
*2019年12月1日撮影
12月になりました。
今朝はかなり冷え込みましたが、まだ雪は降りません。天気は上々でした。
会津の鶴ヶ城のお堀には、カモ類がたくさん集まってきています。
そんな中に、ミコアイサの姿を見つけました。
ただ、これは残念ながら雌のミコアイサです。
残念というわけは、雄のミコアイサは別名を「パンダガモ」と言って人気のカモだからです。
それでも鶴ヶ城のお堀にミコアイサがやってくるのは極めて珍しいのではないかと思うので、貴重な写真です。

*2019年12月1日撮影
パンダガモと呼ばれるわけは、白い体に目の周りの大きな黒い模様がパンダのようだということです。
雌の場合には、頭や体が白くないので、パンダというにはちょっと違うかなということになりますが、目の周りが黒いことは同じです。

*2019年12月1日撮影
さて、岸辺にもう1羽のミコアイサが寝ているのを発見しました。
これは雄のようですが、頭や背がやっぱり真っ白ではありません。
成鳥ではない若い雄なのか、あるいは冬に向かって換羽中のエクリプス(カモ類の夏の姿)なのかもしれません。
換羽中の雄ならば、しばらく観察すれば、白い「パンダガモ」に変身するかもしれません。
もちろん、それまでずっといてくれればの話ですが。