ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

生きること

2016-09-07 | ~ 育児 ~
食事を拒否して、
二週間が過ぎ…、
「こっくん出来るようになりました」
三度目の受診の、
経過報告である。

全盛期程ではないにしろ、
食べてくれるようになった。
娘の食べる様子を見ると、
「ホッとしますね」
「それは良かった」
「先生のおせんべいが効いたんですよ」
二度目の受診の際、
ソース味のおせんべいを娘に渡した。
こっくんはしなかったが、
もぐもぐもぐもぐもぐもぐ、
噛み砕いていた。
その後、べッと出したものの、
お口の中に物を入れる行為を取り戻した。
その次の日から、
固形物をこっくんする行為を復活させたのだ。

お腹の中に食べものを入れる行為、
つまり、食べる事は娘を生き生きとさせた。
元々元気な子だが、
食べていない時期と今では格段に
パワーが違う。
「お相撲、お相撲」
のこった、のこったと襲いかかる娘。
「うわー、お母さん負ける〜」
引き倒されること度々。
「全然違うよね」
パワーもさることながら、
目の輝きも、全然、違う。

目力の復活である。

食べる事は、
生きること。

食は人を良くすると書くが、
身に沁みて実感した。

娘が食事してくれた時、
「鬼の目にも涙だね」
ババちゃんが泣いた。

ありがとう、
心配してくれて…。

そして、
「美味しい〜」
娘にこう言って貰えて、
嬉しいです。