平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

快晴の野草勉強会

2009-09-09 | 野草の観察



今年何度目かの快晴の野草勉強会
平尾台には青い空が似合います~少しドライブ
のんびりとした山里へ


豪雨の影響で野草の開花予想が
経てにくい
この頃ですが自然はやはり
自分の目覚めを忘れてないようです。


下見では大きな蕾
開くかなと心配していましたが~ありました。

良く咲いてくれましたね「ありがと~う」

ツルニンジン 「キキョウ科」

根が朝鮮人参に似てる事から
付いた名のようです。

朝鮮人参の偽者として使われる(増量材)ことも
有るのでご用心








咲き始めた淡いピンク



ミゾソバ 「タデ科」

別名<ウシノヒタイ>葉の形が牛の顔(額)を思わせる
事によるものですが
咲き始めはそれほど顕著ではありません。


とりどりのピンクが溝をピンクに染めるのも
もうすぐです。









マルバノホロシ 「ナス科」

普通淡紫色の花をつけるが
まれに白い花をつける。

オオマルバノホロシも(葉先がマルバノホロシほど尖ってない)
有るようなので区別は難しい。


野に出るとすぐ子供の頃の遊びを見つけて
誰も其処を動こうとはしない

自然のめぐみを身体一杯にうけて
大きな子供に返ります。


パーンという高い音に行ってみると
カラムシの葉で




誰が一番大きな音を!

楽しそうに競っています。






イヌコウジュ 「シソ科」

枝先に花穂を出し淡紅色の小さな唇形花を多数付ける。
イヌコウジュは全体に細毛が多く葉の鋸歯は浅く目立たない。




このはなのたね
花の割には大きな種を付けるのです。




スズサイコ 「ガガイモ科」

蕾が鈴に似て、全体がミシマサイコに似ている事から
スズサイコと呼ばれています。


早朝・夕方にしか開花を見せてくれない
このはなですが種は花の割りに大きいのです。


秋の定番です




ヤマジノホトトギス 「ユリ科」

花が茎の先や葉腋に付くのでヤマホトトギスとの
違いです。




ムラサキシジミ?


花のときは白い穂状花
実になると真っ黒






クロキ 「ハイノキ科」


モチノキに似てるのですが
枝に顕著な稜があるので確かめてくださいね




<お詫び>

前期の観察会で「ヤナギタンポポ」の
観察をしましたが




古くからの先輩諸氏に教えていただいた
「ヤナギタンポポ」


花が違ってるようだと言う ご意見を
戴き、実物を観察に行って来ました。





ヤナギタンポポ花 「キク科」
違っていますね~

花はコウゾリナの花のように八重
なのです。





ヤナギタンポポ 葉

セイタカアワダチソウの葉に鋸歯がある感じ


花の形と言い葉の形全然違うものでした
花系の茶褐色が印象的でした。

百聞は一見にしかずと申しますが
見てきまして、違いがはっきり解かり、此方で探す
手がかりが出来ました。

遠く案内して戴き感謝しております。
ありがとうございました。


今の時期見れる花

イチビ  タカサブロウ イワギボウシ タンキリマメ
エノキグサ  ツリフネソウ オオイヌタデ  トキリマメ
オオニシキソウ  ナンバンギセル オトコエシ  ニラ 
オミナエシ ネコハギ カエデドコロ  ノアズキ
ガガイモ  ハスノハカズラ カワラケツメイ  ヒナノキンチャク 
キクイモ  ヒメオトギリ キセワタ  ヒメシロネ 
キツネノマゴ  ホソバノアキノノゲシ クズ  ボタンズル
 クルマバナ  ホドイモ クワクサ  マツカゼソウ 
ゲンノショウコ  ミシマサイコ コニシキソウ  ミズタマソウ
 コバノギボウシ  ミツバ コヤブタバコ  ミヤマウズラ 
サネカズラ  メドハギ センニンソウ  メハジキ 
タカサゴユリ  ヤブタバコ



本日の観察者 25名


チョット、ドライブ気分を味わった
のんびり観察会でした。

参加者が多いと誰もが、良く観察できるように
広い場所
踏み荒らさないで観察できる場所などと考えながら
場所探ししています。


平尾台の自然、草花大好き人間の私達
心優しくいたわり合いの、こころを忘れないで
野花を見守っていきましょう。


おつかれさまでした。
次回9/25日ですよろしくお願いいたします。

編集 作成 森 ふさ恵 







 

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