さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

アカガネコハナバチ

2019-09-13 22:34:41 | 昆虫

*2019年9月13日撮影

 先週末から今週初めにかけて、台風とともに猛暑が復活していました。
 台風が去るとともに、気温も落ち着き、昨日からは秋の風が吹いて爽やかな気候がやってきました。
 今日も曇り空ではあっても、時々日が差し、ようやく秋です。

 アカガネコハナバチというごくごく小さなハチに出会いました。
 蜜や花粉を求めて花に集まるハチを総称してハナバチといいますが、その中でも特に小さいハチをコハナバチと言います。
 コハナバチはなかなか種の特定が難しいのですが、比較的分かりやすいのがアカガネコハナバチです。
 アカガネというのは銅のことで、銅色をしているコハナバチというわけです。





*2019年9月1日撮影

 コハナバチは体長1cmに満たないものが普通です。
 アカガネコハナバチも体長は7mmくらいで、大きいものでも9mm程度と思われます。
 花にとりついている姿よりは、草の葉の上で休んでいる(?)姿をよく見ます。





*2019年8月24日撮影

 アカガネコハナバチは地中に巣を作り、集団で生活するそうです。
 ミツバチやスズメバチなどは、集団生活をする「社会性昆虫」として知られていますが、コハナバチでは集団生活をするものは少ないようです。

 今回とりあげた写真のコハナバチは、皆触覚が長いので雄ではないかと思われます。
 雌はもっと触覚が短いようです。


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