平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

好天に恵まれた観察会

2009-09-25 | 野草の観察


秋晴れの観察会は気持ちが弾みます。
午前中は開花調査
調査中気になった花より

   

 ダケゼリ 「セリ科」

 別名:カノツメソウ


以前、お聞きした名前ですが確認できずにいたので、
 この時期ですので気をつけて観察してみました。




最近新しいセリ科が入ってると言う情報を
戴き注意深く見て歩きました。




シャク 「セリ科」

あの癪に障るのシャク
種子が衣服にびっしり付いて取るのに大変
本当にシャクに触るのです
この時期にも咲くのですね


ありがとうございまいした。
楽しかったですとメール添えられた一枚の写真
此方こそ
ありがとうございました。
大きな三脚抱えて
大変でしたが写真も良く写ってますよ。





フッとこの季節珍しい紅色の花



メハジキ 「シソ科」

野原や道端に生える二年草
子供が茎を小さくきり目に貼り付けて遊んだので
その名が有るようです

このはなも最近あまり見かけなくなりました。




紅色の名残ばな
いいえ~今が盛りです
「そうかしら」

ゲンノショウコ 「フウロソウ科」
花後、長い嘴の有るさく果を結び熟すると炸裂し内側に
巻いてそれぞれ一個の種を飛ばす。

その花後の姿が神輿の屋根に似ているので
「ミコシグサ」とも呼ばれ親しまれています。




ヒメジソ 「シソ科」

イヌコウジュに良く似てて間違いやすいのです
葉を嗅ぐとシソの良い香りがします。
葉の鋸歯もはっきりしてて少ない。





良い気候になりました
草原を歩くのに一番 足の弱い友人を
リハビリにと誘ってみました



それぞれ気遣いながら
楽しげに話す・野外の散策はきっと
リハビリ効果大だった・・・かな






ヒメヒゴダイ






ヒメヒゴダイアップ

”たいへん、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
野草は、花の名前が難しいですね。
でも、楽しかったです。(^^♪”


メールに添えてあった開花し始めたヒメヒゴダイ
の写真嬉しい便りでした。








ヤブツルアズキ

立派な種をつけて堂々と雄蕊10本と雌蕊1本
竜骨弁の間に挟まれて曲がる

豆果は垂れ下がり黒渇色4~5cm
小豆に似ていて藪にあるので
ヤブツルアズキと言われるようです。




   

 ミツバベンケイソウ 「若い茎」

 「ベンケイソウ科」



葉の付き方が3枚が輪生してる所から
付いた名前です。

若い株では時に対生になり・輪生も4・5枚と
輪生する事があり一概に
3枚の輪生と言うわけでは無いようです。

人にも色々有るように
花にも色々あるのでしょう





あの暗い中で
頑張って写しましたネ



ジンジソウ 「ユキノシタ科」

葉はダイモンジソウに比べやや深く分裂しているので
モミジバダイモンジソウとも言われます

花弁は5個下の2枚が長く下がり
上の花弁とあわせ「人」という字に見えるので
ジンジソウと呼ばれています。




開花調査参加者  25名


 

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快晴の野草勉強会

2009-09-09 | 野草の観察



今年何度目かの快晴の野草勉強会
平尾台には青い空が似合います~少しドライブ
のんびりとした山里へ


豪雨の影響で野草の開花予想が
経てにくい
この頃ですが自然はやはり
自分の目覚めを忘れてないようです。


下見では大きな蕾
開くかなと心配していましたが~ありました。

良く咲いてくれましたね「ありがと~う」

ツルニンジン 「キキョウ科」

根が朝鮮人参に似てる事から
付いた名のようです。

朝鮮人参の偽者として使われる(増量材)ことも
有るのでご用心








咲き始めた淡いピンク



ミゾソバ 「タデ科」

別名<ウシノヒタイ>葉の形が牛の顔(額)を思わせる
事によるものですが
咲き始めはそれほど顕著ではありません。


とりどりのピンクが溝をピンクに染めるのも
もうすぐです。









マルバノホロシ 「ナス科」

普通淡紫色の花をつけるが
まれに白い花をつける。

オオマルバノホロシも(葉先がマルバノホロシほど尖ってない)
有るようなので区別は難しい。


野に出るとすぐ子供の頃の遊びを見つけて
誰も其処を動こうとはしない

自然のめぐみを身体一杯にうけて
大きな子供に返ります。


パーンという高い音に行ってみると
カラムシの葉で




誰が一番大きな音を!

楽しそうに競っています。






イヌコウジュ 「シソ科」

枝先に花穂を出し淡紅色の小さな唇形花を多数付ける。
イヌコウジュは全体に細毛が多く葉の鋸歯は浅く目立たない。




このはなのたね
花の割には大きな種を付けるのです。




スズサイコ 「ガガイモ科」

蕾が鈴に似て、全体がミシマサイコに似ている事から
スズサイコと呼ばれています。


早朝・夕方にしか開花を見せてくれない
このはなですが種は花の割りに大きいのです。


秋の定番です




ヤマジノホトトギス 「ユリ科」

花が茎の先や葉腋に付くのでヤマホトトギスとの
違いです。




ムラサキシジミ?


花のときは白い穂状花
実になると真っ黒






クロキ 「ハイノキ科」


モチノキに似てるのですが
枝に顕著な稜があるので確かめてくださいね




<お詫び>

前期の観察会で「ヤナギタンポポ」の
観察をしましたが




古くからの先輩諸氏に教えていただいた
「ヤナギタンポポ」


花が違ってるようだと言う ご意見を
戴き、実物を観察に行って来ました。





ヤナギタンポポ花 「キク科」
違っていますね~

花はコウゾリナの花のように八重
なのです。





ヤナギタンポポ 葉

セイタカアワダチソウの葉に鋸歯がある感じ


花の形と言い葉の形全然違うものでした
花系の茶褐色が印象的でした。

百聞は一見にしかずと申しますが
見てきまして、違いがはっきり解かり、此方で探す
手がかりが出来ました。

遠く案内して戴き感謝しております。
ありがとうございました。


今の時期見れる花

イチビ  タカサブロウ イワギボウシ タンキリマメ
エノキグサ  ツリフネソウ オオイヌタデ  トキリマメ
オオニシキソウ  ナンバンギセル オトコエシ  ニラ 
オミナエシ ネコハギ カエデドコロ  ノアズキ
ガガイモ  ハスノハカズラ カワラケツメイ  ヒナノキンチャク 
キクイモ  ヒメオトギリ キセワタ  ヒメシロネ 
キツネノマゴ  ホソバノアキノノゲシ クズ  ボタンズル
 クルマバナ  ホドイモ クワクサ  マツカゼソウ 
ゲンノショウコ  ミシマサイコ コニシキソウ  ミズタマソウ
 コバノギボウシ  ミツバ コヤブタバコ  ミヤマウズラ 
サネカズラ  メドハギ センニンソウ  メハジキ 
タカサゴユリ  ヤブタバコ



本日の観察者 25名


チョット、ドライブ気分を味わった
のんびり観察会でした。

参加者が多いと誰もが、良く観察できるように
広い場所
踏み荒らさないで観察できる場所などと考えながら
場所探ししています。


平尾台の自然、草花大好き人間の私達
心優しくいたわり合いの、こころを忘れないで
野花を見守っていきましょう。


おつかれさまでした。
次回9/25日ですよろしくお願いいたします。

編集 作成 森 ふさ恵 







 

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