驚異的な暑さはお盆を過ぎても続いています。
萎えてしまいそうな身体に鞭打って勉強会のメールを流す
何と28人もの方が参加
暑さに負けてなど要られませんシッカリ頑張らねば
何時もは調査より開始するのですが、
午前中の涼しい内に昨年の成果を見学に広谷まで
2班に分かれて観察
ロープを張った人工湿原は、踏み跡も無く今まで通路になっていた部分
一面にサギソウが咲きそろっていました。
サギソウ 「ラン科」
通路が土砂で壊れたり、撮影の為踏みこまれて絶えそうに
成っていたサギソウたち元気に嬉しそう
湿原の野焼きをしなくなって十数年、このままでは
湿原は姿を消してしまうと危惧されながら放置されて、
本当の（県指定の）湿地には花影もまばら このままで良いのでしょうか？
せめて此方の湿原だけでもと手を入れてみましたが、春には草刈、
等して成果を確かめてみましょう。
ゴマノハグサ 「ゴマノハグサ科」
遅咲きのゴマノハグサ
今年は場所によって様々な場所で
咲いています。
ヒメヨモギ 「キク科」
地味な花、花なのと言いたいのですが写真でアップにしてみると
想わぬ姿を見せてくれます。
午後からは開花調査に入ります。
何時もの行動が反対になると、右往左往と足並みが揃いませんネ
ヒメキンミズヒキ 「バラ科」
キンミズヒキの豪華さに比べ小さくひっそりと見忘れてしまいそうな
優しさが、目を引きます。
ツルマメ 「マメ科」
茎には褐色の下向きの短毛が多く紅色の小さな
花を付ける 大豆の原種といわれています。
ツチアケビ 「ラン科」
腐生植物で蚊の多いところに自生するので
中々勇気が要ります
ウインナーソーセージの様な実をつけて美味しそうですが
食べる事は出来ないそうです。
イガホウズキ 「ナス科」
デコボコの実を付けますが花は白くて可愛い
ナス科独特花です。
各コースへ分かれた会員さんから
続々と花情報が入り、見事な写真を見ながら
勉強会や楽しい反省をしています。
ヒナノキンチャク 「ヒメハギ科」
小さなキンチャクを付け始めています
僅、数ミリのこの花を
明確に写して、感激をみんなに伝えてくれます。
サイヨウシャジン
暑さで小さくなっていましたシャジンさんも朝夕が凌ぎやすくなると
美しさを増し大きな円錐状の花柱で、初秋の野を飾ってくれます。
今月のメインは
一昨年この花に出合った友人が、気付かずに
踏み折れた部分を、持ち帰り刺し芽で栽培に成功したものを
観測センターへ寄贈し、開花したはな
マネキグサ 「シソ科」
今では危険な尾根沿いでしか見られなくなり、探して登っても
踏み倒しや、環境の変化が心配なため
皆さんが何時でも見れるようにセンターへ植えていただきました。
地味な花ですが九州では此処でしか
見れない絶滅危惧種です
花苗を寄贈して
下さった友人へ感謝しています。
今月の観察者＝28名開花調査
アカバナ
オトコエシ
ボタンヅル
暑い中の調査お疲れさまでした。
次回は9月8日（水曜日）です。
お身体に気をつけて参加ください。
野草勉強会への参加方法についてお問い合わせがありましたので
おしらせいたします。
http://www.hiraodai.jp/sato/kobo/index.html
平尾台自然の郷ホームページに
アクセス下さい。
新規受付は来年3月より、
市政だよりや自然の郷インホメーション等で受付しております。
