平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

とうとう あめ の観察会

2010-06-25 | 野草の観察

昨日までの予報では午後から雨~AM6時に出発キヌガサダケの様子を見てみる。
何処も咲いてない、ガッカリしながら上がって来ると、ポツリ雨粒 梅雨入りだからしょうがないですね



みなさんが集まるころには土砂降り
何時もの元気な面々、観察だけでもしょうと出かけます。


歩き始めるとすぐ



ニホンタンポポ


この頃までセイヨウタンポポに埋め尽くされていた所に
見慣れぬタンポポ 額が反り返ってないのです。
周りを見ると彼方此方に咲いています。
時期を遅らせて咲くのでしょうか?

雑種も沢山入って来てると言う事ですので
確定ではありません。




ノハラテンツキ

カヤツリグサ科の植物は、難しくて調査外にしてますが
この可愛さには、思わず写真を写してしまいます。






雨だけでなく風も強いのです
雨具の不備だった方は、濡れたようで
風邪引かないかと心配。






オカトラノオ

咲き始めのオカトラノオが、其処彼処に
姿を見せ始めます。



雨の中、賑やかな開花はみれませんが、
何時もの花さん達が、静かに開花を待ちわびています。

        

 

 

 ヤマカシュウ

 コイケマ

 

 

 クヌギ

 クワ



木々の間ではアブラギリが終わり



アカメガシワ 「雄花」
満開




周囲の田畑に下りてみると見知らぬ花達





群生していましたが
名前は不明ただ今調査中です。







此方も「トウバナ」かと想いましたが違っていました。
「ミゾコウジュ」かなと調中です
ご存知の方は教えてください。


風雨が強く広谷の調査を中止

日曜日、雨の中でしたが先日の事が気になるので登ってみました。




ノハナショウブが、一面に咲きほこり
湿地には踏み後もなく
何時もは踏まれて絶えてしまう小さな花さん達の
芽が生き生きと嬉しそうでした。

みなさんチャンと守ってくれてるのですね
無粋なロープでご迷惑おかけます。
よろしくお願いします。

湿原が綺麗に回復したらまたロープをはずして
観察できるようにしたいものです 一度失われた自然は
回復するのに相当な時間が掛かるようです。

行政は、駄目になってしまって慌てて
数億のお金を使って回復させますが、もっと前に
市民の願いを聞いて欲しいと思います。






雨にも係らず沢山の

参加者:26名

野草・自然・平尾台が大好きな方々です。


ラン系の花はアップを控えております
幾ら頑張っても、持ち帰る登山者が耐えません。
悲しい事です。





風雨の中
おつかれさまでした。


次回観察日

日時:7月14日(水曜日)
時間:9:30分

場所:平尾台自然郷 花工房

お忘れの無いようお集まり下さい。








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野草勉強会

2010-06-09 | 野草の観察

今年は野焼きの遅かった所為なのか、天候不順の為か
開花が何時もの年より遅いが、そろそろ湿地では花が咲き始めてきました。


武将の振る采配に似てる事から



サイハイラン


本日は以前よりより考えてた事を実行の日
まず、一直線で現地へ
兼ねてより人口湿地として、省みられなかった所でした。
最近の荒らされ様は、酷く外部の方からも
何とか手を打って欲しいとの要望もあり、市長メールを
入れたり、苅田の役所を訪問したりしましたが、お役所はお忙しい様で
何とも前へ進む気配はも、はかばかしい動きも無いので

自分達でやるしかないと、
花芽の、沢山出ている踏み荒らしに会いそうな所に、ロープを貼る事にしました。

費用は数年前から
参加者から戴いた、お茶代や資料の費用を少しづつ溜めたものから
捻出、足りない分は、またこれからです。
10年近くこの会をしていますが、自主的な行動は
初めてです。結果が良い方へ向かうことを信じて
参加者全員での作業としました。

作業の最中に、どんどんヤブの中を駆け下りたり、
「石の上だったら良いですね」の発言に

何とも、やりきれない悲しい想いです。

作業終了
皆さんおつかれさまでした。





ゼンゼンロープも杭も足りなかったのですが
目がウルウルして来そうです

青く晴れた空が
野草たちの未来を見つめているようです。






白いノアザミとピンクのアザミ
土壌の所為か数種類の色を見ることが出来ます。





セイヨウノコギリソウ 「キク科」

円らな小さな花の塊、よく見るとかわいいのです
道路工事の土に混ざって繁殖したのではと、
言われていますが何処から来たのか聞いて見たいです。




広谷台

丁度、田植えのシーズンで
この時期には
こんなに田が、有ったのだと美しい景色にウットリです。

またこの場所はヤマツツジの多い場所としても
知られています。





ヤマツツジ 「ツツジ科」

少し違う色の躑躅なのですが、想うように色が出せないので
苦労して普段着に加工してお詫びの積り((;^〇^;))



昼食を終え、もしかしたら
会えそうな花さんのところへ






鬼の唐手岩


昔は「鬼の唐戸」だったのですが
貫山系から続く岩様を、「唐戸」戸に見立てて大きいので
オニノカラトと言われていたらしい。

現在のパンフレットには「鬼の唐手岩」と書いてあって
調べて見ますとK氏のブログ「ある公園・・・」に

昔「オニノカラト」は修験道のヨウサイで、かつてはノゾキという修行の場であった。
と言う貴重な説明が載っていました。

それが1968年発行の登山ガイド地図辺りか
オニノカラト・オニノカラテと言いつつがれる様に、成ったのではとあります。

 「鬼の空手チョップが石灰岩に食い込んでいる」という
説明を昔、師匠から聞いたのを思い出し

それが、「鬼の唐手岩」と呼ばれる原因であったと悟りました。

それで良いのかなの疑問も残ります。


唐戸の下は小さな滝になっていて
少し遅くて見損なった花を見ることが出来ます。




バイカウツギ 「ユキノシタ科」


一重に大きな心弁をつけたウツギの中でも
一番美しい花です。

写真は少し暗すぎたみたいです。

また小さな花です




ハマクサギ「クマツヅラ科」

クサギとは全然違う花を咲かせます
葉を、揉むと臭いのです。





一面緑に染まった草原
その中に小さな花たちが芽吹いています
散策は登山道だけにして、新たな道は出来るだけ作らない様に。

作業に時間がかかり回れなかった
草原のオトコヨモギに寄生する植物。

      

 オカウツボ 「ハマウツボ科」

 オカウツボ(シロ)



心配されていたオカウツボも元気に咲いてくれました。
アルビノと想われる白いオカウツボ案外彼方此方に咲いてるようで
土壌の違いではなさそうです。

随分と長い編集となってしまいました

参加者数:26名
作業応援:1名

以上おつかれさまでした

次回は、
日時6月25日(金曜日)
時間:9:30分
場所:平尾台自然の郷
教室:花工房

そろそろ梅雨に入りそうです
これまで天候に恵まれましたが次回は
雨具が必要かもしれません。
お身体にご注意の上ご参加戴きますように。

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