ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

尾上町をゆく(48) 尾上飛行場(3) 尾上飛行場の正門と特攻隊員の最後の別れ

2023-11-04 08:55:59 | 加古川市尾上町探訪

 

    尾上町をゆく(48) 尾上飛行場(3) 尾上飛行場の正門と特攻隊員の最後の別れ

 今回は、写真集から尾上飛行場の正門(写真上)と特攻隊員の最後の別れです。

     尾上飛行場の正門(写真上)

 次回も尾上飛行場の関連の写真集です。

 なお、写真・解説共に『加古川・高砂の昭和』(樹林舎)を参考にしています。

     別れの盃を交わす特攻隊員(写真中)

 昭和20年4月6日、沖縄に来襲する連合国軍に対応するため、陸海軍の特攻隊が編成され、本土や台湾から約350機が出撃しました。

 加古川飛行場でもこの日、出陣式が行われました。既に飛行機も並べられ、死に赴く悲しい出陣式でした。

 この後、熊本県菊池飛行場を経由し鹿児島県の知覧(ちらん)から出撃ました。

 <昭和20年・写真提供:上谷昭夫氏>

     別れの盃を交わす特攻隊員(写真下)

 飛行時間の少ない第1教育隊の練習生までも特攻を志願し、この日は2つの特攻隊員出陣式が行われました。

 整列した隊員たちの引き締まった裏情が印象的です。

 6月10日までに、彼らは沖縄の地に散華(さんげ)しました。

 加古川飛行場で記録された、彼らの最後の姿です。

 <昭和20年・写真提供:故、上木政範氏>







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