*2017年5月3日撮影
桜の花は盛りをすぎて、遅咲きの八重桜の時期になっています。
かわってリンゴやナシなどの果樹の花が咲いています。
今日は、そのなかでリンゴの花をごらんください。
今日紹介するのは「緋の衣」という名のリンゴの花です。
北海道開拓を命じられた旧会津藩士が、現在の余市町の地でリンゴを育てた話は、NHKの朝ドラでもやったのでご存知の方も多いと思います。
その会津のリンゴ侍が育てた「緋の衣」の苗木が、余市町から会津若松市に寄贈され、その一部が会津運動公園の片隅に植えられました。
今、花が咲いています。
*2017年5月3日撮影
思ったよりも大ぶりの花でした。
花びらの一部分がピンク色になって、とても美しい花です。
*2017年5月3日撮影
リンゴが珍しかった当時、「緋の衣」はたいへんおいしいと評判だったそうです。
最近食べた人の話では、「紅玉」のように酸っぱいリンゴだったというのですが、真偽のほどは分かりません。
花はすばらしいと思います。
*2017年5月3日撮影
さてこちらは「緋の衣」の結実を助けるための、受粉樹として隣に植えられている「ふじ」リンゴの花です。
「緋の衣」よりは小ぶりですが、桜よりは大きい花です。
ほぼ真っ白な花が咲いています。
リンゴの花としてよく見る花は、こういう感じのような気がします。