機を眺めながらテイク・オフ。  最近は離着陸時にデジカメ撮影やウォークマンの使用が可能となっている。

 

無事空港へ到着。 わざわざ義弟が仕事を休んで空港まで迎えに来てくれた。 感謝合掌。

晩飯までたっぷりと時間もあるので、二人で藤崎八旛宮へ。  藤崎八旛宮は、最高位の武神である應神天皇を祀る神社。 武運長久・勝利の神様。

藤崎八旛宮。 9月には「ぼした祭」、現在では日本在住の異国人のクレームにより「随兵」と祭の名称が変更されている壮大な祭が行われる。

それぞれの国には、それぞれの国の歴史がある。 日本には日本の歴史、伝統、文化があり、ましてや属国でもない! 我が主君加藤清正公の時代より続く、由緒あるお祭りの名称を変更するなど言語道断である。 腰抜け行政が異国人にビビって左様な下らぬクレームを鵜呑みにするな!  気にくわなければ異国人達が祖国へ帰国すれば良いだけの話だ。 何故日本の伝統ある名称を変更する必要がある?

かつて昭和の終わりくらいまで、藤崎八旛宮参道には「吉田司家」があり、毎年横綱が四股を踏んでいた時代があった・・・。 正に、盛者必衰の理を現す。

 

参道を下り、一の鳥居前の道路を渡って徒歩1~2分あたりに屋外ピザ屋がある。(ビニールハウス風)

 

 

安くて美味い! 基本的に、男は黙って「マルゲリータ」だが、「エビとトマトのバジルソース」と「4種チーズ」にも心が揺らぐ。

私は18歳で熊本を出て、学業終了後の22歳頃に半年程戻っていたくらいなので、飲食店やスナック等は20~30年前から残っている古い店舗しかわからない・・・。 「うなぎのとくなが」、「ステーキ・ミラノ」、「勝美食堂」や「洋食の橋本」といった、帰熊時にはほぼ必ず立ち寄るところばかりである。 全てガキの頃から親父や叔父御達に連れて行ってもらった店ばかりだが、現在ではこの店の味を弟(甥?)達と共に楽しんでいる。  今回、新しい店を開拓するのも楽しみである。

帰宅途中にワイン&チーズ専門店に寄りチーズを数種類購入。  夜は義弟、妹、甥、叔父御とチーズをパンを囓りながら赤葡萄酒を楽しむ。 〆はモツ鍋。 明日も早起きなので24:00過ぎ頃就寝。   

帰宅して両親がいない実家で一人寂寥感に包まれると、何故かガキの頃を思い出す・・・。 自分勝手で親不孝のまま・・・。 

親が生きているうちは甘えてばかりで、親孝行の真似さえ出来なかった事が悔やまれる。 枕を濡らして浅い眠りにつく。

それでは、また。 ごきげんよう。

 

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