*2018年5月15日撮影
田植えが始まりました。
田の畦は徹底的に除草されています。
それでも水路の中にわずかに生き残った、スカシタゴボウを撮影しました。
スカシタゴボウというのは変な名前ですが、「透し田牛蒡」と書くそうで、意味は不明とされています。
ごく小さな4弁の黄色い花をまとまって付けます。
*2018年5月2日撮影
スカシタゴボウは田んぼに生えます。
田の中や畦や、水路の中に生え、田んぼ以外の場所で見かけることはありません。
なので「田牛蒡」というのは、田に生えるゴボウという意味ではないかという説があります。
スカシタゴボウは若い葉や根を食用にすることができ、油炒めや天ぷらなどにします。
根はゴボウのような外観はしていなくて細くて白いのですが、きんぴらなどにするとゴボウのような香りがするというのです。
それで「透かし」とは何かといえば、葉の切れ込みが大きくて向こう側が透けて見えるということだというわけです。
由来のわからない名前なので、さまざまな見解が生まれているようです。
*2018年5月1日撮影
今月初めに花のアップを撮ったものです。
まだほとんどつぼみで、あまり咲いていませんが、小さな花の集合であることだけは伝わると思います。
後ろに見える白い花はタネツケバナです。タネツケバナもほぼ田んぼにしか生えません。
ついでに、2番目の写真のスカシタゴボウの後ろに見える花はハルジオンです。まだ刈られていない頃の畦の景色です。
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