ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

恐るべし、ファミリー…

2016-12-04 | ~ 育児 ~
クリスマスには早いが、
ジジババが娘を連れて、
「プレゼント買いに行っか?」
と、アピタに行った。

いつもは「ママいっしょ」
と言ってママから離れないが、
「プレゼントぉ、クリスマスぅ」となると
一緒じゃなければならないはずのママは、
こうなる。
「ママお仕事、どうぞ」と。
しかも、
御丁寧に手を添えて促してくれる。
「はい、行ってらっしゃい」
なんとも現金な子だ。
将来、パッと
手のひらを返すような子になるな…。
ともあれ、
娘から解放された私は仕事、仕事…。
仕事に夢中になって時間を忘れてしまっていた。
ちらっと時計に目を向けると、
出掛けてからかれこれ
2時間以上は経過していた。
「おいおい大丈夫か?」
おもちゃ選びにマヨマヨになっているのか?
そう思っていたら帰ってきた。
娘は車の中で眠ってしまって
ババに抱かれて帰宅した。
即、寝室に連れて行き、寝かした。
しめしめ、
眠っている間に娘が選んだというプレゼントを、
見てやれ。
おおやはり、と言うべきか、
来たな。
「シルバニアファミリー」
CMを見て、ずっと欲しいって言ってたのだ。
「これッって」
ご指定だったそうだ。

このfamily …私の子どもの頃から存在する
歴史あるfamily で、
付属の解説DVDを見れば、
「family を通り越してvillage じゃない」
どでかく成長していた。

目を覚ました娘は「マーマー」
1人寝室で寝かされていたことにご立腹。
超ご機嫌斜め。
「ジジババに良いが買ってもらったぜ〜」
と言うとプレゼントを思い出し、
「オープン オープン」
と開けさせた。
クリスマスの意味を教えたはずなのだが…。
まあこれで機嫌が良くなるのであれば良いか。
クリスマス前にオープンした
はじめてのシルバニアファミリーセット…
しかし、なんだか物足りない。
帰宅した主人はファミリーを見て、
「お父さんおらんぜ」
そうなのだ。
私お母さんもいないのだ。
一緒に解説DVDを見て、
「兄弟(姉妹)作ろ」
と主人は言うが、
娘は「パパママはいい」
弟妹はいらないと言う。
ここら辺意見が分かれる所だ。
なにせ娘は一人っ子という現状が大好きなのだ。

以下、DVDを見ている主人の独り言と、
私のツッコミと心情だが、
「この家、狭いぜ」
家具を入れたらキュキュだ。
「大きいの買おう」
繋げれるんだって。
「お、コテージだって、これが良い」
まず現実に即して生活させようよ。
なんで別荘やねん。
「この車欲しい、おおキャンピングカーか」
次カーポート欲しいって言うぜ。
「あ、クルーズボートもあるにか」
海どうすんねん。
ってか、
このうさちゃん、お金持ち…。
「島も売っとんのか?
海はブルーシートで作るか?」
雰囲気ぶち壊しだ。
「学校、良いな」
先生と生徒…どうすんの?
「こういうジオラマ作りたかったんだよ」
どこに設置するつもり?
「作ったら永久保存版だ」
自分の部屋のワンコーナーで楽しんでね。

娘より主人が、
このファミリーにハマった。
恐るべし、シルバニアファミリー。

と言うわけで、パパママサンタさんからの
クリスマスプレゼントは
このファミリーになった。

ちなみに、
今、娘は大喜びで、
「ファミリー、見るぅ」
と解説DVDを見て、
ファミリーの遊び方を学習し、
うさぎのショコラちゃんと
「学校行くゥ」
1日に何回も学校行っている。
ちょっと待て、
「さぁちゃん、幼稚園は?」
「行かないもーん」
そして、
「さぁちゃん、六歳」
「え!?」
飛び級した?